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AI Center ガイド

Automation CloudAutomation SuiteStandalone
最終更新日時 2024年11月11日

データ ラベルを管理する

ラベル付けセッションを作成する

  1. [データのラベル付け] ページで [既定のラベル付けテンプレートから選択] を選択します。


  2. [データのラベル付けを設定] ページで、設定対象のすぐに使えるパッケージを選択します。この例ではメールを使用します。メール テンプレートは、テキスト分類ラベルとエンティティ認識ラベルを組み合わせたものです。
  3. [データのラベル付け] セクションに名前を入力して、[データセット] を選択します。このページから新しいデータセットを作成することもできます。データセットについて詳しくは、「データセットについて」をご覧ください。
  4. [作成] をクリックします。

設定

[設定] タブで、セッションに必要なラベルを設定できます。

ラベルは、次の 2 つの方法で設定できます。

  • 一般的な UI を使用する
  • 詳細エディターを使用する

左側のパネルはラベル設定エディターで、右側のパネルには現在の設定のプレビューが表示されます。右側のパネルには、テンプレートに含まれるテキスト コンポーネントも表示されます。この例では、メール テンプレートに From、To、CC、Date、Text のフィールドがあらかじめ設定されています。これらのテキスト コンポーネントは、詳細エディターを使用して追加/削除できます。

注: ここで設定するテキスト コンポーネントによって、ラベル付け用にインポートするファイルの構造が決まります。

インターフェイスを使用する

[全般] タブのインターフェイスを使用して、新しいラベルを追加できます。

ラベルを追加するには、[エンティティ ラベル] の横にある ➕ をクリックします。以下の情報を新しいラベルに追加します。

  • 名前: 新しいラベルの名前です。
  • ラベル付けする入力データ: ラベル付けするテキスト コンポーネントを選択します。メール AI の場合は DateFromTocctext の中から選択します。
  • 属性名: データ内のエンティティのラベル名を選択します。顧客名、市区町村名、電話番号などの属性を作成する場合に使用します。
  • ショートカット: ラベルのホットキーを選択します。キーをショートカットとして設定する場合に使用します。単一の文字または数字のみがサポートされます。
  • : ラベルを他のラベルから区別するための色を選択します。
注: [+ 新規追加] をクリックすると、同じラベルにさらに属性を追加できます。


分類を追加するには、[分類] の横にある ➕ をクリックします。以下の情報を新しいラベルに追加します。

  • 名前: 新しい分類の名前です。
  • 分類の種類: 分類の種類を選択します。[単一][複数] から選択できます。
  • 属性名: データ内の各クラスまたは値のラベル名を選択します。感情 (肯定的または否定的)、メールの種類 (顧客、マーケティング、スパム) などの属性を作成する場合に使用します。
  • ショートカット: 属性のホットキーを選択します。キーをショートカットとして設定する場合に使用します。単一の文字または数字のみがサポートされます。
注: [+ 新規追加] をクリックすると、同じ分類にさらに属性を追加できます。


詳細エディターを使用する

[詳細エディター] タブを使用して、新しいラベルを追加できます。

新しいラベルを追加するには、必ず <Label value="NewLabel" background="color"/> の形式を使用してください。ラベルは <Labels name> セクションに追加します。新しいラベルを追加すると、画面の右側に表示されます。


必要なラベルをすべて追加し終わったら、[完了] をクリックします。

注: 設定後に、[再設定] をクリックしてラベルを再設定することもできます。

データのラベル付けを再設定すると、エクスポートされていないラベル付け済みのデータがすべて失われるため、ラベル付けユーザーに再度データを送信する必要があります。

インポート

[インポート] タブで、ラベル付けに必要なファイルをインポートできます。ラベル付けツールは、JSON 形式のファイルをサポートしています。JSON ファイルには、前の手順で設定した構造が含まれるデータ オブジェクトが含まれる必要があります。以下に、既定のメール テンプレート用に構成されたサンプル JSON ファイルを示します。このファイルには、From、To、CC、Date、Text のフィールドが名前と値のペアとして「data」オブジェクト内に含まれています。

