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- Robot を Orchestrator に接続する
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- Robot JavaScript SDK
- 特定のシナリオ
- トラブルシューティング
Linux 環境のロボット
Linux 環境に対応したロボットを使用して、Docker コンテナーで無人オートメーションを実行できます。この機能を活用すれば、デプロイ規模をさらにすばやく簡単に拡大できます。
Linux ロボットは、Studio でクロスプラットフォームとして開発され UI 操作を必要としないプロセスを実行します。
- Docker 環境
- Orchestrator へのネットワーク接続
- マシンまたはマシン テンプレート キー
こちらのドキュメントに示すように、Orchestrator でUnattended ロボットを作成して、後から使用できるようにマシン キーを保存します。
-
コマンド ライン ターミナルを開き、以下のコマンドを使用して Docker イメージを取得します。
docker pull registry.uipath.com/robot/runtimedocker pull registry.uipath.com/robot/runtime:<tag>
docker pull registry.uipath.com/robot/runtimedocker pull registry.uipath.com/robot/runtime:<tag> -
以下のコマンドを使用してロボットのイメージを起動し、Robot を Orchestrator に接続します。
docker run -e LICENSE_AGREEMENT=accept -e ORCHESTRATOR_URL="https://cloud.uipath.com/organization/tentant/orchestrator_" -e MACHINE_KEY="$KEY"-tid registry.uipath.com/robot/runtimedocker run -e LICENSE_AGREEMENT=accept -e ORCHESTRATOR_URL="https://cloud.uipath.com/organization/tentant/orchestrator_" -e MACHINE_KEY="$KEY" -tid registry.uipath.com/robot/runtime:<tag>
docker run -e LICENSE_AGREEMENT=accept -e ORCHESTRATOR_URL="https://cloud.uipath.com/organization/tentant/orchestrator_" -e MACHINE_KEY="$KEY"-tid registry.uipath.com/robot/runtimedocker run -e LICENSE_AGREEMENT=accept -e ORCHESTRATOR_URL="https://cloud.uipath.com/organization/tentant/orchestrator_" -e MACHINE_KEY="$KEY" -tid registry.uipath.com/robot/runtime:<tag>注: 特定のバージョンのロボットを取得または起動するには、<tag>
パラメーターを下表の「Docker イメージのタグ」列に記載されている実際のバージョンで置き換えます。Robot のバージョン
Docker イメージのタグ
2021.10
21.10.7
21.10.6
21.10.5
21.10.3
タグを使用しないと、最新の Enterprise のバージョンの最新の Enterprise のパッチが取得されます。
重要: ロボットを Orchestrator に接続する際に問題が発生した場合は、ホスト マシンの設定 (例: ファイアウォール ルール) が原因である可能性があります。この問題を解決するには、コマンドに特定の DNS サーバーを追加します。例:docker run --dns="1.1.1.1" -e LICENSE_AGREEMENT=accept -e ORCHESTRATOR_URL="https://cloud.uipath.com/organization/tentant/orchestrator_" -e MACHINE_KEY="$KEY" -tid registry.uipath.com/robot/runtime
1.1.1.1
は Cloudflare からのパブリック DNS リゾルバーを指します。ここでは、SignalR ハブを解決できる任意の DNS リゾルバーを使用できます。重要:- ロボットを正常に起動するには、コマンドに
-e LICENSE_AGREEMENT=accept
パラメーターを追加して、ライセンス契約に同意する必要があります。 - 手順 2 に示すコマンドを実行するたびに、Orchestrator で新しいロボットが生成されます。
- ロボットを正常に起動するには、コマンドに
-
マシン上のロボットのステータスを確認するには、以下のコマンドを使用します。
docker ps -a
docker ps -a -
ロボットを切断するには、以下のコマンドを使用します。
docker stop {container_id}
docker stop {container_id}重要:docker kill container_id
を使用すると、マシン上のロボットは停止されますが、Orchestrator からは切断されません。 -
特定のロボットを再接続するには、以下のコマンドを使用します。
docker start {container_id}
docker start {container_id}
コンテナー インスタンスのライフサイクルを超えてログ ファイルを保持する必要がある場合は、以下のコマンドを使用します。
docker run -e LICENSE_AGREEMENT=accept -e MACHINE_KEY="{machine_key}" -e ORCHESTRATOR_URL="https://cloud.uipath.com/organization/tentant/orchestrator_" -v C:\Users\user.name\Desktop\logs:/root/.local/share/UiPath/Logs/ -ti registry.uipath.com/robot/runtime
docker run -e LICENSE_AGREEMENT=accept -e MACHINE_KEY="{machine_key}" -e ORCHESTRATOR_URL="https://cloud.uipath.com/organization/tentant/orchestrator_" -v C:\Users\user.name\Desktop\logs:/root/.local/share/UiPath/Logs/ -ti registry.uipath.com/robot/runtime
mcr.microsoft.com/dotnet/runtime
の Alpine Linux バージョンに基づいています。アプリケーションに必要なファイルはすべて、/root/application directory
に配置されています。
Linux ロボットで無人ジョブを実行する手順は、Windows の場合と同じです。
プロセスをテストするために、以下のコマンドを使用してデバッグ モードを有効化できます。
docker run -e LICENSE_AGREEMENT=accept -e DEBUG_SESSION=true -ti -p8573:8573 registry.uipath.com/robot/runtime
docker run -e LICENSE_AGREEMENT=accept -e DEBUG_SESSION=true -ti -p8573:8573 registry.uipath.com/robot/runtime
8573
で動作し、デバッグ機能が有効化されている、新しいロボット コンテナーを起動します。コンテナーが起動したら、Studio のリモート デバッグ機能を使用し、host machine ip
およびポート 8573
を使用して Docker イメージに接続できます。
既に起動しているロボット コンテナーをデバッグする場合は、Orchestrator に接続されているロボット コンテナーで Unattended ロボット接続機能を使用できます。