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最初のオートメーション プロジェクトを作成する
このチュートリアルでは、StudioX で基本的なタスク オートメーション プロジェクトを作成し、それを各自のマシンで実行する方法について説明します。このオートメーション プロセスは、名前が入力された列を含む Excel ファイルを処理し、https://www.rpasamples.com/unicornname のユニコーン名ジェネレーターを使用して各名前のユニコーン名を生成します。各ユニコーン名はその後 Web ページから抽出され、スプレッドシート内の対応する名前の横にある別の列に追加されます。
はじめる前に
- このページ下部のボタンから、このチュートリアルで使用したオートメーション プロジェクトを含むアーカイブをダウンロードします。アーカイブを展開し、ExcelFile.xlsx ファイルをデスクトップにコピーします。
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この例では Google Chrome を使用します。Google Chrome を使用するには、UiPath® Chrome 拡張機能をインストールする必要があります。インストールするには、[ホーム] (StudioX の Backstage ビュー) > [ツール] に行き、[UiPath 拡張機能] の一覧にある [Chrome] をクリックします。
Edge または Firefox を使用する場合は、各ブラウザー用の拡張機能をインストールします。Internet Explorer を使用する場合は、拡張機能は必要ありません。
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新しいプロジェクトを作成する
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StudioX の Backstage ビューで [スタート] タブを選択し、[新規] で [空のタスク] を選択します。
空のプロジェクトから開始したくない場合は、用意されているプロジェクト テンプレートのいずれかを選択します。詳しくは「プロジェクト テンプレート」をご覧ください。
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次の情報を入力します。
- 名前 - オートメーション プロジェクトの名前を入力します。作成するオートメーションがどのようなものかわかるような名前を使用することをお勧めします。後で、このプロジェクトと他のプロジェクトを容易に区別できるからです。たとえば、今回は「First automation project (はじめてのオートメーション プロジェクト)」という名前を付けます。
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[説明] - 必要に応じて、プロセスの内容に関する簡単な説明を入力します。
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(任意) [詳細オプションを表示] を選択してプロジェクト設定を構成します。このオプションを選択しない場合、プロジェクトは既定の設定で作成されます。
- 場所 - ハードドライブ上のプロセスの作成場所を参照します。既定の場所は
%USERPROFILE%\Documents\UiPath
です。 - 対応 OS - プロジェクトの対応 OS を [Windows] または [クロスプラットフォーム] から選択します。対応 OS について詳しくは、「オートメーション プロジェクトについて」をご覧ください。
- ノートブック ファイル - プロジェクト ノートブックとして使用する Excel ファイルを指定します。これは、プロジェクトで使用する Excel データのスクラッチパッドです。既定では、
Project_Notebook.xlsx
ファイルがプロジェクト フォルダーに作成されます。ファイル名の編集、ファイルの作成場所とする別のフォルダーの参照、既存の Excel ファイルの選択などができます。 - 後で使用するために次の名前で保存 - アクティビティで Excel ファイルを操作するときに、プロジェクトでそのファイルを参照するための名前を入力します。既定の名前は
Notes
です。 - アクセス パスワード - ファイルを開くときにパスワードが要求されるようにする場合、そのパスワードを入力します。
- 編集用パスワード - ファイルを編集するときにパスワードが要求されるようにする場合、そのパスワードを入力します。
- ファイル オプション
- 変更を保存 - オートメーションの実行後にブックが保存されるようにする場合は、このオプションを選択します。 選択しないと、ファイルは実行後に初期ステートに戻ります。既定では、このオプションは選択されていません。
- 読み取り専用 - プロセスでファイルを読み取り専用モードで開くようにするには、このオプションを選択します。これにより、ファイルの編集がロックされている場合や、編集パスワードが設定されている場合でも、データの抽出操作を実行できます。このオプションは既定では選択されていません。
- 場所 - ハードドライブ上のプロセスの作成場所を参照します。既定の場所は
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[作成] をクリックしてプロジェクトを作成します。
プロジェクトが作成され、デザイナー パネルに空のワークフローが表示されます。これで、アクティビティを追加してオートメーションを構築できます。左側の [アクティビティ] パネルからアクティビティを追加するには、アクティビティをダブルクリックするか、デザイナー パネルにアクティビティをドラッグ アンド ドロップするか、デザイナー パネル中央の [アクティビティを追加] アイコンをクリックします。
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StudioX の Backstage ビューで [スタート] タブを選択し、[新規] で [空のタスク] を選択します。
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オートメーションに Web ページと Excel ファイルを追加する
- Chrome で https://www.rpasamples.com/unicornname に移動します。
- StudioX の [アクティビティ] パネルで [アプリと Web の自動化] カテゴリを展開し、[アプリケーション/ブラウザーを使用] をダブルクリックします。アクティビティがデザイナー パネルに追加されます。
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[アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティで [自動化するアプリケーションを指定] をクリックして、Chrome で開いたユニコーン名ジェネレーターのページにマウス ポインターを移動します。ページが強調表示されたら、ページ内の任意の場所をクリックします。
Web ページがオートメーションに追加され、[アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティの名前がブラウザーと URL (後者は [ブラウザー URL] フィールドにも追加される) に更新され、Web ページのスクリーンショットが追加されます。
- [アクティビティ] パネルで [Excel] カテゴリを選択し、[Excel ファイルを使用] アクティビティをドラッグして [アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティ内にドロップします。
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[Excel ファイルを使用] アクティビティで次の操作を行います。
- [Excel ファイル] フィールドの右にある [ファイルを参照] アイコンをクリックし、デスクトップを参照して ExcelFile.xlsx を選択します。
