- 基本情報
- ライセンス
- セットアップと構成
- ホスティング モデル
- Data Service を有効化する
- アクセス権を管理する
- テナントの移行と削除
- Data Service を使用する
- 参照
- 例とチュートリアル
ホスティング モデル
Data Service は、クラウド サービスのベストプラクティスに基づいて構築され、複数の顧客をサポートするためのアーキテクチャが採用されてきました。このサービスは、異なるテナントおよびアカウント間のデータを完全に分離すると同時に、プロビジョニング、デプロイメント、スケーリングを迅速に行えるよう設計されています。
テナントに対して Data Service を有効化すると、メタデータやデータをホストするための新しいパーティションがサービス内に作成されます。Data Service はテナント レベルのサービスであり、各テナントのデータはそれぞれ分離されることに注意してください。そのため、それ以降のそのテナントに対する操作はすべて、各テナントのパーティション内に限定されます。また、サービスとの通信は、すべて REST API を通して行われます。
Data Service は UiPath® Automation Cloud を基盤として構築され、以下の主要コンポーネントを備えています。
- Web アプリケーション - Data Service のユーザー エクスペリエンスを提供します。
- REST API エンドポイント - Web アプリケーション、Studio、Robot でのあらゆる操作に使用されます。
- ランタイム + ストレージ管理サービス - パーティション化されたアクセスを保証するとともに、メタデータ内またはデータ ストア内のエンティティやレコードの変更機能を提供します。
- メタデータ ストア - 各テナントのエンティティ、フィールド、ユーザー、権限に関する情報を保存します。
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データ ストア - 各エンティティのレコードを保存します。
UiPath® Studio、Assistant、Robot は、それぞれの構成済み Orchestrator 接続を使用して Data Service と通信し、Data Service エンドポイントの識別と Automation Cloud からの認証トークン取得のいずれも可能です。Studio へのエンティティのインポートなどの操作では、Data Service からエンティティに関するメタデータを読み取ってから、それをプロジェクトとともに保存します。Data Service のアクティビティでは、REST API エンドポイントと通信して、レコードを読み取ったり変更したりします。