- 基本情報
- チュートリアル
- オートメーション プロジェクト
- オートメーションの作成
- トラブルシューティング
StudioX ユーザー ガイド
自動化対象の手動プロセスを明確に定義する
オートメーション プロジェクトの設計を開始する前に、自動化する手動プロセスの図を作成し、プロセスを構成する各ステップに分類します。この作業により、プロセスの自動化に必要なアクティビティのシーケンスを特定することができます。
自動化の設計を促進するツールを使用する
- プロジェクト テンプレートを元に新しいプロジェクト、すなわち一般的なプロセスに対して十分に機能するオートメーション プロジェクトを作成します。
- 共通シナリオを使用します。これは、一般的なタスクに対する再利用可能なオートメーションの部品であり、複数のアクティビティを一度に追加できます。
- [アプリ/Web レコーダー] を使用して、画面上でユーザーが実行した操作から UI Automation のアクティビティを自動的に生成します。
使用すべき適切なアクティビティを特定する
Excel、メール、Word、PowerPoint のデータを扱う場合や、ファイルとフォルダーの操作を実行する場合は、専用のアクティビティを使用します。他のすべてのアプリケーションとの対話には、 UI Automation アクティビティを使用します。
オートメーション プロジェクト全体でわかりやすい名前を使用する
各コンポーネントに、その目的がわかる名前を付けることで識別が容易になります。この方法は、同じ種類のコンポーネントを複数回使用する場合に、特に有効です。コンポーネント名としては、プロジェクト名、アクティビティ名、プロジェクトに追加されたリソース (Excel ファイルや PowerPoint ファイル、メール アカウント) の [参照名] の名前、[繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティ内の繰り返しにおける現在の項目の名前 (既定は CurrentRow、CurrentMail、CurrentFile)、この後オートメーションで使用するために保存しておく値の名前があります。
オートメーション プロジェクトを文書化する
プロジェクト内のアクティビティについて、それらのアクティビティの機能を説明する注釈を追加してドキュメント化します。これは、他のユーザーとオートメーション プロジェクトを共有するときに特に重要です。他のユーザーがオートメーション プロジェクトの仕組みを理解するための助けとなるからです。アクティビティに注釈を付けるには、アクティビティを右クリックして、[注釈] > [注釈を追加] を選択します。
設計中にオートメーションを頻繁に分析および実行する
- ワークフロー アナライザーを実行してプロジェクトを分析します。これにより、アクティビティの設定方法にエラーがないかチェックし、ワークフロー アナライザーのルールで定義された設計ガイドラインに従っていることが検証されます。StudioX のリボンで [ 分析 ] をクリックし、分析結果を [エラー リスト ] パネルに表示します。詳細については、「 ワークフロー アナライザーについて」をご覧ください。
- プロジェクトを実行し、得られた結果が期待どおりであるかを確認します。オートメーションの実行を繰り返すほど、潜在的な問題点の特定が容易になります。
- プロジェクト実行時にエラーが発生した場合は、エラー メッセージに注目します。メッセージには、エラーの原因や修正方法に関する有用な情報が含まれている可能性があります。エラーが発生したアクティビティのリトライ、その次のアクティビティまたは項目へのスキップ、実行の停止など、エラー ダイアログで提示される方法を試してみます。
オートメーションの一部のみを実行し、潜在的なエラーを特定する
- プロジェクト内の特定の個所で実行を停止または開始します。任意のアクティビティを右クリックして、以下を選択します。
- このアクティビティまで実行 - プロジェクト内のこのアクティビティまでのアクティビティをすべて実行します。
- [このアクティビティから実行] - プロジェクト内のこのアクティビティ以降のアクティビティをすべて実行します。
- エラーを発生させる可能性があるアクティビティを個別に無効化して、それらを除外した状態でプロジェクトを実行します。アクティビティを無効化するには、そのアクティビティを右クリックして [アクティビティを無効化] を選択します。無効化されたアクティビティは淡色表示となり、プロジェクト ダイアグラム内では[コメント アウト] コンテナーで囲まれます。無効化したアクティビティを再度有効化するには、[コメント アウト] コンテナーを右クリックして、[アクティビティを有効化] を選択します
オートメーションの重要なポイントでメッセージを生成する
ワークフローの特定の個所にメッセージを配置しておくと、プロジェクトの進行状況を容易に確認することができ、他のアクティビティの結果に関する情報も得られます。メッセージの表示には、次のようなアクティビティを使用できます。
- 1 行を書き込み - プロジェクトの実行を中断することなく、[ 出力 ] パネルにメッセージを表示します。たとえば、Excel ファイルの各行に対してアクティビティを繰り返す場合は、[ 繰り返し (Excel の各行 )] 内の最初のアクティビティとして [1 行を書き込み] アクティビティを追加し、各行のセルの内容を含むメッセージを表示するように設定します。セルを指定するには、テキスト ビルダーで利用可能な
メニューの [CurrentRow] オプションで列を選択します。オートメーションが行の処理を開始するたびにメッセージを生成することで、行が期待どおりに処理されるかどうかを確認できます。 - [メッセージ ボックス] - メッセージを含むダイアログ ボックスを表示するとともに、オートメーション プロジェクトの実行を一時停止します。ダイアログ ボックスのボタンをクリックすると再開します。 例えば、Word ファイルのデータを操作する最後のアクティビティの後ろに、「Word 文書の処理が終了しました。」というメッセージを表示する [メッセージ ボックス] アクティビティを追加します。これにより、Word アクティビティが完了し、オートメーションを次のアクティビティに進められることを確認できます。
プロジェクトの設計が完了したら、これらのアクティビティを、パブリッシュする前に削除します。
機密情報を保護する
- プロジェクトに直接、資格情報を追加しないでください。プロジェクトに資格情報を追加して Windows の資格情報マネージャーに安全に保存できるようにする [ユーザー名/パスワードを取得] アクティビティを使用します。
- 機密データを含むファイルをプロジェクト フォルダーに保存しないでください。他のユーザーとオートメーションを共有する予定がある場合には、特に注意してください。既定では、オートメーションをパブリッシュすると、パッケージにはプロジェクト フォルダー内のすべてのファイルが含まれます。