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Automation Suite リリース ノート
Last updated 2024年10月17日

2022.10.0

公開日: 2024 年 4 月 25 日

ライセンス関連のテナント制限の変更

以下のいずれかのサービスを含むライセンスをお持ちの場合は、ライセンスを更新すると、100 個のテナントそれぞれでこれらのサービスを有効化できるようになりました。
  • Automation Hub
  • Process Mining
  • Test Manager
  • Insights

公開日: 2022 年 11 月 14 日

更新内容

追記 (2023 年 2 月 3 日): UiPath® Apps を使用している場合は、CPU が AVX をサポートしている必要があります。詳細については、「その他の UiPath® Apps の推奨事項」セクションをご覧ください。

新しい製品とサービス

注: Automation Suite の新しいバージョンにアップグレードする際、新しく追加された製品は既定では有効化されません。Process Mining および Automation Suite ロボットの場合も同様で、2022.10 へのアップグレード後にのみ有効化できます。詳しい手順については、「製品を管理する」をご覧ください。

Process Mining

Process Mining が Automation Suite で利用できるようになりました。

Process Mining は、エンドツーエンドの業務プロセスを検出、自動化、監視し、IT システムのデータを視覚的な対話型ダッシュボードに変換できる製品です。ダッシュボードではプロセスにおける非効率な箇所、ボトルネック、規格に準拠していない箇所を確認でき、問題の根本原因や考えられるリスクも把握できます。Process Mining を使用することで、組織のあらゆるレベルのユーザーが業務プロセスを把握し、自動化をはじめとしたプロセス改善の機会を発見できます。

Process Mining の主な機能の概要については、「Process Mining (Automation Suite)」をご覧ください。

Automation Suite ロボット

Automation Suite ロボットが追加されました。

Automation Suite ロボットは、ロボットを大規模なスケールで利用するシナリオでも、新しいマシンの継続的なプロビジョニングについてユーザーが気に掛けることなく、バックグラウンドでの無人オートメーションを実行したり、高密度ロボットを利用したりできます。マシン テンプレートを作成してフォルダーに追加し、そのフォルダー内の無人プロセスを実行する必要がある際にロボットとマシンが常に使用できるようにします。

この機能の設定・利用方法の詳細については、「Automation Suite ロボット」をご覧ください。

サービスの無料トライアル

ユーザーの既存のデプロイやデータで、新しいサービスや機能を試すことができる、セルフサービスのオプションを新たに追加しました。

まだ以下のサービスや機能を利用していない場合は、無料トライアルを開始することができます。

組織管理者は、新しく追加された [無料トライアル サービス] タブの、組織レベルの [ライセンス] ページからサービスの無料トライアルをリクエストして有効化できます。



詳しい手順については、「サービスの無料トライアルをリクエストする」をご覧ください。

製品の個別選択

これまでの既定の Automation Suite インストール エクスペリエンスでは、インストールする製品群を、それぞれに固有のハードウェア要件のセットがある、2 つ選択肢 (Complete と Basic) から選ぶ必要がありました。

製品の選択肢から「Basic」を廃止し、代わりに興味のある製品のみを一つずつ選択できるようになりました。これにより、Orchestrator もオプションの製品になりました。

この変更により柔軟性が向上しますが、いくつかのルールも追加されます。ただし、これらのルールはユーザーの利益につながるものです。Automation Suite の対話型インストーラーを使用することで、製品間の依存関係が解決され、UiPath® エコシステムが問題なく動作するようになりました。

新しいオプションが追加されたことにより、Automation Suite の対話型インストーラーの挙動にいくつかの変更がもたらされました。詳細については、「手動: シングル ノードの評価プロファイルの要件とインストール」と「手動: マルチノードの高可用性対応運用環境のプロファイルの要件とインストール」をご覧ください。

AI Center と Automation Suite の相互運用性

今回のリリースでは、Automation Suite 環境内での AI Center の動作を改良しました。

  • スタンドアロンの AI Center のインストールを標準の Automation Suite のインストールに変換し、プラットフォーム機能を活用して追加の製品をホストできます。
  • 以前のバージョンのスタンドアロンの AI Center と同様に、v2022.10 の Automation Suite で実行されている AI Center をスタンドアロンの Orchestrator と Identity Server に接続できます。