{
  "data": {
    "date": "1/29/2021 12:29:01 PM",
    "from": "abc@xyz.com",
    "to": "xyz@abc.com",
    "cc": "",
    "text": "I currently have 4 separate student loans that I have been paying on for years with Citi,..."
  }
}{
  "data": {
    "date": "1/29/2021 12:29:01 PM",
    "from": "abc@xyz.com",
    "to": "xyz@abc.com",
    "cc": "",
    "text": "I currently have 4 separate student loans that I have been paying on for years with Citi,..."
  }
}

追加したら [アップロード] をクリックします。

アップロードされたすべてのファイルを [ファイルをアップロードおよび検証しています。] ウィンドウで確認できます。いずれかのファイルにエラーが発生した場合は、エラー メッセージを参考にファイルを編集し、要件を満たすことができます。

たとえば、アップロードしたファイルのいずれかに cc フィールドが見つからない場合、以下が表示されます。


アップロードされたファイルを確認して検証したら、[完了] をクリックします。

ラベル

注:
  • 中国語または日本語を使用する場合は、詳細エディターを使用して granularity="word" を削除する必要があります。
  • 右から左方向の言語を使用する場合は、詳細エディターを使用して view style を設定できます。配置を変更するには、詳細エディターview style="text-align:right" を追加します。

AI Center

ファイルをインポートしたら、 UiPath® Action Center に送信して人間参加型のファイルを作成し、ラベル付けを行うことができます。 AI Center からこれを行うには、いくつかの方法があります。 詳しくは、以下のシナリオをご覧ください。

選択したファイル

選択したファイルのみを Action Center に送信するには、以下の手順を実行します。

  1. 送信するファイルをリストから選択し、それぞれの行のチェックボックスをオンにします。
  2. [Action Center に移動] をクリックします。
  3. [Action Center にファイルを送信] ウィンドウで、ファイルの送信先となる Action Center のフォルダーを選択します。
  4. [現在の選択] オプションを選択します。
  5. [OK] をクリックします。


すべてのファイル

すべてのファイルを Action Center に送信するには、以下の手順を実行します。

  1. [Action Center に移動] をクリックします。
  2. [Action Center にファイルを送信] ウィンドウで、ファイルの送信先となる Action Center のフォルダーを選択します。
  3. [すべて] オプションを選択します。
  4. [OK] をクリックします。


プッシュされていないファイル

まだ Action Center に送信されていないか、ラベル付けされていないファイルのみを送信するには、以下の手順を実行します。

  1. [Action Center に移動] をクリックします。
  2. [Action Center にファイルを送信] ウィンドウで、ファイルの送信先となる Action Center のフォルダーを選択します。
  3. [プッシュされていないすべてのファイル] オプションを選択します。
  4. [OK] をクリックします。


    注: リストから既存のラベルを削除するには、目的のラベルの横にある ⁝ をクリックして、[削除] を選択します。

Action Center

ファイルが Action Center に送信されたら、ラベル付けを開始できます。

  1. Action Center に移動します。
  2. AI Center から送信されたファイルは、[マイ アクション] の下の [未割り当て] タブに、「データのラベル付けタスク」というタイトルで表示されます。
  3. 自分または他のユーザーにタスクを割り当てます。
  4. [保留中] タブに移動し、ファイルを適切にラベル付けします。
    : [注釈] セクションは任意です。
  5. リストから [データのラベル付けタスク] 項目の ⁝ をクリックし、[ラベルを編集] を選択してラベルを編集します。


  6. リストから [データのラベル付けタスク] 項目の ⁝ をクリックし、[プロパティを編集] を選択してタスクを編集します。


  7. タスクが完了したら、[完了] をクリックします。


    タスクが完了したら、AI Center の [データのラベル付け] ページの [ラベル] タブでファイルのステータスを確認できます。そのためには、[更新] をクリックします。ステータスが [ラベル付け済み] に更新され、[ラベル付け済み] の項目の数が変更されます。

エクスポート

[エクスポート] タブからラベルをエクスポートできます。

ファイルをエクスポートするには、[エクスポート] タブの [ファイルをデータセットにエクスポート] をクリックします。

エクスポートすると、元の「data」オブジェクトに加え「annotations」オブジェクトも含む JSON ファイルが生成されます。



エクスポートが正常に完了したら、次のパスでファイルを確認できます。

[データセット] > データセット名 > エクスポートしたファイル



注: [エクスポート名] フィールドで名前を指定しなかった場合は、エクスポート ファイルのタイトルにタイムスタンプが使用されます。

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