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UI Automation のアクティビティ

最終更新日時 2024年12月4日

Core アクティビティ パッケージの分割

V2018.3 リリースから、Core アクティビティ パッケージUiPath.System.ActivitiesUiPath.UIAutomation.Activities の 2 つのパッケージに分割されました。その目的は、オートメーション プロジェクトの実行で使用するアクティビティのバージョンを管理しやすくすることです。プロジェクト依存関係機能との相関において、この分割により、プロジェクトの依存関係として使用するアクティビティのバージョンを正しく選択できるようになりました。

V2018.3 より前のバージョンの Studio で作成したプロジェクトを Studio v2018.3 またはそれ以降で開くと、このプロジェクトは自動的に移行され、新しいSystem パッケージと UI Automation パッケージが古い Core パッケージに置き換わります。

2018.3 UiPath Platform を更新する際には、必ずプロセスを正しく移行してください。依存関係とアクティビティのインストール アルゴリズムが改善されたため、ローカル フィードからインストールされたパッケージでプロセスを実行すると競合が発生する可能性があります。更新中に問題が発生した場合は、こちらのページで解決策を確認してください。また、「以前のバージョンで作成したプロジェクトを開く」も確認してください。

注: 移行が完了すると、プロジェクトを古い Core パッケージを使用するように戻すことはできなくなります。
Studio v2018.3 以降では、パッケージ マネージャーから Core パッケージをインストールできなくなります。ただし、UiPath.System.Activities パッケージと UiPath.UIAutomation.Activities パッケージには、古いパッケージのすべてのアクティビティが含まれているのでご安心ください。さらに、v2018.3 からは、使用していた Studio のバージョンにかかわらず、アクティビティ パッケージをどの組み合わせでも使用できるようになりました。
注: v2018.3 以降でプロジェクトをパブリッシュすると、そのプロジェクトは v2018.2 以前のバージョンのロボットでは実行できなくなります。
Google OCR エンジンの言語をインストールするために使用される tessdata フォルダーの場所が、 %ProgramFiles(x86)%\UiPath\Studio essdata から %UserProfile%\.nuget\packages\uipath.vision に移動しました。Google OCR エンジンの言語のインストールと変更方法について詳しくは、こちらのページをご覧ください。

この変更による Studio への影響の詳細については、こちらをご覧ください。

Core Legacy アクティビティ

Core Legacy アクティビティ パッケージ (UiPath.Core.Activities メタ パッケージ) は、Core アクティビティ パッケージの分割の結果として作成されたものです。これは、Legacy Process (古いプロセス) と v2018.3 以降のバージョンの Robot との間の対応性を確保するためです。Core Legacy アクティビティと Legacy Process (古いプロセス) は、次のように定義されます。
  • Core Legacy アクティビティ - v2018.3 のリリースから利用できるようになった UiPath.Core.Activities メタパッケージです。v2018.3 以降の Robot でレガシ プロセスが実行された場合に UiPath.System.Activities パッケージと UiPath.UIAutomation.Activities パッケージを参照します。
  • レガシ プロセス - Studio v2018.2 以前で、以前の UiPath.Core.Activities パッケージを依存関係として使用して作成したプロセスです。

ロボットが依存関係を解決する間に、UI Automation パッケージと System パッケージを検索します。これらのパッケージが使用できない場合は、「最も低い適用可能なバージョン」ランタイム ルールを使用して、使用すべき UI Automation パッケージのバージョンと System パッケージのバージョンを判定します。これらのパッケージは、既定値よりも高いバージョンでなければなりません。

別の UI Automation パッケージの使用

プロセスの実行に、別のバージョンの UiPath.UIAutomation.Activities パッケージが必要な場合は、UiPath.UIAutomation.Activities v18.3.6897.22543 パッケージを次の場所から削除して、必要なものに置き換えてください。
  • Orchestrator のフィード
  • 既定のパッケージの場所 - v2021.4 より前のバージョンでは %Program Files (x86)%\UiPath\Studio\Packages、v2021.4 以降のバージョンでは %Program Files%\UiPath\Studio\Packages
  • NuGet のキャッシュ - %userprofile%\.nuget\packages\uipath.core.activities
ロボット端末がインターネットに接続されている場合には、nuget.config ファイルからオフィシャル フィードを削除して、Robot が再ダウンロードしないようにする必要があります。

詳細については、「パッケージを管理する」をご覧ください。

古いプロセスの解決

Studio v2018.3.1 で作成され、v18.3.6864.20582 の UiPath.UIAutomation.Activities パッケージを使用していたプロセスがある場合は、それらのプロセスを Studio で開いて UiPath.UIAutomation.Activities パッケージを更新する必要があります。
Studio v2018.3.1 でレガシ プロセスを使用したことがある場合は、こちらに記載されているように、v18.3.6864.20582 の UiPath.UIAutomation.Activities パッケージを削除する必要があります。

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