- リリース ノート
- 基本情報
- チュートリアル
- オートメーション プロジェクト
- オートメーションの作成
- トラブルシューティング
ターゲットとアンカーについて
ターゲットは、たとえばクリックするボタン、入力を行うテキスト ボックス、またはテキストのコピー元である Web ページの一部など、対話を行う対象の UI 要素です。
アンカーは、ターゲットを一意に識別するために役立つ、ターゲットの周りにある別の要素です。ターゲットを指定すると、StudioX はアンカーを識別し自動で選択しようとします。また、最大 3 つのアンカーを手動で追加することもできます。
ターゲットを選択すると、[オプションを選択] ウィンドウの [ウィンドウ セレクター] セクションで即座にセレクターを編集できます。ここから UIExplorer を開いて高度なセレクター編集を行うこともできます。
ターゲット要素が一意でない場合には、アンカーが役立ちます。たとえば、デスクトップ アプリケーションのフォームには、一般にさまざまなデータを入力する類似した複数のテキスト ボックスが含まれています。各テキスト ボックスにどのデータを入れる必要があるかを見分けるには、横にあるラベルを確認します。同様に、テキスト ボックスのラベルをアンカーとして追加すると、ロボットはアンカーを使用して、情報を入力するテキスト ボックスを識別します。
一部のシナリオでは、重複と呼ばれる他の類似の要素とターゲットを区別するために、複数のアンカーが必要です。たとえば、フォームに請求先住所および出荷先住所のセクションが含まれる場合、各セクションのテキスト ボックスは同じラベルで 2 回表示されます。したがって、正しいテキスト ボックスを識別するには、ラベル (「郵便番号」など) とセクション タイトル (「請求先住所」など) の両方をアンカーとして追加する必要があります。