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StudioX ユーザー ガイド
Last updated 2024年11月4日

2024.10.1

公開日: 2024 年 7 月 1 日

新着情報

Autopilot™ を使用して生産性を上げる

Autopilot™ は、オートメーションをより迅速かつ簡単に作成およびテストできるように設計された、AI を活用した一連の機能を提供します。UiPath® Business Automation Platform 全体で Autopilot が提供する機能の詳細については『Autopilot ガイド』をご覧ください。

Studio で自然言語を使用して複雑な式が生成できるようになったことで、オートメーションの開発プロセスが効率化でき、生産性の向上に繋がります。Autopilot™ の開発者向け機能において特に大きな意味を持つのが、AI による式の生成機能です。特定のアクティビティの入力に対して期待される結果をユーザーが記述することで、AI ベースのモデルが要求に基づいて有効な式を生成します。詳しくは、『Studio ガイド』の「オートメーションを設計する」をご覧ください。



Autopilot では、自然言語を使用してワークフローの構造と結果を記述できます。すると、Autopilot によって指示が処理され、結果のワークフローのプレビューが作成されます。Autopilot によって作成された構造に満足できない場合は、指示をさらに改善することで新しいワークフローを生成できます。また、[シーケンス] アクティビティに追加された注釈からワークフローを生成することもできます。詳しくは、『Studio ガイド』の「ユーザー インターフェイス」をご覧ください。

Autopilot の要約機能を使用することで、アクティビティまたはシーケンスの内部動作を説明する意味のある名前を作成できます。この名前は、アクティビティまたはシーケンスを定義する要素を考慮するものです。詳しくは、『Studio ガイド』の「ユーザー インターフェイス」をご覧ください。

Autopilot は、既定ですべてのユーザーに対して有効化されています。ただし、組織はガバナンス ポリシーを使用することで Autopilot 機能を制御できます。

新しいプロジェクト ナビゲーション ショートカット

新しいショートカットを使用して、プロジェクト ファイル内およびプロジェクト ファイル間を移動できるようになりました。また、コマンド パレットの新しい [次に進む] ボタンと [前に戻る] ボタンとキーボード ショートカットを使用することもできます。

クラウドに保存された Windows プロジェクト

Windows プロジェクトをクラウド プロジェクトとして保存できるようになりました。これにより、プロジェクト ファイルを共有したりソース管理の環境を事前に設定したりする必要がなくなり、オートメーションへのアクセスが容易になり、開発者間のコラボレーションが向上します。

クロスプラットフォーム クラウド プロジェクトは Studio Web とシームレスに連携するため、StudioX でプロジェクトの作業を開始してブラウザーで作業を続けることができ、柔軟な作業が可能になります。一方、Windows プロジェクトはクラウドに保存できるものの、Studio Web で編集することはできません。詳しくは、『Studio ガイド』の「クロスプラットフォーム プロジェクトを設計する」をご覧ください。

組織でガバナンス ポリシーを使用して、プロジェクトを既定でローカルに保存するか既定でクラウドに保存するかを指定できます。

その他の新機能

  • StudioX が C# 11 をサポートするようになりました。

改良点

シンプルなリボン レイアウト

シンプルなリボン レイアウトが利用可能になり、デザイナー パネルのサイズを大きくできるようになりました。新しいレイアウトを有効化する方法については、「ユーザー インターフェイス」をご覧ください。



シンプルになったデザイナー パネルのコンテキスト メニュー

デザイナー パネル内で右クリックすると表示されるコンテキスト メニューのデザインがシンプルになりました。以下の変更が加えられました。
  • [アクティビティを無効化] オプションと [アクティビティを有効化] オプションが動的に表示されるようになりました。
  • [このアクティビティまで実行][このアクティビティから実行] のオプションを、[デバッグ] オプションにまとめました。

利用可能なコンテキスト メニュー オプションの更新されたリストの詳細については、「ユーザー インターフェイスス」をご覧ください。

エラー メッセージをプロパティ パネルから直接コピーする

[プロパティ] パネルの新しいクリップボード アイコンを使用して、実行前またはデバッグ前にアクティビティに表示されるエラー メッセージをコピーできるようになりました。

ワークフローの見やすさとナビゲーションの向上

ワークフローの見やすさと使いやすさを向上させるため、デザイン設定の [アクティビティのプロパティをインラインで表示] が選択されていても、アクティビティを折りたたんでもすべてのアクティビティのプロパティ (高度なプロパティを含む) が [プロパティ] パネルに表示されるようにしました。

また、[条件分岐 (if)][条件分岐 (Else If)][繰り返し (前判定)][繰り返し (後判定)] または [繰り返し (コレクションの各要素)] などのアクティビティ内のアクティビティ コンテナーの名前を変更したり、注釈を付けたりできるようになりました。

タスクバーから最近使ったプロジェクトを開く

Studio のアイコンを右クリックして、タスク バーから最近アクセスしたプロジェクトを直接開けるようになったため、複数のプロジェクト間を素早く移動できるようになりました。Backstage ビューと同じ方法で、最近アクセスしたプロジェクトをピン留めすることもできます。



ソース管理認証オプションの改善

Git で管理されるプロジェクトでの認証オプションを統合しました。詳しくは、「プロジェクトを Git で管理する」をご覧ください。

アクティビティ パッケージのプレリリース バージョンの制御性の向上

組織は、アクティビティ パッケージのプレリリース (ベータ) バージョンをより詳細に制御できるようになりました。プレリリース パッケージへのアクセスを制限する新しいガバナンス ポリシーを使用することで、[パッケージを管理] ウィンドウの [プレリリースを含む] フィルター オプションを非表示にできるようになりました。このため、ユーザーはアクティビティ パッケージの安定バージョンにのみアクセスできます。

ガバナンスによってアクセスが制限されていない場合は、[アクティビティ] パネルで新しい [プレビュー] のフィルター オプションが使用できます。このフィルター オプションを選択すると、[アクティビティ] パネルおよび [アクティビティを追加] 検索バーでプレビューとしてマークされたインストール可能なアクティビティが表示されます。

その他の改良点

  • StudioX が使用する RAM リソースが軽減されました。
  • 多数のアクティビティを含むワークフローを開く処理が高速化されました。
  • アクティビティの出力から自動生成される変数の名前が読みやすくなりました。同じ名前の変数がすでに存在する場合、出力変数の名前に 1 が加算されていきます。

バグ修正

Windows - レガシ対応プロジェクトから Windows 対応プロジェクトに移行したプロジェクトを再び開くと、「ワークスペース変数が 1 つ以上定義されています。」というエラーが発生することがありました。

削除された機能

今回の StudioX のリリースより、新しいプロジェクトの作成は、Windows およびクロスプラットフォーム対応のプロジェクトに対してのみ行えるようになりました。これには、新しいプロセス、ライブラリ、テスト オートメーション、テンプレートが含まれます。既存の Windows - レガシ プロジェクトの編集は引き続きサポートされます。また、組織はガバナンス ポリシーを使用して Windows - レガシ プロジェクトの作成オプションを復元できます。詳しくは、「Windows - レガシに対応するプロジェクトについて」をご覧ください。

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