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Insights
Insights について
Insights は Orchestrator と統合されたプラットフォームで、利用可能なビジネス メトリックや運用分析情報を任意で組み合わせてデータのモデリングや分析を行うことができます。カスタム デザインのダッシュボードを使用して目的の指標に対する企業データを可視化することで、ユーザーは新しい分析情報を発見したり、パフォーマンス指標を追跡したり、エラーや異常に対するアラートを受信したりできます。
Insights のページには、ユーザーがアクセス権を持つ、利用可能なすべてのダッシュボードが表示されます。既定では、インストール中に作成される [ロボット]、[プロセス]、[キュー]、[ライセンス]、[ビジネス ROI] ダッシュボードにはすべてのユーザーがアクセスできます。各ダッシュボードは、カスタマイズ可能なさまざまなウィジェットで構成されており、PDF または画像ファイルとしてダウンロードできます。
このページは、各ダッシュボードをタイルとして表示する [グリッド] ビューと、他の Orchestrator 機能でよく使用される [リスト] ビューの間で切り替えできます。
Orchestrator の [Insights] ページは、既存のダッシュボードや共有されたダッシュボードが一元的に表示される便利な場所ですが、Insights プラットフォームの完全な機能を使用するには Insights ポータルにアクセスする必要があります。ここには必要な権限を持つユーザーがアクセスでき、ダッシュボードの作成や編集とアラートの管理を行います。
Insights データベースへのデータの取り込みには、テナントを有効化するときに実行される「ウォームスタート」と、新しいデータの反復的な取り込みの 2 種類があります。
既定では、特定のテナントに対して Insights を有効化した際にウォームスタートの一環として取り込まれるデータの対象日数は過去 30 日間のみです。この日数は、テナントに対して Insights を有効化する際にバックフィルの日数のフィールドを変更して設定できます。
Successful
、Failed
、Abandoned
のいずれかのステートでなければ取り込まれず、ジョブは Success
または Fail
のいずれかに到達した後にのみ取り込まれます。
Insights の機能は、Orchestrator で各ユーザーに割り当てられたロールとそれに対応する権限によって制御されます。Insights では次の 2 つの機能 (役割) を使用できます。
- ビューアー - Insights に対する表示権限のみが付与されたユーザーです。ダッシュボードを表示することはできますが、編集や作成はできません。Insights ポータルにはアクセスできません。
- デザイナー - Insights に対する作成、編集、削除権限が付与され、ダッシュボードを作成、編集、または削除できるユーザーです。Insights ポータルにアクセスできます。
Orchestrator では、Insights のビューアーおよびデザイナー ユーザーに対して、別々の異なるロールを作成することをお勧めします。ビューアーに対しては Insights の表示権限のみを付与し、デザイナーには表示権限と編集権限を付与します。詳細については、「ロールを管理する」をご覧ください。
ユーザーには、Insights にアクセスできるように Orchestrator で設定された適切なメール アドレスが必要です。
同じメール アドレスで複数の Orchestrator テナントに保存されたユーザーは、Insights ではそれらすべてのテナントのデータにアクセスできます。