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[参照名] フィールドは既定値 (
Excel
) のままにします。これで、このプロジェクトでは名前を「Excel」としたファイル ExcelFile.xlsx を操作対象として指定したことになります。
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ブラウザーと Excel 内で実行するアクティビティを追加する
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[Excel ファイルを使用] アクティビティ内の [アクティビティを追加] アイコンをクリックし、ウィンドウ上部の検索ボックスを使用して共通シナリオ [Excel 範囲内の行に対するアクションを繰り返す] を探して、選択します。「Excel 範囲内の行に対するアクションを」と入力し始めると簡単に見つけることができます。
デザイナー パネルに [繰り返し (Excel の各行)] アクティビティが追加されます。
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[繰り返し (Excel の各行)] アクティビティで、次の操作を行います。
- [対象範囲] フィールドの右側にあるプラス記号 をクリックし、[Excel] > [Sheet1 [シート]] を選択します。[対象範囲] フィールドに、選択したテーブルが [[Excel] Sheet1] として表示されます。
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[先頭行をヘッダーとする] を選択して選択範囲の先頭行が見出し行であることを指定します。
これで、Excel ファイルの Sheet1 の行に対して反復処理を実行するように指定したことになります。
- [繰り返し (Excel の各行)] アクティビティ内で [アクティビティを追加] アイコンをクリックし、ウィンドウ上部の検索ボックスで [文字を入力] アクティビティを検索して、それを選択します。オートメーションにアクティビティが追加されます。
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[文字を入力] アクティビティで次の操作を行います。
- [画面上でターゲットを指定] をクリックし、ユニコーン名ジェネレーターの Web ページ内の [What is your name? (あなたの名前は?)] のテキスト ボックス上にマウス ポインターを移動します。テキスト ボックスが強調表示されたら、クリックします。テキスト ボックスがターゲットとして識別され、その横のラベルがアンカーとして識別されます。[選択オプション] ウィンドウの [確認] をクリックして選択内容を保存します。ターゲットとアンカーの画像が [文字を入力] アクティビティに表示されます。
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[これを入力] フィールドの右側にあるプラス記号 をクリックし、[CurrentRow] > [名前] を選択します。
これで、Excel ファイル内の行の反復処理を行う間、反復処理中の現在の行から名前をコピーし、Web ページ上のテキスト ボックス内に貼り付けることを指定したことになります。
- [文字を入力] アクティビティ下で [繰り返し (Excel の各行)] アクティビティ内で [アクティビティを追加] アイコンをクリックし、ウィンドウ上部の検索ボックスで [クリック] アクティビティを検索して、それを選択します。オートメーションにアクティビティが追加されます。
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[クリック] アクティビティで、次の操作を実行します。
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[画面上でターゲットを指定] をクリックし、ユニコーン名ジェネレーターの Web ページ内の [名前を取得] ボタン上にマウス ポインターを移動します。ボタンが強調表示されたら、クリックします。ボタンがターゲットとして識別されます。[選択オプション] ウィンドウの [確認] をクリックして選択内容を保存します。ターゲットの画像が [クリック] アクティビティに表示されます。
これで、Excel ファイル内の行の反復処理を行う間、現在の行の名前を Web ページ上のテキスト ボックスにコピーした後に、[名前を取得] ボタンを指定したクリックすることを指定したことになります。
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- [クリック] アクティビティ下で [繰り返し (Excel の各行)] アクティビティ内で [アクティビティを追加] アイコンをクリックし、ウィンドウ上部の検索ボックスで [テキストを取得] アクティビティを検索して、それを選択します。オートメーションにアクティビティが追加されます。
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[テキストを取得] アクティビティで、次の操作を行います。
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[画面上でターゲットを指定] をクリックし、ユニコーン名ジェネレーターの Web ページに生成された名前 (既定では、プレースホルダーのテキストである [Unicorn name]) の上にマウス ポインターを移動します。テキストが強調表示されたら、クリックします。テキストはターゲットとして識別されますが、アンカーは自動的に検出されません。ユニコーン名は生成されるたびに異なるので、プロジェクト実行時にターゲットを確実に識別するにはアンカーを追加することも必要です。
選択モードが継続している間は、テキストの上にある [Your Unicorn Name (ユニコーン名)] ラベルにマウス ポインターを移動し、強調表示されたらクリックします。このラベルがアンカーとして識別され、[選択オプション] ウィンドウに「ターゲットおよびアンカーが検出されました。」というメッセージが表示されます。[選択オプション] ウィンドウの [確認] をクリックして選択内容を保存します。
ターゲットとアンカーの画像が [テキストを取得] アクティビティに表示されます。
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[保存先] フィールドの右側にあるプラス記号 をクリックし、[CurrentRow] > [Unicorn Name] を選択します。
これで、Excel ファイル内の行の反復処理を行う間、生成された名前を Web ページから反復処理中の現在の行の [Unicorn Name] 列にコピーすることを指定したことになります。
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[Excel ファイルを使用] アクティビティ内の [アクティビティを追加] アイコンをクリックし、ウィンドウ上部の検索ボックスを使用して共通シナリオ [Excel 範囲内の行に対するアクションを繰り返す] を探して、選択します。「Excel 範囲内の行に対するアクションを」と入力し始めると簡単に見つけることができます。
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オートメーションを実行する
StudioX のリボンで [保存] をクリックしてプロジェクトを保存し、[実行] をクリックしてオートメーションを実行します。
Excel ファイルが開き、ファイル内の各行について、名前が Web ページにコピーされ、ユニコーン名が生成されます。さらに Excel ファイル内の対応するセルにユニコーン名がコピーされます。オートメーションが完了すると、Excel ファイルが保存され、閉じます。
オートメーションが正常に実行されました。これで最初のオートメーションを作成できました。つづいて、いくつかのチュートリアルを実行して、StudioX の機能についてもう少し詳しく学習します。