RPM パッケージ

Automation Suite のインストールの前提条件のリストを更新しました。

手動インストールを開始する前に、RHEL のサブスクリプションがあり、適切なリポジトリを有効化しており、必要な RPM パッケージをすべてインストールしたことを確認する必要があります。

install-uipath.sh の手動インストーラーを使用して、RPM パッケージをインストール・検証できます。

必要な RPM パッケージの完全なリストと、環境の検証に使用できるツールの詳細については、「ハードウェアおよびソフトウェアの要件」をご覧ください。

ArgoCD の SSO 認証

ArgoCD にアクセスするたびにドメインの資格情報を手動で入力するわずらわしさを避けられるようになりました。ユーザーに対してシングル サインオン認証方法を設定することで、クリックするだけでより安全にアクセスできるようにします。ArgoCD の SSO 認証の有効化についてはこちらをご覧ください。

統一された UI エクスペリエンス

Automation Suite のインストールとインストール後の一般的な操作を完了するために必要な手順を説明する新しいツールを導入しました。新しいツールは Cluster Administration と呼ばれ、証明書の構成、Kerberos 認証の設定、ノード管理、データベース メンテナンス、クラスターの監視などのタスクの処理に関する手順を掲載する親しみやすい UI のポータルです。

つまり、Cluster Administration は、Automation Suite のインストール完了後に必要となる可能性のある多数のツールを集約しています。インストール プロセスの最後に、対話型のインストーラーまたはクラウド テンプレートが表示する出力 URL をクリックして、オプションを検索します。

Cluster Administration がサポートする操作の詳細については、「Cluster Administration ポータルの利用を開始する」をご覧ください。

新しく追加された Deployment Assistant

Automation Suite のインストールの複雑さを減らすために、インストールをアシストする Deployment Assistant を追加しました。

Deployment Assistant は、環境の準備の仕方、満たす必要がある要件、読む必要があるドキュメントを示すステップバイステップの手順を表示し、ユーザーが必要な手順や情報を見落とすことを防ぎます。

ウィザードは、目標とする構成に関する一連の質問を行い、ユーザーのニーズに合ったデプロイを行うための案内を行います。

現在、Deployment Assistant が対応しているのは、Automation Suite のシングルノードの評価プロファイルのみです。

詳しくは、「Deployment Assistant の利用を開始する」をご覧ください。

プレビュー: マルチサイト デプロイ

追記: 『Automation Suite インストール ガイド』の、バージョン 2022.10 のマルチサイト デプロイのプレビューに関するドキュメントを削除しました。この機能は、バージョン 2023.4 で一般提供 (GA) されるようになったためです。詳細については、「Disaster Recovery - アクティブ/パッシブ」をご覧ください。

マルチサイト デプロイが導入されました。

つまり、Automation Suite はノード、データセンター全体、さらにはリージョンで完全な障害が発生しても耐えることができます。また次のデプロイ トポロジをサポートしています。

  • アクティブ-アクティブ – 両方のクラスターがアクティブ モードでデプロイされます。
  • アクティブ-パッシブ – 一方のクラスターはアクティブ モードでデプロイされ、もう一方はスタンバイ モードでデプロイされます。

ただし、この機能は現在プレビュー中で、現時点ではマルチサイト デプロイを利用できるのは Orchestrator と、AI Center の一部の機能のみです。

改良点

新しい管理エクスペリエンス

[管理] ページのスタイルを変更しました。

左側のレールを廃止し、アプリ起動ツールを導入

[管理] ページのウィンドウの左側にあった、サービス間の移動を可能にするレールがなくなりました。



これからは、別のサービスに切り替えるには、左上隅にある [アプリ起動ツール] アイコンをクリックします。

ホスト、組織、テナント レベルのポータル

機能の面では、ホストレベル、組織レベル、テナント レベルの設定のコンテキストのシフトを明確にする変更を行いました。

新しい [管理] ページの左側にコンテキスト オプションが表示されるようになりました。コンテキスト オプションには次のオプションが含まれます。

  • ホスト ポータルでは次が表示されます。

    • パネル上部にはホストが表示され、そこからホストレベルの設定にアクセスできます。
    • ホストの下には既存の組織が表示され、そこから各組織のオプションにアクセスできます。
  • 組織レベルのポータルでは次が表示されます。

