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StudioX ユーザー ガイド
はじめに
UiPath StudioX は、ビジネス アプリケーションの操作の自動化を実現するための包括的なソリューションです。コード不要のプラットフォームにより、Microsoft Office および Google Workspace アプリケーションとのシームレスな連携と、オートメーションを簡単に作成できる直感的なユーザー インターフェイスを提供し、すべてのビジネス ユーザーが反復的なタスクを自動化できます。オートメーションを作成した後は、それを実行し、他のユーザーと共有できます。
StudioX での作業の最終成果はオートメーション プロジェクトです。これは、アクティビティと呼ばれる複数のステップをユーザーが設定して組み合わせたものです。アクティビティはそれぞれ、ボタンのクリック、Excel ファイル間のデータコピー、Outlook メールの添付ファイルのフォルダーへの保存などのアクションを実行します。ユーザー側でアクティビティを追加し、その実行順序とアクティビティ間の関係をデザイナー パネルで定義します。このパネルには、プロジェクトのグラフィカルな表示をリアルタイムで表示することもできます。
StudioX では、ドラッグ アンド ドロップに対応したコード不要の構造設計を使用してオートメーションをすばやく簡単に構築できます。さらに、使いやすいインターフェイス、および事前設計済みのテンプレートとシナリオを使用すれば、過去に経験がなくても自動化を始めることができます。
高度な UI 操作自動化機能により、StudioX ではあらゆる Web アプリとデスクトップ アプリを操作でき、SAP も特別にサポートされています。また、Microsoft Office および Google Workspace とネイティブに連携することもできるので、日常業務をさらに迅速に自動化できます。
ロボットはデスクトップにローカルにデプロイされ、UiPath Assistant を使用してロボットの実行とスケジュール設定を管理できます。これにより、オートメーションを他のユーザーと簡単に共有できます。
Automation Ops には、オートメーションをスムーズに実行するための管理コンソールが用意されています。Automation Ops を使用すると、センター オブ エクセレンス (CoE) は、ユーザーが実行できる操作と実行できない操作を区別できます。自動監査証跡と組み合わせると、市民開発者プログラムの品質とコンプライアンスを確保するのに役立ちます。Automation Ops について詳しくは、『Automation Ops ガイド』の「はじめに」のページをご覧ください。
どのように始めればよいのかわからない場合は、UiPath の Marketplace で公開されているさまざまなテンプレートを使用できます。StudioX のインターフェイスから、既製のオートメーション テンプレートを直接選択して作業を開始できます。
テンプレートの使用について詳しくは、「プロジェクト テンプレート」をご覧ください。
提供されている以下のリソースを利用して、StudioX の使い方を覚えましょう。
- シンプルなタスク オートメーションの作成方法に関する簡単な紹介ビデオとステップ バイ ステップのガイドについては、「最初のオートメーション プロジェクトを作成する」をご覧ください。
- すぐにオートメーション プロジェクトの作成を開始する場合は、さまざまなシナリオでタスクを自動化する方法を示したチュートリアルをご覧ください。
- StudioX の使用方法を学習するためのトレーニング コースも用意されています。UiPath アカデミーは無料でご登録いただけます。
StudioX をセットアップして、オートメーション プロジェクトを作成および実行するには、次の手順を実行します。
- UiPath Studio をインストールして、StudioX プロファイルを選択します。
- オートメーションの作成時に StudioX と Excel をスムーズに切り替えられるように、Excel のアドインをインストールします。Web ブラウザーで実行するタスクを自動化する場合は、使用する Web ブラウザーの拡張機能もインストールします。詳しくは、『インストールとアップグレード ガイド』の「拡張機能」をご覧ください。
- タスク の新しいオートメーション プロジェクトを作成します。
- アクティビティを追加してオートメーションを構築し、構築したオートメーションをテストします。必要に応じプロジェクトを調整することで、予期したとおりに動作するようにします。詳細については、「オートメーションの作成」をご覧ください。
- プロジェクトをパブリッシュして、実行するために UiPath Robot に送信します。詳しくは、『Studio ガイド』の「オートメーション プロジェクトのパブリッシュについて」をご覧ください。