- Cloud Test Manager のリリース ノート
- Studio リリース ノート
- Cloud Orchestrator のリリース ノート
- CI/CD との連携のリリース ノート
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Test Suite のリリース ノート
2024 年 6 月
顧客管理のキー (CMK) に関する Test Manager のサービスごとの暗号化の仕様が更新されました。Test Manager の新しい暗号化の仕様について詳しくは、Automation Cloud の暗号化に関するページをご覧ください。
- SAP システムの接続に関連するエラー メッセージに詳細が表示されるようになり、デバッグ プロセスが容易になります。
- (プレビュー) AI を利用したインサイトレポートを、[テスト結果] 内の [テスト ケース] ビューから直接生成できるようになりました。
- (プレビュー) AI を利用した生成および評価プロセスの [サポート ドキュメントを追加する] ステップで、プロジェクトの [添付ファイル] セクションにアップロードしたドキュメントを選択できるようになりました。このようなドキュメントには、識別子として
アイコンがあります。この更新は、ドキュメントのアップロードの繰り返しを減らすことを目的としています。
ラベルのカスタム フィールドの定義
ラベルをカスタム フィールドのデータ型として使用できるようになりました。この機能を使用すると、事前定義された値のリストからいずれかを選択して、リポジトリ内のデータ構造を拡張できます。
カスタム フィールドに [データの種類] 属性が含まれるようになりました。この属性は、既定では [テキスト] ですが、[ラベル] に変更することもできます。さらに、[要件]、[テスト ケース]、[テスト セット] などのさまざまなオブジェクトの種類にカスタム フィールド定義を割り当てることができます。
今回の更新により、要件およびテスト ケース用にエクスポート可能な CSV ファイルに、カスタム ラベル用の新しい列が追加されました。
ラベルのカスタム フィールドの作成方法については、「カスタム フィールド」をご覧ください。
強化されたフィルタリングとカスタマイズ可能なビュー
フィルター
プロジェクト内のテスト オブジェクトを表示する際に、[フィルター] の種類を使用してフィルターを適用できるようになりました。[フィルター] には、定義済みフィルター ([名前]、[説明]、[最終更新日時] などのテスト オブジェクト ビューの情報列に対応) とカスタム フィルターがあります。カスタム フィルターは、プロジェクトの [カスタム フィールドの定義] セクションで定義したカスタム ラベルを表します。
ビュー
適用したこれらのカスタム フィルターおよび定義済みフィルターをビューとして保存することもできます。ビューは、個人で使用することも、他のすべてのプロジェクト ユーザーが使用できるようにすることも可能です。
フィルターとその保存先のビューは、プライベート ビューとして、またはプロジェクト内のすべてのユーザーに公開されるパブリック ビューとして、プロジェクト内で保持されます。
サポートされているテスト オブジェクトのフィルターの適用方法とビューの管理方法については、以下のページをご覧ください。
列を持つテスト オブジェクトの表示を設定する
オブジェクトを表示するすべてのプロジェクト セクション ([要件]、[テスト ケース]、[テスト セット] など) に [列] の種類を追加しました。[列] の種類には、テスト オブジェクトのネイティブ プロパティ ([名前]、[説明] など) のほか、カスタム フィールドの定義とカスタム ラベルが含まれます。この種類を使用して、テスト オブジェクトの表示をカスタマイズできます。
AI を活用した機能のためのプロンプト ライブラリ - プレビュー
事前定義されたプロンプトを使用して、指示に基づいて動作する、AI を活用した機能を使用できるようになったため、要件の品質評価やテスト ケースの生成のプロセスが容易になります。必要に応じて、事前定義されたプロンプトを編集できます。
さらに、プロジェクトのプロンプト ライブラリを、エクスポートする TMH ファイルに含めることもできます。
プロジェクトの [プロンプト ライブラリ] は、[プロジェクト設定] にあります。
AI を活用したテスト プロセスに使用できる、利用可能な定義済みのプロンプトを確認するには、「プロンプト ライブラリ」をご覧ください。
AI を活用した SAP トランザクションのテスト ケースの生成 - プレビュー
- ヒートマップ: 任意のトランザクションのテスト ケースを生成します。
- 変更影響分析: 変更影響分析でギャップを特定した場合は、AI で生成されたテスト ケースを作成して対処できます。
AI を使用した SAP システムのテスト ケースの生成方法については、ヒートマップに関する説明と「変更影響分析」をご覧ください。
AI を使用して要件の品質を評価する - プレビュー
AI を使用して要件の品質を評価および強化することにより、テスト ポートフォリオを改善できます。AutopilotTM を使用すると、要件を基準に照らして評価し、示された提案を実装して品質を向上させることができます。
ステップ バイ ステップのガイドについては、要件の品質評価についての説明を、要件の評価に関する効果的なベスト プラクティスについては、AI を活用した品質チェックについての説明をご覧ください。