    • 組織名 - パネル上部に表示され、ここから組織レベルの設定にアクセスできます。
    • 既存のテナント - 組織の名の下に表示され、ここから各テナントのオプションにアクセスできます。

この変更により、左側のメニューから組織またはテナントのいずれかの項目を選択することで、メイン ページの領域にその項目の設定が表示されるようになりました。



設定の場所

設定の場所は変更されましたが、機能は従来通りです。設定も保持されたままです。

以下の点にご留意ください。

[管理] ページでは、まず設定を更新するエンティティを選択します。そこから、すべての設定を確認できます。

新しいテナントでのライセンス付与について

今回の変更の一環として、ユーザーに役立つ改良も行いました。

以前は、新しいテナントを作成すると、利用可能なすべてのライセンスがそのテナントに自動的に割り当てられました。自動割り当てを望まない場合は、テナントのライセンス割り当てを調整する必要がありました。

現在はウィザードスタイルの説明付きプロセスであるテナント作成手順の一環として、最後の手順において、テナントに割り当てるライセンスの数を確認・調整できるようにしました。

以前のエクスペリエンスに戻す

以前の管理者エクスペリエンスに戻すオプションを追加しました。



以前のインターフェイスに慣れており、また新しいインターフェイスの使い方を覚える時間がない場合には、以前のインターフェイスに戻すことができます。

ただし、 このオプションは期間限定で利用可能である点にご留意ください。今後は、古いエクスペリエンスを完全に削除する予定です。

[セキュリティ設定] のインターフェイスの変更

管理ポータルの [セキュリティ設定] ページのインターフェイスを改良しました。機能自体はこれまでと変わりませんが、連携されたサードパーティ ディレクトリに関する文言を変更しました。この変更の目的は以下のとおりです。

  • ローカル アカウント (UiPath® ネイティブ) で使用される認証設定と、ディレクトリ アカウント (サードパーティ ディレクトリに基づくアカウント) で使用される認証設定を区別する
  • サードパーティ ディレクトリの連携をホスト レベルで構成する場合の影響を明らかに示す。ホスト レベルで構成を行うとすべてのユーザーへの SSO の有効化のみが行われる。組織レベルで連携を構成すると、UiPath® 内からのディレクトリ検索やアカウントの自動プロビジョニングなどの追加機能も利用できる

ストレージの改良

外部オブジェクト ストレージ

外部ストレージを優先して、ObjectStore をクラスター ノードから切り離しました。このため、ストレージを外部で処理するために Azure、AWS、または S3 互換のプロバイダーのいずれかから選択することができます。

外部オブジェクト ストレージを選択することは必須ではありませんが、メリットはります。まず第一にこの構成は、ノードと基になるストレージがクラッシュまたは破損したときににおけるデータの損失に対する復元性を確保します。他にも、Automation Suite から独立して、データのレプリケーションや障害復旧を実行できます。

外部オブジェクト ストレージの設定の方法とタイミングには、次のオプションがあります。

RAW デバイスでの Cepth の利用

ObjectStore をブロック ストレージの外に移動し、ノードのディスクに直接接続しました。今回の変更は、ストレージのレプリケーション係数を 18 倍から 3 倍に減らすために実行しました。以前は、1 GiB のデータを保存するのに 18 GiB のデータ ディスクが必要だったのに対して、現在は必要なディスクは 3 GiB のみです。詳細については、「ハードウェアおよびソフトウェアの要件」および「必要なストレージを評価する」をご覧ください。

