自動化の種類を選択する

完全なドキュメント処理ソリューションを作成するには、クラシック エクスペリエンスとモダン エクスペリエンスの両方で開発したモデルをドキュメント処理オートメーションに統合する必要があります。オートメーションとは、さまざまなソースからドキュメントを自動的に収集するロジックを管理するプロセスであり、デジタル化、分類、抽出、検証などの処理ロジックをビジネス ロジックと共に実装します。UiPath® Document Understanding^TM を使用すると、以下を用いてこれらの機能を実行するオートメーションを構築できます。

• Studio または Studio Web のロボティック プロセス オートメーション (RPA) アクティビティ
• Document Understanding クラウド API を使用する API

各種オートメーションの詳細な比較については、「Document Understanding™ のオートメーション」をご覧ください。

アクティビティ

UiPath Document Understanding アクティビティは、Studio のアクティビティのセットであり、ロボティック プロセス オートメーション (RPA) 開発者によるドキュメント処理ソリューションの構築を支援することを目的としています。現在、Document Understanding プロジェクトでは、以下の 2 種類のアクティビティから選択できます。

• IntelligentOCR アクティビティ
• Document Understanding アクティビティ

どちらのアクティビティのセットでも、タクソノミーの定義、デジタル化、ドキュメント分類、データ抽出、データ検証を含む、包括的なドキュメント処理フレームワークを使用できます。ただし、各アクティビティには、設定の詳細へのアクセスしやすさ、使いやすさ、さまざまな機能との相互運用性の点で違いがあります。

また、PDF ファイルの操作に役立つように設計された一連のアクティビティを使用することもできます。詳しくは、PDF アクティビティのガイドをご覧ください。

Document Understanding の API

ロボティック プロセス オートメーション (RPA) によるアプローチの代わりに API 呼び出しを使用することができます。 API 呼び出しを使用すると、使用する抽出器や分類器など、プロジェクトの詳細情報を取得できます。 また、Digitization API の使用、 特殊なモデルを使用したデータの分類とドキュメントからの抽出、以前にデジタル化、分類、抽出した情報の検証も可能です。

Document Understanding API の使用方法について詳しくは、『Document Understanding API ガイド』をご覧ください。