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UiPath Automation Suite 管理ガイド

最終更新日時 2024年12月18日

外部 OAuth アプリケーションを管理する

管理者として OAuth フレームワークを使用することで、認可を外部アプリケーションに委任できます。登録が完了すると、これらのアプリケーションは、指定する API にスコープが設定される UiPath アプリケーションまたはリソースへの API 呼び出しを実行できます。

外部アプリケーションを追加する

外部アプリケーションを登録し、そのアプリケーションが組織内で OAuth を使用して UiPath リソースにアクセスできるようにするには、以下の手順を実行します。

  1. Automation Suite に組織管理者としてログインします。
  2. [管理] に移動し、左側のペインの上部で組織が選択されていることを確認して、[外部アプリケーション] をクリックします。
  3. 3. 右上の [アプリケーションを追加] をクリックします。
    [アプリケーションを追加] ページが開き、ここで外部アプリケーションを登録できます。
  4. [アプリケーション名] フィールドに入力します。
  5. [アプリケーションの種類] のオプションを選択します。

    [機密アプリケーション] を選択した場合、アプリケーション作成の最後にアプリケーション シークレットが提供されるので、使用しているアプリケーションでそのシークレットを安全に保存できることを確認してください。それが不可能な場合は [非機密アプリケーション] を選択します。

  6. [リソース][スコープを追加] をクリックします。

    右側に [リソースを編集] パネルが開きます。このパネルでは、アプリケーションにアクセス権を与える必要があるリソースを選択できます。

  7. [リソース] ドロップダウン リストから、アプリケーションが使用できる UiPath API を選択します。
    注: スコープは一度に 1 つのリソースに対してのみ追加できます。複数のリソースへのアクセスを許可するには、このプロセスを繰り返して各リソースにスコープを追加します。
  8. [ユーザー スコープ] タブで、必要に応じて、付与する論理 API 権限のチェック ボックスを選択します。

    ユーザー スコープに基づく権限付与とは、外部アプリケーションがそれらのリソースにユーザー コンテキスト内でアクセス可能であり、適切な権限を持つユーザーがログインする必要があることを意味します。

  9. 機密アプリケーションの場合は、[アプリケーション スコープ] タブに切り替え、必要に応じて、選択したリソースに対するアプリケーション レベルでの権限も付与できます。

    アプリケーション スコープに基づく権限を持つ外部アプリケーションは、ユーザーの操作なしで、選択したスコープのすべてのアプリケーションのデータにアクセスできます。

    非機密アプリケーションは、アプリケーション スコープにアクセスできません。

  10. [保存] をクリックします。

    パネルが閉じ、フォームの [リソース] の表に、選択したリソースとスコープが追加されます。

  11. 外部アプリケーションが対応している場合、[リダイレクト URL] フィールドに URL を追加すると、認可応答がその URL に送信され、アプリケーションがその URL を使用して UiPath リソースにアクセスできるようになります。
  12. [追加] をクリックして登録を作成します。

    確認メッセージが表示されます。機密アプリケーションの場合、確認メッセージには登録済み外部アプリケーションが認可を要求するときに使用できるアプリケーション シークレットが含まれます。アプリケーション シークレットは、その後はもう表示されることがないので、必ず安全な場所に保存しておいてください。

既存アプリケーションのスコープを変更する

スコープとは、UiPath リソースに関連する外部アプリケーションの権限です。

  1. [管理] > 組織 > [外部アプリケーション] に移動します。
  2. アプリケーションの行の右にある docs image をクリックします。
  3. アプリケーションがアクセス権を持つスコープを変更します。
    • 既存のスコープを編集したり、リソースを削除したりするには、リソース行の右のアイコンを使用します。
    • 新しいリソースを追加してそのスコープを選択するには、[スコープを追加] をクリックします。
  4. [保存] をクリックします。

新しいアプリケーション シークレットを作成する

外部アプリケーションに対して生成されたアプリケーション シークレットが不明な場合、復元することはできません。ただし、新たに作成することは可能です。

注: 新しいアプリケーション シークレットを作成したら、外部アプリケーションとの連携を管理する開発者に必ず知らせてください。開発者は認証メカニズムを更新する必要があります。そうしないと、既存の連携が機能しなくなります。

新しいアプリケーション シークレットを生成するには、以下の手順を実行します。

  1. [管理] > [組織] > [外部アプリケーション] に移動します。
  2. アプリケーションの行の右にある docs image をクリックします。
  3. [アプリ シークレット][新しく生成] をクリックします。

    新しいアプリケーション シークレットが生成され、ボタンの上に表示されます。[キャンセル] をクリックしてページを閉じるまで表示されます。

  4. アプリケーション シークレットをコピーして安全な場所に保存してください。

開発者に詳細情報を提供する

外部アプリケーションの登録後は、開発者による外部アプリケーションの設定も必要になります。それにより、外部アプリケーションが正しく認証され、UiPath Identity Server に認可を要求して、許可された UiPath リソースにアクセスできるようになります。

それらの作業を実行するには、以下の情報を開発者に提供する必要があります。

  • アプリケーションの種類アプリケーション ID。いずれも [管理] > [外部アプリケーション] ページで確認できます。
  • 各種類のスコープに追加されたスコープ。リソースの中には、ユーザーとアプリケーションの両方のスコープに同じ名前を使用しているものがあるため、種類も重要です。
  • 機密アプリケーションの場合、外部アプリケーションの登録時に生成されたアプリケーション シークレット

    注: シークレットが不明な場合は、上記のようにして新しく生成します。

開発者として外部アプリを認証および認可する方法について詳しくは、『API ガイド』の「外部アプリケーション (OAuth)」をご覧ください。

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