このアプローチのもう 1 つの注目すべき利点は、サーバー ノードの数を増やしたり、他の構成を変更したりすることなく、新しいディスクを追加するだけでストレージを拡張できることです。

最適化されたハードウェア要件

UiPath では、ノードごとの最小プロセッサーと RAM の要件を最適化しました。Automation Suite をマルチノードの HA 対応の運用環境モードでインストールするには、1 ノードあたり 8 (v-)CPU/コアと 16 GiB の RAM が必要になりました。詳細については、「ハードウェアおよびソフトウェアの要件」をご覧ください。

バックアップと復元機能の改良

バックアップや復元の方法を簡略化し、1 つのコマンドで実行できるようにしました。オンデマンドのスナップショット コマンドを使用していつでもスナップショットをキャプチャしたり、必要な頻度を指定するだけでスナップショットをキャプチャするタイミングのスケジュールを設定できます。任意のスナップショットの保持ポリシーを定義することで、クラスターに対して複数の復元ポイントを作成します。

クラスター構成をバックアップすることで、いつでも最新のスナップショットに復元できるため、データ障害から保護することができます。

注:

追記: 2023 年 8 月 10 日

NFS ディスクの要件も 4 TiB SSD から 2 TiB SSD に変更しました。

ダウンタイムのない累積的な更新

最新のバグ修正と改良点にユーザーがすばやく簡単にアクセスできるよう、アップグレードのユーザー エクスペリエンスを改善しました。バージョンの変更が可能な場合はいつでも、ダウンタイムを気にすることなく 2022.10.x のマイナー バージョンから別のマイナー バージョンに移行できます。一般的に、累積的な更新プログラム (CU) ではインフラストラクチャ全体と共有スイートのプラットフォーム レイヤーのアップグレードは不要です。そのため、Automation Suite の CU は従来より中断が少なく、最新のバグ修正と改善をこれまで以上に簡単に入手できます。

アップグレードの最適化

オフラインの Automation Suite インストールを新しいメジャー バージョンにアップグレードする際に、ダウンタイムを最小限に抑えられるようにしました。アップグレード前に docker-registrycontainerd を新しい製品バージョンのコンテナー イメージでハイドレートするだけです。手順については、「自動: オフライン アップグレード」と「手動: オフライン アップグレード」をご覧ください。

SAML の POST バインド

組織で SAML 連携を構成する際に、[SAML バインドの種類] の設定オプションとして [HTTP POST] も利用できるようになりました。

ID プロバイダーの設定方法に応じて、[HTTP リダイレクト] を選択して URL パラメーターを使用するか、[HTTP POST] を選択して Base64 で内容がエンコードされた HTML フォームを代わりに使用するかを選択できます。

プラットフォームの主要な更新

Automation Suite の内部コンポーネントに大規模な更新を行い、プラットフォームの全体的なユーザー エクスペリエンスを向上させました。RKE2 と Rancher が主要なコンポーネントではあるものの、他の多くの内部コンポーネントでも大幅な改良が行われました。詳しくは、「内部コンポーネント バージョン」のセクションをご覧ください。

サーバー ノードのフォールト トレランスの向上

Longhorn と Ceph ストレージのノードのフォールト トレランスを 1 を超えて増加できるようになりました。このため、新しい cluster_config.json パラメーターとして「fault_tolerance」を追加しました。詳細については、「任意: フォールト トレランスを増加する」セクションをご覧ください。

証明書の改良

ID トークン署名証明書の更新方法に変更を加えました。以前は、configureUiPathAS.sh スクリプトの --cert-file-path フラグに .pfx 形式の証明書を指定し、--password フラグにパスワードを指定する必要がありました。
Automation Suite 2022.10 以降では、--cert-file-path.pem 形式の証明書を指定し、--cert-key-file-path フラグを使用して、証明書の秘密キーを指定する必要があります。

