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市民開発者フローを理解する
市民開発者のためのフローによって、組織内のユーザーが日々の作業を簡単に行えるようにするための有人自動化を共有し、業務部門や CoE によってレビューしてもらうことができるようになりました。自動化の開発・実装フローをサポートする特定のロールや共同作業者ロールが用意されています。このフレームワークでは、市民開発者の自動化のライフサイクル全体を管理する主要なツールとして、Automation Hub や Studio を活用します。
市民開発者の自動化が、このフローの基盤です。これは、低リスクで複雑度が低いまたは中程度の作業、アクティビティ、または業務プロセスのために作成されたすぐに使用できるコードであり、ユーザーはこのコードを Automation Hub に直接アップロードできます。
自動化の提出プロセスは、市民開発フローに関連して作成された、専用のロールと共同作業者ロールに基づいて規定されます。これによりシステム管理者は、専門家のグループを招集し、そのメンバーに、一般利用に向けて自動化フローを促進する具体的な作業を割り当てることができます。
以下に、自動化フローをサポートするために作成されたロールと共同作業者ロールのリストを示します。
共同作業者ロール |
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[共有] ボタンにより、カスタマイズした自動化提出フォームを使用して、市民開発者 (セルフ ユーザー) と市民開発者 (パワー ユーザー) が自動化を共有できます。
すべての自動化は、レビュー プロセスを経たのちに多数のユーザーが利用できるようになります。市民開発者が自動化を共有すると、この自動化は自動的にレビュー プロセスに送られます。レビュー プロセスには以下のステージがあります。
- ビジネス レビュー – ビジネス レビュー担当者が実施します。その範囲は、自動化がより多くのオーディエンスにメリットをもたらす可能性を評価することと、潜在的利用者の関心を予測することです。
- 技術レビュー - 技術レビュー担当者が実施します。その範囲は、コード品質をチェックすることと、多数のユーザーが自動化を利用できるかどうかを確認することです。
自動化を実装する前に、次の操作が可能です。
- CoE の作業に向けて承認: [開発の種類] が CoE に変更され、[審査] フェーズの [承認済み] ステータスになります。[実装] フェーズに必要なすべてのアクションを実行するために、プロジェクト マネージャーを共同作業者として割り当てます。
- 市民開発者の作業に向けて承認: 自動化を [開発] フェーズの [開始前] ステータスに移します。市民開発者 (パワー ユーザー) は [実装] ビューにアクセスして自動化を選択し、さらに開発を進められるようになります。
レビュー プロセスを促進するために、[自動化案件] モジュールに以下のビューが装備されました。
- すべて: すべてのフェーズとステータスにある自動化をすべて含むリスト。
- レビュー: アイデア、評価、ビジネス レビュー、および技術レビューのフェーズにある自動化を含むリスト。
- 意思決定案件: 技術レビュー フェーズにあり、ステータスが [再作業が必要] である自動化を含むリスト。
- 実装: 分析、ソリューション設計、開発、およびテストのフェーズにある自動化、または審査フェーズにありステータスが [承認済み] である自動化を含むリスト。
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本稼働: 本稼働フェーズにある自動化を含むリスト。
共有された各自動化の目標は、Automation Store で利用できるようにすることです。Automation Store で自動化をリクエストまたは取得して、UiPath Assistant の接続を利用してそれらを日常業務に組み込むことができます。