Document Understanding
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Document Understanding ガイド
最終更新日 2024年2月28日

Data Manager を設定する

最初に ML データを保持するための作業フォルダーを作成する必要があります。このフォルダーは、以下に記載されているすべてのコマンドで参照されます。

注: Data Manager を起動する前に、以下の設定手順を実行してください。後で OCR エンジンやユーザー パスワードなどの設定を変更する場合は、Docker の stop コマンドを使用して Data Manager を停止し、設定コマンドを実行してから、再度 Data Manager を起動する必要があります。Docker のチート シートはこちらからご確認ください。

ユーザーを追加する (スタンドアロンの Docker コンテナーを実行する場合のみ)

管理者ユーザー名と管理者パスワードを持つ管理者ユーザーは、既定で作成されます。

新しくユーザーを作成するには、Data Manager コンテナーが実行中の場合はコンテナーを停止し、以下のコマンドを使用します。その後、Data Manager コンテナーを再び開始します。

docker run --rm -it -p <port_number>:80 -v "<path_to_working_folder>:/app/data" aiflprodweacr.azurecr.io/datamanager:latest --license-agreement accept --user <username> --passw <password>docker run --rm -it -p <port_number>:80 -v "<path_to_working_folder>:/app/data" aiflprodweacr.azurecr.io/datamanager:latest --license-agreement accept --user <username> --passw <password>

各ユーザーは、画面右上のボタンからアクセスできる [設定] → [パスワード] ビューで、パスワードを変更することもできます。

SSL 暗号化 (https) を有効化する

自身のマシンまたはセキュリティで保護されたオフィス ネットワークで Data Manager を実行する場合、この手順は不要です。

ただし、インターネットに対してオープンなリモート サーバーで Data Manager を実行しようとしている場合は、SSL 暗号化を有効化することを強く推奨します。

そのためには、リモート サーバーの DNS 名を取得し、そのドメイン名に対する PEM 形式の https 証明書 (.crt ファイル) とキー (.key ファイル) を生成し、リモート サーバーの certs フォルダーに配置する必要があります。

次に、以下のコマンドを使用して Data Manager を起動する必要があります。

docker run -d -p <port_number>:80 -v "<path_to_working_folder>:/app/data" -v "<path_to_certs_folder>:/certs" aiflprodweacr.azurecr.io/datamanager:latest --license-agreement accept --https-certificate /certs/<cert_filename.crt> --https-private-key /certs/<key_filename.key>docker run -d -p <port_number>:80 -v "<path_to_working_folder>:/app/data" -v "<path_to_certs_folder>:/certs" aiflprodweacr.azurecr.io/datamanager:latest --license-agreement accept --https-certificate /certs/<cert_filename.crt> --https-private-key /certs/<key_filename.key>

このコマンドでは、<cert_filename.crt> が certs フォルダーに配置した .crt ファイルの名前を指し、<key_filename.key> が .key ファイルの名前を指しています。

定義済みのスキーマを使用する

AI Center の再トレーニング機能を使用するには、UiPath のすぐに使える事前トレーニング済み ML パッケージであらかじめ抽出されたフィールドに基づくフィールド一式を使用する必要があります。このフィールドのリストをスキーマと呼びます。

作業を開始しやすいよう、UiPath では以下のようなすぐに使える ML パッケージ用のスキーマを提供しています。これらの .zip ファイルは、データセットをインポートするのと同様に Data Manager にインポートできます。

UiPath が提供する事前トレーニング済みの ML パッケージ用のスキーマは、下表のリンクから入手できます。

事前トレーニング済みの ML パッケージ

スキーマ

Invoices (請求書)

InvoicesAustralia (請求書 - オーストラリア)

InvoicesIndia (請求書 - インド)

InvoicesJapan (請求書 - 日本)

Receipts (領収書)

PurchaseOrders (発注書)

UtilityBills (公共料金の請求書)

重要: InvoicesJapan (請求書 - 日本) ML パッケージでサポートされているのは、Google Cloud Vision OCR のみです。
上記の表から .zip ファイルをダウンロードした後は、Data Manager にスキーマをインポートできます。画面上部の [インポート] ボタンをクリックし、ダイアログ ボックスから .zip ファイルを選択します。Data Manager はこれが新しいスキーマであることを検出し、直接インポートします。

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