Automation Suite
2021.10
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UiPath Automation Suite 管理ガイド
最終更新日 2024年3月25日

Automation Suite の構成概要

Automation Suite は、すべての UiPath 製品を一元的に管理するための UiPath のセルフホスト ソリューションです。

Automation Suite および Automation Suite に含まれるすべての製品のインストールが完了したので、次に基本について説明します。

プラットフォームの主な概念

Automation Suite は正確には製品ではなく、UiPath のオンプレミスのオートメーション プラットフォームです。つまり、すべての UiPath 製品を 1 つのプラットフォームとして管理するために、プラットフォーム、組織、テナント、製品など複数のレベルでオプションや構成が用意されています。

以下に、構成チェックリストについて詳しく説明する前に理解しておきたいプラットフォームの概念をいくつか示します。

用語

詳細

サービス

インストールした UiPath 製品は、スタンドアロン製品としてではなく、Automation Suite で共有環境内のサービスとして利用できます。

ホスト

ホスト レベルは、Automation Suite の最上位の共有レイヤーです。

ホスト ポータルへのアクセス権を持つシステム管理者がインストール時に任命されます。システム管理者はホスト ポータルで、システム管理者の追加、組織の作成、ホスト レベルでの Automation Suite のライセンスなど、ホストの設定を構成できます。

システム管理者は Orchestrator のホスト ポータルにアクセスして、すべての組織およびテナントのすべての Orchestrator インスタンスに適用する設定を定義することもできます。

組織

組織は、Automation Suite の 2 番目に上位の論理レイヤーであり、ユーザーに表示される最上位のレイヤーです。組織は通常、1 つの会社に対応します。

組織は、ホスト レベルからライセンスを取得するか、スタンドアロン ライセンスを持つことができます。アカウント、組織設定、およびサービスは組織全体で共有され、テナントに継承されます。

システム管理者が組織を作成するときに組織管理者が任命され、このユーザーが組織のすべてを構成できます。

テナント

テナントは組織内の論理コンテナーで、実際の組織と同様に業務フローや情報を分離できます。ユーザーは、1 つ以上のテナントを使用して Orchestrator の単一インスタンスを複数のデプロイ ロボット グループに分割できます。各ロボット グループにはロボット、プロセス、ログなどが含まれます。これにより、必要なリソースを組織の他の部分から分離し、オートメーションのリソースには、そのテナント内からのみアクセスできるようにします。

アカウント

アカウントは、従業員 (ユーザー アカウント) またはロボット エンティティ (ロボット アカウント) を表す ID です。特定の ID にロールやライセンスを割り当てるために使用されます。従業員が Automation Suite にアクセスできるようにするには、Automation Suite で従業員のユーザー アカウントを作成する必要があります。

階層と継承

以下の図は、ホスト、組織、テナント、サービスの間の階層関係を示しています。

上位レベルの設定が常に下位レベルに継承されますが、上書きできるものもあります。



たとえば、システム通知に使用されるメール アドレスは、グローバル設定からホスト レベルで定義されます。このメール アドレスを使用して、すべての組織、すべてのテナント、およびすべての Orchestrator のサービス インスタンスにシステム通知が送信されます。

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  • 階層と継承

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