詳細については、「ID トークン署名証明書を管理する」をご覧ください。

要件算出ツールの改良

Automation Suite Install Sizing Calculator (インストール サイジング計算ツール) を改良し、Automation Suite のセットアップをデプロイするために必要なハードウェアの容量を簡単に確認できるようになりました。このツールでは、新しく追加された製品と、更新後のすべてのハードウェア要件の要素がカバーされるようになりました。外部の ObjectStore に移行する場合は、このツールが役立ちます。バックアップと復元の操作、ノードのフォールト トレランス構成の変更、マルチサイト デプロイの構成を行う場合も同様です。

Calculator を試したい場合は、「要件算出ツール」をご覧ください。

スクリプトの改良

すべてのスクリプトに変更を加え、今回の Automation Suite のリリースで導入された新機能を反映させるだけでなく、いくつかのバグ修正も行いました。

セキュリティの改良

Common Vulnerability and Exposures (CVE) (共通脆弱性識別子) に対応するためのセキュリティ更新プログラムとパッチを引き続き提供します。

また、UiPath® 製品で使用されるコンテナー イメージのセキュリティを強化しました。これは、一部のベースとなるコンテナー画像の表面積を 90% まで標準化・縮小することで達成しました。これは、製品イメージの CVE の全体的な量の削減に役立ちます。

また、すべてのコンテナー イメージが UiPath が所有するキーでデジタル署名されるようになりました。これにより、運用レジストリで製品成果物の整合性を確保するためのさらなるセキュリティ レイヤーが追加されます。

その他

  • RAW デバイスのクリーンアップを実行する専用のスクリプトを使用することで、クラスターのアンインストール操作を改良しました。詳しくは、「クラスターをアンインストールする方法」セクションをご覧ください。
  • トラフィックを生成するソースの IP アドレスが Istio によって記録されるようになりました。これまではロード バランサーの IP アドレスでマスクされていました。
  • 外部アプリがクライアント資格情報フローを使用して認証できるようになりました。

バグ修正

  • 追記 (2024 年 5 月 20 日): 以前は、クラスター内のストレージを使用するシングルノード デプロイでバージョン 2022.4.1 以前からのアップグレードを行うと、ファブリックの段階で失敗していました。rook-ceph の移行の問題が失敗の原因でした。現在、この問題は修正されています。
  • 組織管理者のロールを持たないユーザーが管理ポータルの URL に移動すると、管理者専用のページ (https://<server>/identity/management/users) に移動し、URL が存在しないことを示すメッセージが表示されており、混乱を招いていました。現在は、「This URL is only available to admins (この URL は管理者のみが利用できます。)」というメッセージが表示され、ユーザーは非管理者向けページに移動します。
  • Administrators グループのメンバーでないと、ユーザーの削除や変更ができませんでした。
  • サブジェクトの別名 (SAN) としてワイルドカード ドメイン名 (*) が指定されていないと、証明書のローテーションが失敗する問題を修正するために、 configureUiPathAS.sh スクリプトに変更を加えました。
  • TLS 証明書の有効期限が切れると、診断ツールでエラーがスローされるのではなく警告が表示されていました。
  • installUiPathAS.sh の対話型のインストーラーが、インストールを開始する前に、必要なポートが既に使用されているかどうかを確認していませんでした。

既知の問題

  • 追記 (2024 年 10 月 17 日): プロキシ環境で、プロキシ サーバーが Istio サービス内の他のサービスの TCP ポートと同じポートを使用している場合 メッシュ (ポート 8080 など) では、ポッドは FQDN と通信できません。 この問題により、次のエラーが発生します。
    System.Net.Http.HttpRequestException: The proxy tunnel request to proxy 'http://<proxyFQDN>:8080/' failed with status code '404'.System.Net.Http.HttpRequestException: The proxy tunnel request to proxy 'http://<proxyFQDN>:8080/' failed with status code '404'.

