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- トラブルシューティング
プロセスを停止する
プロセスは [強制終了] または [キャンセル] コマンドを使用して停止できます。コマンドは Orchestrator、Assistant、または Studio から送信できます。
キャンセル コマンドを受信すると、ロボットは現在のアクティビティの実行をキャンセルし、最後の手順の実行を開始します。これが 3 秒以上かかる場合、プロセスは強制終了されます。
一方、プロセスを強制終了するコマンドを受信すると、ロボットはまず実行のキャンセルを試みます。実行が 3 秒以内に完了しない場合、プロセスは強制終了されます。
Try-Catch ワークフローの実行中にプロセスが停止すると、実際には完了しなかった場合でもトランザクション ステータスに「成功」と表示される場合があります。
ロボットがキャンセル コマンドを受信した際に実行が [Try] または [Catches] ブロックにある場合は、エラーの有無をチェックする [Finally] ブロックにスキップします。エラーが見つからない場合、エラー イベントがない (空である) ことから [Finally] ブロックはプロセスの実行が成功したとみなします。
ロボットが強制終了コマンドを受信した際に実行が [Try] または [Catches] ブロックにある場合は、まずプロセスをキャンセルし、[Finally] ブロックにスキップしようとします。[Finally] ブロック内のロジックがキャンセル コマンドを受信してから 3 秒以内に完了しない場合、実行そのものが強制終了され、ログにはプロセス全体の実行が成功したと記録されます。これは、[Catches] ブロックがスキップされエラーが記録されなかったためです。
- ビジネス ロジックが完了した後に、[Try] ブロック内でのみプロセスのステータスが
Successful
となるよう設定します。 - エラー処理ロジックが完了した後に、[Catces] ブロック内でのみプロセスのステータスが
Failed
となるよう設定します。 - [Finally] ブロックはプロセスの実行に成功したか否かにかかわらず実行されるため、クリーンアップ ロジックのみを含めるようにします。
BusinessError
と SystemError
の値が null
のままとなり、全体的なプロセスのステータスは成功とみなされます。これは意図的な挙動です。
BusinessError
と SystemError
の値は null
のままとなり、記録されたエラーがないことから全体的なプロセスのステータスは successful
とみなされます。