収集されたデータに関する情報

以下に、Task Mining の使用中に収集されるデータの概要と、そのデータにアクセスできる場所を示します。

User data

生データ

クライアントアプリの実行中に、クライアントアプリは各ユーザーのアクション、クリック、または種類に関する生データをキャプチャします。既定では、データは以下の場所に \AppData\Roaming\Task Mining\Projects\{projectID}\{userID}\captured\{action#} 書き込まれます。

projectID と usertID は、サインインの完了後に管理ポータルから収集されます
action# は、キャプチャされたアクションごとに作成されるフォルダーです。各ファイルには、以下のデータが含まれています。
1. CSV メタデータファイル: キャプチャされたアクションとユーザー環境に関する情報がキャプチャされる場所。
  
  注: ブラウザーアプリケーションの場合、CSV にはキャプチャされたページの URL とドメインが含まれます。サポートされているブラウザーは、Firefox、Edge、Chrome (英語のみ)、Internet Explorer です。
2. スクリーンショット: アクションが .jpg 形式で記録されているアクティブなウィンドウのスクリーングラブ。

処理済みのデータ

生データは自動的に処理キューに送信され、分析および匿名化プロセスのために更新されます。既定では、分析可能な処理済みデータは \AppData\Roaming\Task Mining\Projects\{projectID}\{userID}\ready\{action#.zip} に保存されます。

処理の進行中、中間フォルダーが \Projects\{projectID}\{userID}\ フォルダーの下に作成されますが、最終的な出力は以下をはじめとする ZIP ファイルです。

CSV メタデータファイル
スクリーンショット
OCR の結果

大事な：分析が機能する場合は、ファイルを変更して再び zip 圧縮しないようにすることが非常に重要です。

アプリケーションデータ

クライアントアプリのログ

これらのログには、[ 詳細 ] セクションからクライアントアプリからアクセスできます。「保存」オプションは、すべてのログを .zip にアーカイブすることを推奨します。ログを共有して調査を行う際に推奨されるファイルです。

ファイルエクスプローラーからログを検索するには、%AppData%\Task Mining\logs にアクセスします。ログファイルは、ユーザーが招待された projectID に関係する名前が付いた対応するフォルダーに、main.log という名前のファイルと一緒にあります。調査のためにログを共有する場合は、「logs」フォルダー全体をアーカイブすることをお勧めします。