    この問題を修正するには、「トラブルシューティング」セクションをご覧ください。

  • 追記 (2024 年 8 月 29 日): TLS 1.2 での弱い暗号の使用に関連する特定の脆弱性を特定しました。 この問題を軽減する方法の詳細については、「 TLS 1.2 で脆弱な暗号に対処する方法」を参照してください。

  • 追記 (2024 年 4 月 19 日): マシンを再起動するか、alertmanager-config シークレットを再同期すると、アラートの設定 (メールおよび Webhook の受信者) が失われます。詳しくは、以下をご覧ください。
  • 追記 (2024 年 4 月 19 日): 特定の状況下で、Ceph のメトリックとアラートが監視ダッシュボードに表示されないことがあります。この問題を修正するには、「トラブルシューティング」セクションをご覧ください。

  • 追記 (2024 年 4 月 19 日): ストレージに問題がなくても CephMgrIsAbsent の誤検知アラートが表示されます。

  • 追記 (2024 年 4 月 19 日): 特定の状況下では、メモリ不足 (OOM) エラーが原因で Prometheus ポッドの起動に失敗することがあります。この問題を修正するには、「トラブルシューティング」セクションをご覧ください。

  • 追記 (2024 年 2 月 28 日): ストアド プロシージャで SQL Server と SQL データベースの照合順序の違いがサポートされていません。潜在的な問題を回避するには、SQL Server と SQL データベースの両方の照合順序の設定を同一にする必要があります。

  • 追記 (2024 年 1 月): レプリカのクリーンアップ スクリプトによって、ノード上のストレージが誤って再利用されます。詳しくは、トラブルシューティングに関するドキュメント「ストレージ再利用パッチ」をご覧ください。

  • 追記 2022 年 11 月 18 日: 次のいずれかのシナリオでノードの削除に失敗していました。
    • 外部ストレージを有効化した場合
    • Process Mining (AirFlow) および/または Automation Suite ロボット サービス ポッドがノード上でスケジュールされている場合
  • Azure の既知の問題により、Azure ディスクが非 SSD として誤ってマークされます。Azure がクラウド プロバイダーであり、Ceph OSD ディスクを構成したい場合に実行できる回避策があります。「トラブルシューティング」の手順に従ってください。
  • Active Directory との連携の設定を無効化または変更しても、基になるディレクトリ接続は正しく更新されません。この問題の回避策として、SQL DirectoryConnectionsExternalIdentityProviders のテーブル エントリを削除してから、Identity pod を再起動してください。
  • installUiPathAS.sh 対話型インストーラーを使用して Process Mining のみを有効化する場合は、インストール手順の直前に終了し、/opt/UiPathAutomationSuite/cluster_config.json の場所に生成される cluster_config.json ファイルに、設定「platform.enabled="true"」を追加して、変更する必要があります。

非推奨化のタイムライン

非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。

バンドルの詳細

製品バージョン

Automation Suite の各製品における変更点は、以下のリンクから確認できます。

製品が灰色表示されている場合は、この新しいバージョンの Automation Suite ではそのコンポーネントに対する変更はありません。

発見開発管理協働
AI Center 2022.10.0Action Center 2022.10.0
Task Mining 2022.10.0AI Computer Vision 2022.10.0Insights 2022.10.0Apps 2022.10.0
Document Understanding 2022.10.0Orchestrator 2022.10.0 
  Test Manager 2022.10.0 
    

サードパーティ内部コンポーネントのバージョン

この Automation Suite のリリースには、次のコンポーネントがバンドルされています。

コンポーネント

バージョン

RKE2

v1.22.12+rke2r1

ArgoCD

v2.2.12

rook-ceph

v1.8.9

cert-manager

1.9.1

Rancher

2.6.7

rancher-istio

100.4.0-up1.14.1

longhorn

1.3.1

longhorn-crd

1.1.100

reloader

v0.0.89

csi-driver-smb

v1.8.0

rabbitmq-operator

1.5.0

redis-operator

v6.2.10-45

redis-cluster

v6.2.10-129

MongoDB

5.0.7-ent

docker_registry

2.7.1

移行ツールのバージョン

必要な移行ツールのバージョンは、移行するスタンドアロン製品と対象となる Automation Suite のバージョンによって異なります。 詳しくは、「 移行の相互運用性マトリクス」をご覧ください。

スタンドアロン製品を Automation Suite の現在のバージョンに移行する手順については、「 完全な移行」をご覧ください。

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