リリース ノート

V24.10.3

公開日: 2024 年 10 月 21 日

更新内容

PDF ファイルとテキストの等価性の比較

指定された比較の種類とルールに基づいて PDF ファイルとさまざまなテキストを簡単に比較できるようになりました。ドキュメントとテキストを、行、文字、または単語単位で比較できます。さらに、比較時に特定のコンテンツ セグメントを除外するために、正規表現またはワイルドカード構文のいずれかを使用してカスタム ルールを作成するオプションもあります。

オートメーション プロジェクトの柔軟性を高めるために、ローコードのオートメーションとコード化されたオートメーションのどちらにも、ドキュメントとテキストを比較する機能が用意されています。テスト アクティビティと API を使用したドキュメントとテキストの比較方法については、以下のリソースをご覧ください。

• ローコード:
  • 比較ルールを作成
  • ドキュメントの等価性を検証
  • テキストの等価性を検証
• コード:
  • ドキュメントの等価性を検証
  • VerifyTextEquivalence

V24.10.1

公開日: 2024 年 7 月 18 日

バグ修正

• コード化されたワークフローの実行中に誤ってエラーをトリガーする ContinueOnFailure パラメーターの動作を修正しました。
• 以前は、Verify API を使用すると、takeScreenshotInCaseOfFailingAssertion パラメーターと takeScreenshotInCaseOfSucceedingAssertion パラメーターの値が無視されていました。
• Studio の [プロジェクト設定] で行ったテスト用の設定が、コード化されたオートメーションのコンテキストで適用されていませんでした。

V24.10.0

公開日: 2024 年 7 月 1 日

追記

2024 年 7 月 2 日追記: [テスト データのキュー アイテムを取得] アクティビティの挙動を修正しました。このアクティビティで、1,000 個を超えるキュー アイテムが返されていませんでした。

更新内容

新しい Verify API

テスト プロセスをさらに自動化できるよう、テスト シナリオを検証するための新しい API を追加しました。使用できる新しい API については、以下の表をご覧ください。

API	説明
VerifyAreEqual	2 つの式が等しいかどうかを検証します。
VerifyAreNotEqual	2 つの式が等しくないかどうかを検証します。
VerifyContains	最初の式に 2 番目の式が含まれているかどうかを検証します。
VerifyIsGreater	最初の式が 2 番目の式より大きいことを検証します。
VerifyIsGreaterOrEqual	最初の式が 2 番目の式より大きいことを検証します。
VerifyIsLess	最初の式が 2 番目の式より小さいかどうかを検証します。
VerifyIsLessOrEqual	最初の式が 2 番目の式以下かどうかを検証します。
VerifyIsRegexMatch	最初の式が 2 番目の式の正規表現の一致するかどうかを検証します。

既存の Verify API の新しいオーバーロードまたは更新されたオーバーロード

テスト作業を簡素化するために、VerifyExpression、VerifyExpressionWithOperator、VerifyRange の各 API に新しいオーバーロードを追加しました。以下の表に、API と、その新しいオーバーロードまたは更新されたオーバーロードを示します。

API	オーバーロード
VerifyExpression	VerifyExpression(bool, string)
VerifyExpressionWithOperator	VerifyExpressionWithOperator(object, Comparison, object, string) VerifyExpressionWithOperator(object, Comparison, object)string, bool, string, bool, bool)
VerifyRange	VerifyRange(object,VerificationType, object, string) VerifyRange(object,VerificationType, object, object,string, bool, string, bool, bool)

V23.10.1

公開日: 2024 年 2 月 2 日

バグ修正

テストの自動生成のために読み取り専用ファイルを編集するときに発生するエラーを修正しました。解決策として、Test with Timeout テンプレートに [Finally] ブロックを追加しました。

V23.10.0

公開日: 2023 年 10 月 23 日

新機能

テスト用 API

コーディングによるオートメーションの構築を希望する場合に、コード化されたオートメーションと UiPath のサービスを使用できるようになりました。Testing.Activities などの UiPath のサービスを使用してコード化されたオートメーションを作成し、オートメーション プロジェクトで API を使用できます。

利用できる API については詳しくは、テストの「API 」セクションを、コード化されたオートメーションの作成方法については、コード化されたオートメーションの「はじめに」をご覧ください。

