- 基本情報
- ライセンス
- セットアップと構成
- ホスティング モデル
- サービスを有効化する
- アクセス権を管理する
- テナントの移行と削除
- サービスの利用
- 参照
- 例とチュートリアル
- ログ

Data Fabric ユーザー ガイド
Data Fabric では、以下の場合に既存のテナント データを維持する方法を提供しています。
ライセンスの階層またはリージョン間のテナントの移行を有効化すると、情報が保持されます。
各ケースの詳細とスムーズな移行を実現する手順をご確認ください。
階層の移行
階層の移行とは、Community から Enterprise または Enterprise 無料トライアルへのアップグレードなど (またはその逆もあり)、異なるライセンス プラン間でテナント データを移行することです。
まずアップグレードまたはダウングレードを反映するために 、現在のライセンス プラン内の制限が変更されます 。そのため、新しいデータと API の使用要件を満たすために、 Data Fabric ユニットを調整する必要があります。
移行スケジュール
UiPath® がライセンス階層内で変更を検出すると (24 時間以内に)、7 日後に Data Fabric テナントが移行されます。
ライセンスのダウングレード
ライセンスのダウングレードの場合、使用されるデータに基づいて 2 つのシナリオを検討する必要があります。
- 100 MB 未満 - テナントに対するデータの読み取りまたは書き込みを、引き続き行うことができます。
-
100 MB を超える - 新しいデータをテナントに書き込めなくなりますが、引き続き読み取り権限があります。
リージョンの移行
Enterprise ユーザーは、[テナント設定] パネルを開くと、どのリージョンでホストされているかを確認できます。
リージョンの移行とは、既存のテナント データを別の利用可能なホスティング リージョンに移行することです。
テナント データを別のリージョンに移行するには、そのようなリクエストをサポート サービスに提出する必要があります。
移行スケジュール
UiPath® サポート チームがリージョンの変更に関するリクエストを受け取ると、移行予定日が通知されます。
ロールバック
新しい構成で Data Fabric にアクセスできない場合は、サポート チケットを送信することで、移行から 30 日以内であれば以前の環境へのロールバックをリクエストできます。
Automation Cloud ポリシーでは、非アクティブ期間が 90 日を超えた、非アクティブな Community アカウントを削除することになっています。
削除したアカウントで Data Fabric が有効化されていた場合、関連するテナントとテナントが保持するデータも削除されます。
Enterprise アカウントは、90 日間の非アクティブ制限の影響を受けません。したがって、 Data Fabric 内のすべてのエンティティとレコードは、サービスが非アクティブまたは無効になった場合でも保持されます。
移行されたテナントについては、45 日後に古い環境が自動的に削除されます。