- リリース ノート (公共部門向け)
- 基本情報
- 権限
- ロール別の開始方法
- 管理コンソール
- 作業スペース
- 探索
- アイデアまたは自動化の共有
- ダッシュボード
- マイ タスク
- 通知
- メール通知
- リソース
- Studio との連携
- Task Capture との連携
- Automation Store
- その他のリソース
Automation Hub ユーザー ガイド (公共部門向け)
アイデアのレビュー フロー
共有方法に応じて、アイデアはさまざまなレビュー フェーズを経て処理されます。
-
アイデアの承認者がアイデアをレビューします。
承認者は、[自動化案件] > [レビュー] ビューにアクセスして、アイデアを承認、重複としてマーク、または却下できます。承認されたアイデアは [評価] フェーズに移行され、[作業スペース] > [自動化案件] > [レビュー] ビューからアクセスできます。
注: アイデアを承認する前に、業務管理者が割り当てられているかどうかを確認してください。割り当てられていない場合、アイデアの承認者がアイデア フェーズの [承認] フェーズへの移行を選択するときに、業務管理者を割り当てることができます。ダイアログが表示され、現在割り当てられている業務管理者を確認するメッセージが表示されます。業務管理者が存在しない場合は、選択できます。 -
アイデアが承認されると、そのアイデアに割り当てられた業務管理者に、詳細評価の入力を依頼する、評価への招待が送信されます。招待はメールで送信されますが、[マイ タスク] > [未完了] セクションからもアクセスできます。業務管理者は情報を絞り込み、タスク/プロセスに関連する詳細評価を入力します。詳しくは、「詳細評価を入力する」をご覧ください。
現在は、詳細評価を提出する権限を持つユーザーは評価に入力して保存し、フェーズとステータスを表示モードから審査フェーズと [レビュー待ち] に更新する必要があります。
-
プログラム マネージャーがアイデアをレビューし、実装フェーズに移行すべきかどうかを判断します。
[作業スペース] > [自動化案件] > [意思決定案件] ビューで、審査フェーズにある、レビューが必要なすべてのアイデアを含むリストにアクセスします。
アイデアの実装に必要な作業の複雑さに基づいて、プログラム マネージャーは次の 2 つのアクションのいずれかを選択できます。
- CoE の作業に向けて承認: アイデアに、CoE の実装チームによる開発プロセスを適用します。
- 市民開発者の作業に向けて承認: アイデアを現実化し自動化にするため、市民開発者による開発が進められます。この自動化は、低リスクで複雑度が低いか中程度の作業、アクティビティ、またはプロセス向けに作成されたすぐに使用可能なコードです。
- プログラム マネージャーが選択したフローに基づいて、次の 2 つの場合が考えられます。
4.1 CoE の作業に向けて承認
- アイデアのフェーズが「審査」に、ステータスが [承認済み] に更新されます。プログラム マネージャーは、共同作業者としてプロジェクト マネージャーを追加する必要があります。それには、[アイデア プロファイル] > [共同作業者] セクションにアクセスし、プロジェクト マネージャー ロールを持つユーザーを追加します。これによって、追加されたユーザーは [実装] フェーズの間、その特定のアイデアに必要なすべてのアクションを実行できるようになります。
-
割り当てられたプロジェクト マネージャーは、その特定のアイデアに関連するアクションを必要な順番で実行できますが (このステップを開始する特定のフローは存在しません)、主に注力するのは、次のような項目です。
- 他の共同作業者を追加します。たとえば「ビジネス アナリスト」や「RPA 開発者」のロールを持つユーザーなどです。
- [自動化プロファイル] – [詳細] セクションの [編集] ビューに表示されるドロップダウンで、アイデアのフェーズとステータスを更新します。
- プロジェクト計画を作成し、[費用便益分析] セクションでコスト予測を監視します。
- 共同作業者に対して、関連するアイデアのドキュメントの提出を促します。現行 (AS IS) のプロセスと自動化後 (TO BE) のプロセスのドキュメント (PDD、SDD、DSD) などです。
- RPA 開発者に対して、再利用可能な部品のギャラリーの検索や、作成した部品のアップロードを促します。これによって、業務管理者、プロジェクト マネージャー、および [部品] セクションの編集権限を持つ共同作業者が、開発時にその特定のアイデアに再利用可能な部品をリンクできるようになり、この自動化プロファイルを検索する可能性がある他の RPA 開発者と知識を共有できます。
- 実装が完了したら、プロジェクトの現状を反映するように、自動化の見込み (%)、コスト、およびプロジェクト計画を更新します。それには、[費用便益分析] を編集して、最新の情報を入力します。
- 必要な実装フェーズが完了したら、プロジェクト マネージャーは、自動化の実装完了を反映するためにアイデアのフェーズを「本稼働」に更新します。
4.2 市民開発者の作業に向けて承認
- [実装] ビューに表示されるアイデアのフェーズが「開発」に、ステータスが [開始前] に更新されます。
- 市民開発者 (パワー ユーザー) は [実装] ビューにアクセスしてアイデアを選択し、さらに開発を進めます。
- 開発が完了したら、市民開発者 (パワー ユーザー) がアイデアを技術レビューに移行します。
- 技術レビュー担当者がコード レビューを実施し、更新が不要の場合は、その自動化を承認してフェーズを「本稼働」に変更します。
アイデアの基本情報、詳細評価、および業務管理者の割り当てに関する詳細を保存すると、割り当てられた業務管理者に、詳細評価のレビューを依頼する評価への招待が送信されます。
招待はメールで送信されます。この割り当てにはタスクも割り当てられ、[マイ タスク] > [未完了] セクションからアクセスできます。
現在は、詳細評価を提出する権限を持つユーザーは評価に入力して保存し、フェーズとステータスを表示モードから審査フェーズと [レビュー待ち] に更新する必要があります。