- リリース ノート
- 基本情報
- インストールとアップグレード
- Orchestrator 内の Insights
- Insights ポータル
Insights
Insights 管理ツール
Insights 管理ツールを使用すると、Insights インスタンスに対して必要なさまざまな管理操作を実行できます。ここに記載されている Insights 管理ツールのグラフィック インターフェイスを使用すると、アップグレード以外のすべての機能を使用できます。
- Insights をインストールしたマシンで、ディレクトリ
\Orchestrator\Tools
に移動して [Insights Admin Tool] をダブルクリックします。ログイン画面が表示されます。
注: 他のツール機能の使用を続行するには、Orchestrator ホスト管理者の資格情報を使用してログインする必要があります。 - ログインすると機能選択ページが表示されます。
機能選択ページではこのツールで行う操作を選択できます。
- Insights をテナントに対して有効化 - Insights の使用をテナントに対して有効化/無効化します。また、キューブやダッシュボードをリセットしてインストールの既定のスキーマにすることもできます。
- データ テーブルをグループ化 - 大規模なインストール向けにテーブルグループ化スキーマをアップロードします。
- テナントのキューブ ビルド ステータスを確認 - Insights キューブの稼働状況の確認、手動の再ビルドのトリガー、カスタム テーブルのアラートに設置するしきい値の編集、診断ログのダウンロードができます。
- カスタム テーブルを管理 - Insights キューブに追加する、必要なプロセスおよびキューのテーブルを選択します。
- ログ - Insights 管理ツールの詳細ログを含むフォルダーを開きます。
フィールド | 説明 |
---|---|
Insights が有効 | Insights を各テナントに対して有効化するか、無効化するかを指定します。 |
テナント名 | 対象の Orchestrator テナントの名前です。 |
ダッシュボードの言語 | アップロードする既定の (OOTB) ダッシュボードの言語を選択します。既定値は English です。
|
リソースを置換 | ダッシュボードの言語を変更する場合は必須です。カスタム ダッシュボードは影響を受けません。
既に有効化されたテナントの場合、作成済みの Insights リソースが既定のインスタンスで置換されます。 現在の OOTB ダッシュボードは新しい OOTB ダッシュボードで置換されます。キューブは削除され、既定のスキーマを持つ新しいキューブで置換されます。ダッシュボードの言語を変更する場合は、このオプションを選択することをお勧めします。 |
ダッシュボードのアクセス権 | Insights の既定のダッシュボードへのアクセス権を与えるユーザー ロールまたはグループを、次のオプションから選択します。
|
バックフィルを選択して日数を指定すると、新しく有効化されたテナントに対して、履歴データが Orchestrator DB から Insights DB にインポートされます。
転送されるデータの量によっては、実行時間が大幅に増加する場合があります。 |
[グループをアップロード] タブ
このページでは、グループ化構成ファイルをアップロードし、複数のキューやプロセスのデータを 1 つのテーブルにグループ化することで Insights のパフォーマンスを向上させることができます。
詳細についてはこちらをご覧ください。
[テーブルをクリーンアップ] タブ
このページでは、テーブル グループによって冗長になった既存のテーブルを削除できます。
[テナントのキューブ ビルド ステータスを確認] ページでは、Insights キューブのビルドが失敗していないかどうかを確認できます。また、キューブの完全な再ビルドを手動でトリガーするオプションを使用できます。さらに、お使いの Insights のデプロイで作成されたカスタム テーブルの数を監視したり、アラートのしきい値 (サポートされているカスタム テーブル数の最大値である 75 個まで) を設定して、制限に近づくと警告が表示されるようにしたりできます。しきい値は、既定では 50 に設定されています。
しきい値に近づいた、またはしきい値を超過した場合に、Insights ユーザーが Orchestrator の [Insights] タブをクリックすると、しきい値のステータスについて警告するトースト通知が表示されます。
[ログをダウンロード] を選択すると、キューブ ビルドのログをローカルに保存することもできます。
[カスタム テーブルを管理] ページでは、Insights キューブに追加するプロセスやキューのテーブルを選択できます。過去のバージョンでは、ログにカスタム フィールドのあるプロセスや、固有/出力/分析データのいずれかを持つキューは、既定でキューブ内にテーブルが作成されていました。Insights キューブがサポートできるカスタム テーブルは最大で 75 個であるため、カスタム データを含むプロセスやキューの数が多いとすぐに制限に達していました。このページを使用すれば、最大 75 個のプロセスおよびキューの組み合わせを選択して許可リストに追加できます。
これらのプロセスやキューは、有効化時にカスタム フィールドを持つ必要はありません。対応する表を許可リストに追加できます。カスタム データが検出されると、テーブルがキューブに追加されます。
このツールで選択できるテーブルの最大合計数は 75 です。75 を超えると、[送信] ボタンが利用できなくなり、許可リストに追加されたテーブルの数が赤色で表示されます。
このページには、テナントのグループ数も表示されます。許可リストへの登録は、大抵の場合はカスタム テーブルの数を制限するために使用され、グループ化の必要性を軽減することを目的としています。プロセスまたはキューが現在有効なグループに属している場合、[グループ化済み] 列にチェックマークが表示されます。
「グループ化済み」かつ「許可リストに登録済み」として表示されているテーブルは、グループ化後にクリーンアップされていません。このような場合、テーブルは 2 回カウントされ、パフォーマンスにも影響を及ぼします。このようなシナリオでは、グループ化されたテーブルはクリーンアップすることをお勧めします。詳細についてはこちらをご覧ください。