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Orchestrator インストール ガイド
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Last updated 2024年10月31日

AppSettings.Production.json を暗号化する

AppSettings.Production.json の暗号化について詳しくはこちらをご覧ください。

概要

Identity Server と Webhook の AppSettings.Production.json ファイルには、保護することが推奨される機密情報が含まれます。これらのファイルは、UiPath.ConfigProtector.exe ツールによる暗号化/復号が可能です。
注: 暗号化すると、AppSettings.Production.json ファイルを直接編集してデータを変更することができなくなります。編集するには、復号して、再度暗号化する必要があります。

UiPath.ConfigProtector.exe

UiPath.ConfigProtector.exe は Orchestrator のインストール ディレクトリにあります。フル パスは C:\Program Files (x86)\UiPath\Orchestrator\Tools\ConfigProtector です。

コマンド リファレンス

パラメーター

説明

--pe

AppSettings.Production.json ファイルを暗号化します。

--de

AppSettings.Production.json ファイルを復号します。
-f /

--configfile

AppSettings.Production.json のファイル名とパスを指定します。
-o /

--output

暗号化/復号されたファイルは、既存のファイルを上書きせずに、新しいファイルとして保存されます。

--help

使用可能なコマンドに関する情報を表示します。

--version

バージョン情報を表示します。

Identity Server

暗号化

AppSettings.Production.json を暗号化するには、Orchestrator のインストール後に、次の手順を実行します。
  1. コマンド プロンプトを開きます。
  2. 次のコマンドを実行します。
    UiPath.ConfigProtector.exe --pe -f "C:\Program Files (x86)\UiPath\Orchestrator\Identity\appsettings.Production.json"UiPath.ConfigProtector.exe --pe -f "C:\Program Files (x86)\UiPath\Orchestrator\Identity\appsettings.Production.json"

復号

  1. コマンド プロンプトを開きます。
  2. 次のコマンドを実行します。
    UiPath.ConfigProtector.exe --de -f "C:\Program Files (x86)\UiPath\Orchestrator\Identity\appsettings.Production.json"UiPath.ConfigProtector.exe --de -f "C:\Program Files (x86)\UiPath\Orchestrator\Identity\appsettings.Production.json"

Webhook

Webhook の appsettings.Production.json を暗号化する前に、証明書への署名の設定を追加する必要があります。同じ証明書を使用する場合は、Identity Server の appsettings.Production.json ファイルの SigningCredentialSettings セクションをコピーしても構いません。
"AppSettings": {
    "SigningCredentialSettings": {
        "StoreLocation": {
            "Name": "66B6B5A95BD055C8A264E643F9F8B26C7BEAA841",
            "Location": "LocalMachine",
            "NameType": "Thumbprint"
        }
    }
}"AppSettings": {
    "SigningCredentialSettings": {
        "StoreLocation": {
            "Name": "66B6B5A95BD055C8A264E643F9F8B26C7BEAA841",
            "Location": "LocalMachine",
            "NameType": "Thumbprint"
        }
    }
}
  • Name は、証明書の拇印を表します。
  • LocationNameType に他の値を使用することはお勧めしません。

暗号化

  1. コマンド プロンプトを開きます。
  2. 次のコマンドを実行します。

    UiPath.ConfigProtector.exe 
    --pe 
    -f "C:\Program Files (x86)\UiPath\Orchestrator\Webhooks\appsettings.Production.json"UiPath.ConfigProtector.exe 
    --pe 
    -f "C:\Program Files (x86)\UiPath\Orchestrator\Webhooks\appsettings.Production.json"

復号

  1. コマンド プロンプトを開きます。
  2. 次のコマンドを実行します。
    UiPath.ConfigProtector.exe --de -f "C:\Program Files (x86)\UiPath\Orchestrator\Webhooks\appsettings.Production.json"UiPath.ConfigProtector.exe --de -f "C:\Program Files (x86)\UiPath\Orchestrator\Webhooks\appsettings.Production.json"
  • 概要
  • UiPath.ConfigProtector.exe
  • コマンド リファレンス
  • Identity Server
  • Webhook

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