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- 基本情報
- チュートリアル
- オートメーション プロジェクト
- オートメーションの作成
- トラブルシューティング
よく寄せられる質問
StudioX は、コーディングの経験がないユーザーでも、独自の繰り返しタスクを自動化できるようにすることを目的としています。タスクを、その実行に必要な論理的なステップに分類できて、Microsoft Excel を十分に使いこなせるなど (例えば、VLOOKUP などの式、ピボット テーブルの作成方法、マクロの実行方法などに精通している)、基本となる技術的な「ノウハウ」を備えているユーザーならば、StudioX はオートメション ツールとして適切な選択肢であるかも知れません。
StudioX では、次のようなタスクを自動化できます。
- Web やデスクトップ アプリケーション - フォームの入力と送信、データの抽出、その他
- Microsoft Office - Excel、Word、PowerPoint で実行する一般的なタスク
- メールに関連する反復的な作業 (メールおよびカレンダーの招待の送信や、Outlook、Exchange 365、Gmail の各アカウントからの添付ファイルのダウンロードなど)。
- ファイルとフォルダーの操作 - ファイルやフォルダーのコピー、移動、作成、削除などの各種操作
複数のアプリケーションにまたがる手動プロセスも自動化できます。例えば、Outlook メールの添付ファイルとして受信した特定の Excel ファイルを保存し、それらのファイルに含まれるデータを Web フォームに入力するオートメーションを設計できます。
StudioX は、UiPath® Studio のプロファイルです。StudioX を使用するには、Studio をインストールし、アクティベーションした後、StudioX のプロファイルを選択します。
StudioX のハードウェア要件とソフトウェア要件は UiPath Studio の場合と同じです。
StudioX で作成したプロジェクトを実行できるように、Robot が StudioX とともにインストールされます。ただし、その Robot を別のマシンにインストールすることはできません。
- StudioX の紹介ビデオ (約 6 分 30 秒) を視聴します。
- このガイドのチュートリアルを完了します。
- UiPath アカデミーで市民開発者の学習プランを受講します。
- StudioX から実行する場合は、リボンの [実行] ボタンをクリックします。
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UiPath Assistant から実行する場合は、プロジェクトのパブリッシュ後に、以下の手順を実行します。
- Robot が Orchestrator に接続されていない場合は、プロジェクトを [ロボット デフォルト] オプションを使用してパブリッシュできます。
- Robot が Orchestrator に接続されている場合は、プロジェクトを Orchestrator にパブリッシュできます。
はい、UiPath のライセンスは下位のライセンス/SKU のすべての機能を含みます。つまり、市民開発者のライセンスには、運用段階のオートメーションを UiPath Assistant から実行できる、運用用の Attended ライセンスが含まれます。
StudioX プロジェクトはすべて Studio のプロファイルから開いて編集できます。これにより、RPA 開発者は潜在的な問題をトラブルシューティングし、修正することができます。あるいは、StudioX のプロファイルから市民開発者が追加するのが難しい機能を追加できます。StudioX で作成されたプロジェクトを Studio のプロファイルから編集するときは、変更を加えてもプロジェクトを引き続き StudioX のプロファイルから開いて編集できるようにすることが重要です。以下の点に注意してください。
- Studio で既存の StudioX プロジェクトを編集することはできますが、Studio のプロファイルから StudioX プロジェクトを作成することはできません。
- StudioX のプロファイルからは、Main.xaml ワークフロー ファイルのみを表示および編集できます。追加のワークフロー ファイルは、プロジェクトに追加でき、[ワークフロー ファイルを呼び出し] アクティビティを使用して呼び出すことができます。ただし、StudioX プロファイルでプロジェクトが開かれているときには表示されません。
- Main.xaml ファイル内のすべてのアクティビティを SequenceX コンテナー アクティビティ内に配置する必要があります。このアクティビティは、既定ですべての StudioX プロジェクトに追加されるルート アクティビティです。
- StudioX が扱うデータ型はシンプルなものだけです。したがって、StudioX 用でないアクティビティをプロジェクトに追加する場合、StudioX ユーザーはそのアクティビティを設定できない可能性があります。
すべてのアクティビティ パッケージは、[パッケージを管理] ウィンドウからプロジェクト依存関係として StudioX に追加できます。パッケージ ソースの追加とパッケージのインストールの詳細については、『Studio ガイド』の「アクティビティ パッケージの管理」をご覧ください。
ただし、StudioX 向けのアクティビティは Studio とは異なる設計ガイドラインに従っているため、Studio の一部のアクティビティは StudioX で使用するのが困難か不可能である場合があります。
- StudioX では変数の型が非常にシンプルなものに留められています。これに対して、Studio 向けに設計された多くのアクティビティでは、StudioX がサポートしていない固有の型について、ユーザーによる変更や設定が必要になります。そのような場合、ユーザーがアクティビティを使用するときに問題が起きてしまいます。