V23.4.1

公開日: 2023 年 5 月 30 日

改良点

よりパワフルなユーザー エクスペリエンスを提供するための改良を行いました。

V22.10.4

公開日: 2023 年 5 月 30 日

新着情報

テスト アクティビティのユーザー インターフェイスが繁体字中国語で利用できるようになりました。

改良点

よりパワフルなユーザー エクスペリエンスを提供するための改良を行いました。

V23.4.0

公開日: 2023 年 4 月 7 日

改良点

• [テスト データのキュー アイテムを取得] アクティビティは、キューが空の場合、例外をスローする代わりに null を返すようになりました。

V22.10.3

公開日: 2022 年 12 月 19 日

バグ修正

プロジェクトを Windows - レガシから Windows に移行した後に、次のアクティビティを操作できませんでした。

• 式を演算子で検証
• 式を検証
• 範囲を検証

V22.10.2

公開日: 2022 年 12 月 6 日

バグ修正

Windows プロジェクトおよびクロスプラットフォーム プロジェクトで、[ランダムな日付] アクティビティ内の [出力] フィールドを操作できませんでした。

v22.10.1

公開日: 2022 年 12 月 5 日

新機能

テスト アクティビティのユーザー インターフェイスが繁体字中国語で利用できるようになりました。

バグ修正

• 文字数制限により、OutputMessageFormat フィールドによって生成されるアサーションが不完全な状態で返されていました。現在は、アサーションは期待どおりに返されるようになりました。
• クロスプラットフォーム プロジェクト内で再びモック機能を使用できるようになりました。

v22.10.0

公開日: 2022 年 10 月 24 日

UI Automation の最新バージョンに合わせて、内部依存関係を更新しました。

v22.8.2

公開日: 2022 年 8 月 26 日

改良点

[範囲を検証] アクティビティを使用して、特定の範囲内の式をテストできるようになりました。これにより、テスト ワークフローに含まれる属性をより詳細に制御できます。

v22.7.0

公開日: 2022 年 7 月 8 日

改良点

• テスト機能の存在を分かりやすくするため、テスト アクティビティが既定のすべての種類のプロジェクトに含まれるようにしました。
• [テスト データのキュー アイテムを追加] アクティビティのデザインを変更し、ユーザーが定義した名前のフィールドがサポートされるようにしました。
• [テスト データのキュー アイテムを削除] アクティビティを追加し、Studio のワークフローを使用してテスト データのキューを削除できるようにしました。
• [テスト データのキュー アイテムを複数取得] アクティビティを追加し、特定のテスト データのキュー アイテムを取得できるようにしました。
• [テスト データのキュー アイテムを取得] アクティビティに、キュー アイテムを消費済みとしてマークするオプションを追加しました。

v22.4.3

公開日: 2022 年 5 月 31 日

バグ修正

長期実行のワークフローをテストすると、検証アクティビティが失敗する問題を修正しました。この問題は、トークンの更新要求に失敗することが原因で発生していました。

v22.4.2

公開日: 2022 年 5 月 9 日

バグ修正

• Newtonsoft.Json の依存関係のバージョン管理の問題により、運用環境において、API 呼び出しを実行するよう設定されたワークフローでエラーが発生していました。この問題は、v2021.4 以前のバージョンの Studio と Robot に影響を及ぼしていました。
• [SAP セッション属性変更トリガー] アクティビティのエラー メッセージがローカライズされていませんでした。
• [式を検証] アクティビティを含むテスト ケースを Cloud Orchestrator で正常に実行できませんでした。
• [コントロールの属性を検証] アクティビティ内に [要素の存在を確認] または [要素を検出] などのアクティビティを追加してから削除すると、検証エラーが発生していました。

v1.4.6

公開日: 2022 年 1 月 17 日

バグ修正

バージョン 2021.10.4 の Studio で Robotic Enterprise Framework のテンプレートを開くと、エラーが発生していました。この問題は、すべてのオンライン フィードが無効化され、インストール パッケージのフォルダーが削除された場合に発生していました。

v1.4.5

公開日: 2021 年 12 月 10 日

バグ修正

Orchestrator のプロセスで「検証」系アクティビティを実行すると、例外がスローされてしまう回帰を修正しました。

V1.4.4

公開日: 2021 年 12 月 7 日

バグ修正

モック アクティビティを含むワークフローに関する問題を修正しました。修正前は、開始ノードと、モックで囲まれたアクティビティの接続を削除した後に、開始ノードを新しいアクティビティに接続すると、モック ファイルが削除されていました。

