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外部アプリケーションを管理する
UiPath プラットフォームの外部のアプリケーションには、ユーザーの資格情報を共有せずに UiPath リソースへのアクセス権を付与できます。OAuth フレームワークを使用することで、認可を外部アプリケーションに委任できます。登録が完了すると、これらのアプリケーションは、指定する API にスコープが設定される UiPath アプリケーションまたはリソースへの API 呼び出しを実行できます。
アプリケーションは以下のいずれかの種類として登録できます。
- 機密アプリケーション: 登録後に生成されるアプリケーション シークレットを安全に保存できるアプリケーションです (例: Web アプリケーション、サービス間 (S2S) アプリケーション)。
- 非機密アプリケーション: 安全な保存を保証できないためにアプリケーション シークレットが作成されないアプリケーションです (例: デスクトップまたはネイティブのモバイル アプリケーション)。
アプリケーションの種類で、アプリケーションの認可が許可されている認可付与の種類を定義します。機密アプリケーションのスコープは、ユーザーレベルやアプリケーションスコープの API になります。非機密アプリケーションはユーザー スコープにしか要求を送信できません。つまり、アプリケーションに対する要求を認可するには、ユーザーがログインする必要があります。
登録された外部アプリケーションには、UiPath アプリケーションの API を通じて 1 つまたは複数の UiPath リソースにアクセスする権限が付与されます。
次の API を使用できます。
外部アプリケーションが OAuth を使用して UiPath のリソースにアクセスできるようにするには、次の 3 つの手順があります。
手順 |
ユーザー |
内容 |
詳細 |
---|---|---|---|
1 |
組織管理者 |
外部アプリケーションを Automation Suite に登録します。 | |
2 |
組織管理者 |
開発者にアプリケーション登録の詳細情報を提供します。 | |
2 |
開発者 |
外部アプリケーションを設定して、適切な付与の種類を使用することで UiPath リソースにアクセスできるようにします。 |
外部アプリケーションに対して生成されたアプリケーション シークレットが不明な場合、復元することはできません。ただし、新たに作成することは可能です。
新しいアプリケーション シークレットを生成するには、以下の手順を実行します。
外部アプリケーションの登録後は、開発者による外部アプリケーションの設定も必要になります。それにより、外部アプリケーションが正しく認証され、UiPath Identity Server に認可を要求して、許可された UiPath リソースにアクセスできるようになります。
外部アプリケーションとの連携を管理する開発者向けの手順は、「外部アプリケーションを使用して UiPath のリソースにアクセスする」に記載されています。
ただし、それらの作業を実行するには、以下の情報を開発者に提供する必要があります。
- アプリケーションの種類とアプリケーション ID。いずれも [管理] > [外部アプリケーション] ページで確認できます。
- 各種類のスコープに追加されたスコープ。リソースの中には、ユーザーとアプリケーションの両方のスコープに同じ名前を使用しているものがあるため、種類も重要です。
-
機密アプリケーションの場合、外部アプリケーションの登録時に生成されたアプリケーション シークレット。
注: シークレットが不明な場合は、上記のようにして新しく生成します。