- StudioX のアクティビティの大きな特長は、アクティビティの本体 ([デザイナー] パネル内) で使用できることです。StudioX のユーザーは、[プロパティ] パネルからのアクティビティの設定に慣れていません。
StudioX のプロジェクトは、Studio のプロジェクトのパブリッシュ プロセスを使用して Orchestrator にパブリッシュできます。詳しくは、『Studio ガイド』の「オートメーション プロジェクトのパブリッシュについて」をご覧ください。
StudioX プロジェクトは有人での使用のみを目的として設計されており、無人での使用を目的としたプロジェクトを StudioX で開発することはお勧めしません。GEH を削除して StudioX プロジェクトを更新すれば、Studio プロファイルで無人オートメーションとして使用できます。プロジェクトをパブリッシュして無人オートメーションとして使用する前に RPA 開発者によるプロジェクトのレビューを実施することをお勧めします。記録するログやエラー処理を追加したり、アセットとして保存すべき値がハードコードされていないか確認したりするためです。
StudioX 向けのカスタム アクティビティは、Studio 向けの場合と同じ方法で作成できますが、StudioX のアクティビティは異なる設計ガイドラインに従うことを考慮してください。
Studio からパブリッシュされたライブラリは、プロジェクト依存関係として StudioX に追加できます。RPA 開発者は『Studio ガイド』の「ライブラリについて」に記載の手順に従ってライブラリを作成できます。
Studio で作成されたライブラリがパブリッシュされた後、StudioX ユーザーは、パッケージ ソースとしてライブラリがパブリッシュされた場所を [パッケージを管理] ウィンドウで追加し、ライブラリをプロジェクトにインストールできます。パッケージ ソースの追加とパッケージのインストールの詳細については、『Studio ガイド』の「アクティビティ パッケージの管理」をご覧ください。
StudioX 向けのライブラリを作成するときは、StudioX のアクティビティは異なる設計ガイドラインに従うことを考慮してください。
StudioX 向けのワークフロー アナライザーのカスタム ルールは、Studio 向けの場合と同じ方法で作成できます。StudioX プロファイルでルールを使用できるようにするには、追加のプロパティを定義する必要があります。詳細については、『Studio ガイド』のカスタム ルールを作成する方法をご覧ください。
組織で、アクティビティ パッケージのフィードへのアクセス権、ワークフロー アナライザーのルールと設定、製品の機能の有効化や無効化を制御できます。
ガバナンス ポリシーは、次のいずれかの方法で適用できます。
- 使いやすい Web アプリケーションである UiPath Automation Ops からポリシーを作成してデプロイします。
- JSON ポリシー ファイルを作成し、ファイルをローカルまたは外部に、あるいは Orchestrator を介してデプロイする、ファイルベースのガバナンス モデルを使用します。
追加の制御のために、特定の設定、ポリシー、または動作を強制するワークフロー アナライザーのカスタム ルールを作成できます。詳細については、『Studio ガイド』のカスタム ルールを作成する方法をご覧ください。
実行ログには、オートメーションで使用されるアプリケーション、URL、Excel および Word ファイルに関する情報と、Outlook アクティビティで送信されたメールに関する情報が含まれます。詳細については、「監査ログ」をご覧ください。
プロジェクトをパブリッシュすると、オートメーションで使用されるアプリケーションや URL に関する情報がパッケージに含められ、Orchestrator でパッケージのリリース ノートとプロセスの詳細に表示されます。
- StudioX について
- StudioX はどのようなユーザーに向いていますか?
- StudioX では、どのようなタスクを自動化できるのですか?
- 基本情報
- StudioX をインストールするにはどうすればいいですか?
- StudioX に Robot は付属していますか?
- StudioX の使用方法を習得するにはどうすればよいですか?
- オートメーションを実行するにはどうすればよいですか?
- ライセンス
- StudioX ライセンスには Attended Robot ライセンスは含まれますか?
- Studio のライセンスがあれば StudioX のプロファイルを使用できますか?
- StudioX Citizen Developer のライセンスがあれば Studio のプロファイルを使用できますか?
- StudioX および Studio
- Studio で StudioX のプロジェクトを開くことはできますか?
- Studio 向けのアクティビティは StudioX で動作しますか?
- Studio で StudioX のアクティビティを使用できますか?
- StudioX および Orchestrator
- StudioX のプロジェクトを Orchestrator にパブリッシュすることはできますか?
- StudioX で無人オートメーション プロジェクトを開発できますか?
- StudioX に対応するのは、どのバージョンの Orchestrator ですか?
- StudioX 向けに開発する
- StudioX 向けにカスタム アクティビティを作成できますか?
- StudioX 向けに Studioでライブラリを作成できますか?
- StudioX 向けにワークフロー アナライザーのカスタム ルールを作成できますか?
- ガバナンスと監査
- StudioX にはどのようなガバナンス機能がありますか?
- StudioX でユーザーが何をしているのかを組織でどのようにして把握できますか?