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Task Capture
キャプチャの設定
[設定] メニューの [キャプチャ] タブでは、次のように複数の機能を設定できます。
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キャプチャ ホットキー - キャプチャ プロセスを「一時停止/再開」または「停止」するために使用するホットキーを指定できます。
また、キャプチャ パネルをフォーカス/フォーカス解除するキーを追加することもできます。キャプチャ プロセス中に設定されたホットキーを押すと、キャプチャ パネルがフォーカスされる/不透明になり、キャプチャが自動的に一時停止します。ホットキーを再度押すと、キャプチャ パネルのフォーカス/不透明化が解除され、記録が再開されます。
ホットキーの値を変更するには、入力フィールドをクリックし、使用したいキーの組み合わせを押します。
ホットキーの値を 1 つクリアするには、クリア アイコンをクリックします。
カスタム ホットキーの設定後、画面の右下にある [既定の設定に戻す] オプションを使用して、既定の設定にいつでも戻すことができます。
キャプチャ モードでは、次の 2 つのオプションを利用可能です。
- 詳細 - このモードでは、Task Capture により、実行されるアクション (マウス クリック、ダブルクリック、キーボード入力、またはホットキー) ごとにスクリーンショットが自動的に生成されます。Studio でのオートメーションを進めるために、詳細なオートメーションのスケルトンを作成することを目標としている場合は、このモードを使用することをお勧めします。
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概要レべル - このモードでは、Task Capture により、(実行されるすべてのアクションではなく) 特定のイベントのみのスクリーンショットが自動的に生成されます。実行されるすべてのアクションではなく、特定の主要なアクションに焦点を当てた、情報提供のための明確な業務プロセス定義書を作成することを目標としている場合は、このモードを使用することをお勧めします。
このモードを選択すると、さらに次の 2 つのオプションを利用可能になります。
このモードを使用すると、マウスのクリック操作ごとにスクリーンショットが生成されます。特定のマウス クリックをキャプチャしたくない場合は、[次の場場合はキャプチャしない] オプションのドロップダウンで定義済みのキーを選択し設定します。
この機能を選択すると、ドロップダウン メニューで利用可能なキーの 1 つを選択できます。
[キーボード操作時のみキャプチャ] オプションを選択すると、キャプチャのトリガーとして使用されるキーやキーの組み合わせを設定できます。新しいキーを追加したり現在のキーを削除したりすることができます。
現在のキーを変更するには、利用可能なボックス要素を押して、希望のキーまたはキーの組み合わせを押します。
ホットキーを追加するには、ボックス要素の横にある + 記号をクリックします。
ホットキーを削除するには、ボックス要素の横にある - 記号をクリックします。
キャプチャの実行中に、Task Capture は実行したアクションに関するメタデータを収集します。メタデータには、キーボード入力およびクリックされた領域のテキストが含まれ、組み込み OCR で認識されます。既定では、このデータは自動的に [アクションの説明] フィールドに渡されます。チェックボックスをクリックすると、この機能を無効化できます。
- 詳細モードの場合 - キーボード入力およびマウスカーソル下のテキストをアクションの説明に追加します。
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概要レべル モードの場合
- マウスクリック時のみキャプチャ - キーボード入力およびマウスカーソル下のテキストをアクションの説明に追加します。
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キーボード操作時のみキャプチャ - キーボード入力をアクションの説明に追加します。
キャプチャ プロセスを開始する前に、キャプチャ パネルにアクティブなキャプチャ設定も表示されます。
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詳細モードを選択すると、次のメッセージが表示されます。
- マウス クリックやキーボード入力ごとに、スクリーンショットが自動的にキャプチャされます。
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概要レべル モードを選択すると、次のメッセージが表示されます。
- 指定したホットキーに対して、スクリーンショットが自動的にキャプチャされます。
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各マウス クリックに対して、スクリーンショットが自動的にキャプチャされます。
レコーダーには、次の 2 つの種類があります。
- クラシック
- Advanced (カスタム)
クラシック レコーダーでは、[拡張] レコーダーほどの正確な Studio エクスポート用セレクターは生成されません。ただし、プロセスのキャプチャ中に問題が発生する場合にはお勧めします。
レコーダーの種類を変更するには、特定の手順に従う必要があります。
- [ホーム] → [設定] → [キャプチャ] ページに移動します。
- [既定の設定に戻す] ボタンのある下部パネルで左側の Ctrl + T を押しながら右クリックします。
- [レコーダーの種類を選択] セクションでレコーダーを選択します。
Studio/StudioX にエクスポートする XAML ファイルの生成用に既定で設定された、セレクターの品質モードを次の中から選択できます。
- 低 - キャプチャ機能のパフォーマンスに影響することなく、精度の低いセレクターを生成します。拡張機能は使用せず、Internet Explorer で動作します (使用可能な場合)。
- 中 - キャプチャ機能のパフォーマンスに影響を与えない、Java アプリケーションおよびブラウザーに推奨されるセレクターです。特定の拡張機能をインストールする必要がある場合があります。
- 高 - リモート デスクトップ アプリケーションをサポートすることを除いて、「中」設定と同じです。これにより、リモート環境でキャプチャが実行される場合にのみ、キャプチャ機能のパフォーマンスに若干の影響を与える可能性があります。
- カスタム - 拡張機能と最適化オプションによるカスタム設定を作成できます。
低セレクター設定でキャプチャ プロセスを開始すると、ポップアップが表示され、必要に応じて適切なセレクターの品質モードが選択されたことを確認できます。
スキップして [低] モードを続行するか、別の設定を選択して [送信] を選択することができます。
次のような場合は、キャプチャ プロセス中に警告メッセージが表示されることがあります。
- 拡張機能に問題がある
- キャプチャしたアプリの拡張機能がインストールされていない
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キャプチャしたアプリの拡張機能が無効化されている
メッセージを閉じて続行することはできますが、キャプチャ結果が不完全な場合があります。または、キャプチャ プロセスを停止して、Task Capture のメイン ウィンドウを開き、エラー メッセージを確認して、推奨される手順に従ってください。
指定したアプリケーションに対するセレクターの生成を無効化できます。クラッシュの原因となりうるセレクターが Task Capture によって生成されないようにするアプリのリストを編集できます。
この構成を設定するには、以下の手順に従います。
- [ホーム] → [設定] → [キャプチャ] ページに移動します。
- 下にスクロールして [セレクターの設定を選択] セクションまで移動します。
- [相互運用性に関する問題が発生するアプリに対してセレクターを無効化] を選択します。
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[リストを編集] ボタンを選択してテキスト ファイルを開き、アプリケーションを変更します。
注: この機能は、アプリケーションのキャプチャ時にアプリケーションがクラッシュした場合に使用してください。チェック ボックスをオンにすると、Task Capture でリスト内のアプリケーションのセレクターが生成されないため、クラッシュを回避できます。UiPath® Studio へのエクスポート時に、これらのアクションのセレクターは空になります。