Communications Mining
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Communications Mining アクティビティ
最終更新日 2024年5月13日

Communications Mining Dispatcher Framework

Communications Mining Dispatcher Framework は、公式にサポートされている UiPath® テンプレートであり、Communications Mining を使用したプロジェクトの開発を迅速化します。

このフレームワークを使用すると、Communications Mining ストリームを簡単に利用できます。「ストリーム」をご覧ください。構成情報とビジネス ロジックを入力すると、ストリームの消費と Orchestrator キューの作成はフレームワークによって処理されます。

注: Communications Mining でストリームが構成済みであることを確認してください。「ストリームを作成する」の手順をご覧ください。

このフレームワークには、Studio のオフィシャル テンプレートから直接アクセスできます。

構成

まず、Data フォルダー内の Config.xlsx ファイルで設定を行います。[Settings] タブには以下の 5 つの設定があります。

設定

説明

備考

CommunicationsMiningProjectNameデータセットを含むプロジェクトの名前です。N/A
CommunicationsMiningDatasetNameストリームを含むデータセットの名前です。N/A
CommunicationsMiningStreamNameストリームの名前です。N/A
RunContinuouslyストリームが空の場合にプロセスをアクティブな状態に維持するには、True に設定します。 継続的にポーリングし、新しいコミュニケーションがストリームに追加されるまで待機します。
PollWaitTimeストリームのポーリング間の一時停止の時間です (秒単位)。継続的に実行中の場合にのみ適用されます。 Continuously
注: プロジェクト、データセット、ストリームの API 名を使用するようにしてください。プロセスを正しく実行するために、タイトルの使用は避けることをお勧めします。
上記の情報を Config.xlsx で構成すると、Dispatcher Framework は構成したストリームを対象にするようになります。次に、どのコミュニケーションをどの Orchestrator のキューに送るかを判断するビジネス ロジックを定義します。

ビジネス ロジック

ビジネス ロジックは Framework フォルダーの GetDestinationQueue ページで構成します。
この GetDestinationQueue ページには以下が含まれます。
  • 1 つの入力: 現在処理中の Communications Mining の Result
  • 2 つの出力: Destination Queue Name および Destination Queue Folder

このページでビジネス ロジックを構成し、この 2 つの出力をユース ケースに適した値に設定できます。

Communications Mining の Result の型では、ユーザーを支援する関数がいくつか提供されています。以下に例を示します。
  • in_Communication.LabelExists("Address Change") を使用すると、現在のコミュニケーションにラベルが存在するかどうかを確認できます。
  • in_Communication.EntityExists("policy-number") を使用すると、現在のコミュニケーションにエンティティが存在するかどうかを確認できます。
  • in_Communication.GetEntity("policy-number").FormattedValue = "123" を使用すると、エンティティに特定の値があるかどうかを確認できます。
これらのヘルパー関数を自身のビジネス ロジックと一緒に適用して、どのコミュニケーションを特定の Orchestrator のキューに追加するかを決定します。それに応じて、Destination Queue Name および Destination Queue Folder の値を設定します。

プロセスを実行する

プロセスを実行するには、Data.xlsx スプレッドシートで入力を構成し、GetDestinationQueue ページで自身のビジネス ロジックを構築済みであることを確認します。
注: 既定では、ストリームは、ストリームを作成したにデータセットに追加されたコミュニケーションのみを返します。プロセスの実行時にコミュニケーションが表示されない場合は、ストリームをリセットする必要があります。詳しくは、「ストリームをリセットする」をご覧ください。
  • 構成
  • ビジネス ロジック
  • プロセスを実行する

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