V1.4.3

公開日: 2021 年 10 月 27 日

改良点

• [ドキュメントを添付] アクティビティに [タグ] プロパティを追加し、テスト実行に添付されたファイルをマークできるようにしました。
• テスト アクティビティがクロスプラットフォーム プロジェクトをサポートするようになりました。
• .NET 5 フレームワークへのアップグレードの一環として、このアクティビティ パッケージも .NET 5 でサポートされるようにしました。

バグ修正

Orchestrator への接続中に [ドキュメントを添付] アクティビティを含むワークフローを実行すると、エラーが発生していました。この問題は、Studio の実行時に当該アクティビティをスキップするようにしたことで解決しました。

V1.3.3

公開日: 2021 年 5 月 4 日

バグ修正

テスト アクティビティ パッケージと Web API アクティビティ パッケージが共有する依存関係のライブラリ バージョンが異なっていたため、HTTP 要求エラーが発生していました。 この問題は、テスト アクティビティ パッケージからライブラリを削除することで解決しました。

v1.3.2

公開日: 2021 年 4 月 26 日

ワークフロー アナライザー

新しいルール

以下のアプリケーション テストのワークフロー アナライザーのルールを使用することで、複数の関係者が関わるプロジェクトでも同じレベルのオートメーションを維持することができます。

• プロジェクト内で一意ではないテスト ケース名 (TA-NMG-001) - テスト ケースが格納されているフォルダーまたはサブフォルダーに関わらず、テスト ケースが一意であるかどうかを確認します。
• テスト ケースの命名規則違反 (TA-NMG-002) - テスト ケースが特定の正規表現に一致することを確認します。
• テスト ケース内の検証の不足 (TA-DBP-001) - 定義された数 (最小数/最大数) の検証がテスト ケースに存在するかどうか確認します。
• テストされていないワークフロー (TA-DBP-002) - 割り当てられたテスト ケースを 1 つも含まないワークフローがないか確認します。
• Test Manager への接続 (TA-DBP-003) - Test Manager のテスト ケースにリンクされていない RPA テスト ケースがないか確認します。
• 使用されていないモック (TA-DBP-004) - モック アクティビティを 1 つも含まないモック ワークフローがないか確認します。
• 注釈がないテスト ケース (TA-DBP-005) - 注釈を 1 つも含まない RPA テスト ケースがないか確認します。
• 複雑すぎるテスト ケース/ワークフロー (TA-DBP-006) - テスト ケースやワークフロー ファイルに含まれる手順 (アクティビティ) の数が指定した数を超えていないかを確認します。
• 分岐が多すぎるテスト ケース (TA-DBP-007) - テスト ケースが if ステートメントを使用しているかどうか確認します。

「テスト データ」系アクティビティ

• 監査証跡の一部としてテスト結果を検証できるように、テスト実行結果にドキュメントを添付できるようになりました。詳細については、以下のページをご覧ください。

「検証」系アクティビティ

[式を検証]、[コントロールの属性を検証] および [式を演算子で検証] アクティビティに新しいプロパティを用意し、以下の機能を新しく追加しました。

• 出力メッセージの書式を設定できます。
• Orchestrator に表示される、「検証」系アクティビティの代替表示名を設定できます。
• 検証アクティビティが失敗した場合は、レポートを作成して関係者に通知します。

v1.2.5

公開日: 2021 年 3 月 5 日

バグ修正

Orchestrator v2020.4 へのアサーションのポストに影響する問題が存在しました。ロボットにアサーションをアップロードする権限がない場合にロボットがアサーションをポストしても、エラーが返されることなくワークフローが実行され続けていました。

v1.2.4

公開日: 2020 年 10 月 13 日

新機能と改良点

テスト作業をサポートする合成テスト データを作成できるようになりました。これはたとえば、一般データ保護規則 (GDPR) などのデータ規制によりテスト目的で本番データを使用できないときに便利な機能です。存の本番データのコピーや匿名化に比べて、合成データの作成は、高いカバレッジを実現し簡単に再現することもできます。

合成テスト データの作成方法については、以下の新しいアクティビティの説明をご覧ください。

• テスト データのキュー アイテムを追加
• Address
• 名前
• テスト データのキュー アイテムを取得
• 姓
• ランダムな日付
• ランダムな数字
• ランダムな文字列
• ランダム値

V1.0.0

公開日: 2020 年 5 月 6 日

新機能と改良点

初回リリースのテスト アクティビティ パッケージでは、3 つのアクティビティを提供します。テスト用ワークフローで論理式およびコントロールの属性を検証できます。新しいアクティビティは以下のとおりです。

• コントロールの属性を検証
• 式を検証
• 式を演算子で検証