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Last updated 2024年10月3日

プロセスを管理する

前提条件

  • 正しい Orchestrator フォルダー コンテキストに存在する。
  • プロセスを表示および管理するための、適切なユーザー権限を持っている。

キューに入力情報を提供するフォームを生成する

  1. Orchestrator にキューを作成します。
  2. 特定の業務のシナリオに従ってキューのアイテムを処理し、サードパーティ システムにデータを渡す、コンシューマー オートメーション プロジェクトを作成します。
  3. キュー トリガーを作成し、新しいアイテムがキューに追加されるたびにコンシューマー プロセスを開始するよう設定します。

キューは [Processes] ページで利用できるようになり、そのキューが存在するフォルダーに対する適切なアクセス権を持つユーザーに対して表示されます。

キュー プロセス ユーザーのロールが割り当てられている必要があります。

ジョブに入力情報を提供するフォームを生成する

  1. オートメーション プロジェクトの Main .xaml ファイルに入力引数を含むワークフローを作成し、Orchestrator にパブリッシュします。
  2. 上記のパッケージからプロセスをデプロイし、入力パラメーターの既定値を指定します (あれば)。

プロセスは [Processes] ページで利用できるようになり、そのプロセスが存在するフォルダーに対する適切なアクセス権を持つユーザーに対して表示されます。

ジョブ プロセス ユーザーのロールが割り当てられている必要があります。

ファイルをアップロードして無人プロセスをトリガーする

[フォーム タスクを作成] アクティビティ (UiPath.Persistence.Activities パッケージ v1.1.8 以上) に組み込まれたフォーム デザイナーを使用すれば、RPA 開発者はビジネス ユーザーからの入力としてファイルを受け入れる無人プロセスを構築できます。プロセスを設計する際は、ファイルをアップロードするために特殊な引数を使用します。1 つの引数でアップロードできるファイルは 1 つです。プロセスをトリガーするために使用できる引数には、主に以下の 2 種類があります。

_storage 引数
  1. Studio のワークフロー内で、[引数] タブを開きます。
  2. ファイルのアップロードが必要な引数を定義します。
    2.1. 引数名にサフィックス _storage を追加します。

    2.2. 引数の [方向][入力/出力] に設定します。

  3. キューで、キューのスキーマのプロパティ名にサフィックス _storage を追加します。


ストレージ バケット引数

  1. Orchestrator でストレージ バケットを作成します。
  2. Studio のワークフロー内で、[引数] タブを開きます。
  3. ファイルのアップロード先となる実際のストレージ バケットを示す引数を定義します (BucketName など)。
  4. Orchestrator で、対象プロセスのフォルダー > [オートメーション] > [プロセス] > [編集] > [ランタイム引数] に移動します。
  5. 手順 1 で作成したストレージ バケットの名前を、BucketName 引数の値として入力します。
    重要: ファイルをアップロードできるようにするには、目的のストレージ バケットをワークフローの BucketName 引数にマップします (上記の手順 4 と 5 を参照)。


  6. キューで、キュー スキーマに BucketName プロパティを追加し、ストレージ バケットの名前を "default" キーにマップします。
    ...
          "UserFile_storage": {
          "$id": "#/properties/UserFile_storage",
          "type": "string",
          "title": "Upload Document",
          "default": "FileName",
          "examples": [
            "User FileName"
          ]
        },
        "BucketName": {
          "$id": "#/properties/BucketName",
          "type": "string",
          "title": "BucketName",
          "default": "ActionsTest",
          "examples": [
            "User FileName"
          ]
        },
    ......
          "UserFile_storage": {
          "$id": "#/properties/UserFile_storage",
          "type": "string",
          "title": "Upload Document",
          "default": "FileName",
          "examples": [
            "User FileName"
          ]
        },
        "BucketName": {
          "$id": "#/properties/BucketName",
          "type": "string",
          "title": "BucketName",
          "default": "ActionsTest",
          "examples": [
            "User FileName"
          ]
        },
    ...
  7. 現在のワークフローやキューと異なるストレージ フォルダー パスを指定するには、引数 BucketFolderPath を追加し、上記と同じ方法で既定値を指定します。

ファイルのアップロードによって無人のプロセスをトリガーする手順は、次のとおりです。

  1. 画面左側のメニューから [Processes] に移動します。
  2. ファイルのアップロードを許可するプロセスを実行します。右側にフォームが表示されます。
  3. フィールドに入力し、ファイルを添付します。
  4. [提出] をクリックします。

キュー スキーマを使用したファイル アップロード コントロールを持つ無人プロセスをトリガーする方法を示したサンプル ワークフローは、こちらから確認できます。

ビジネス ユーザー エクスペリエンス

  1. Action Center にログインします。
  2. [Processes] に移動します。
  3. [実行] をクリックしてプロセスを起動します。プロセスに入力パラメーターがある場合、フォームが表示されます。
  4. 入力パラメーターの値を入力して [送信] をクリックします。
  5. [更新] をクリックすると、トランザクションの最新のステータスが表示されます。
  6. ワークフローは中断され、アクションが生成されます。
  7. アクションが完了すると、ワークフローが再開します。
  8. 完了したら、[詳細] ページに移動して出力結果を表示またはコピーできます。

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