トレースを表示する

トレースを表示して、1 人のユーザーによりタスクの 1 つの反復処理がどのように実行されたかを確認できます。

1. バリアントからトレースを選択すると、ダイアグラムが更新されて、選択されたトレースのステップが表示されます。

トレースの詳細を表示する

トレースの詳細を表示するには、以下の手順に従います。

1. [トレース # 詳細] を選択して、トレースの詳細を表示します。

以下の表はメトリックについて説明したものです。

メトリック	説明
Time	トレースの実行時間です。
ユーザー (User)	記録ユーザーの名前。
手順	トレースのステップ数。
アクション	トレース内のアクション (スクリーンショット) の数。
アプリケーション	トレースに記録されたアプリケーションの数。 注: [アプリケーション] を選択して、アプリケーションのリストを展開できます。

スライドショー

スライドショーでは、選択したトレースを視覚的に再生できます。スライドショーを選択すると、アクション ID を表示し、ステップを参照して変更箇所や実行されたステップのアクション数を確認することができます。

トレース内のスクリーンショットを削除する

トレースに関連しないスクリーンショットは、スライドショーから削除できます。

スクリーンショットを削除するには、以下の手順に従います。

1. [スライドショー] セクションでトレースを参照している間に、削除するスクリーンショットで停止します。
2. スクリーンショット上でホバーして、右上隅にあるごみ箱アイコンを選択します。

注:

スクリーンショットは通知なしで削除されます。削除後にスクリーンショットを復元することはできません。

トレースの Excel

統合レコーダーを使用すると、Excel 内でのアクションの完了方法に関する情報や知見を記録しておくことができます。そこで得た知見に基づいて、Excel アクション内の自動化可能な場所を正確に特定することができます。

ビジュアライザで、アクションが実行されたワークブックのタイトルのデータを取得できるようになりました。これにより、ブック名がトレースに明確に入力されます。

同じブック内のシート名についても同様です。

Excel のシート間でのデータのコピーや貼り付けも可能であり、それらは実行されたアクションをよりわかりやすく表示するために記録されます。

クリップボードを使用したコピーや貼り付けが実行される最も一般的な状況としては、以下が考えられます。

• シート内でデータをコピーして貼り付けて移動する。

• ブック内のシート間でデータをコピーして貼り付けて移動する。

• 別のアプリケーションから Excel にデータをコピーする。

• Excel から別のアプリケーションにデータをコピーする。

トレースをエクスポートする

繰り返しの多いタスクと代表的なトレースが識別されたら、トレースをエクスポートして以下の目的に利用できます。

• [業務プロセス記述ドキュメント] (.docx) を選択して、タスクをプロセス記述ドキュメントとしてエクスポートして、業務プロセスの文書化を促進します。

• [自動化スケルトン (.xaml)] エクスポート オプションを使用すると、自動化の構築を迅速に開始できます。

• 生データへのエクスポート (.csv) を使用して、さまざまなアプリケーションでデータを評価して、プロジェクトの概要を把握します。

• アイデアの見込みを評価し、協力して Automation Hub での実装を進める。

[エクスポート] を選択し、必要なエクスポート オプションを選択します。

お気に入りのトレース

トレースをお気に入りとしてマークするには、以下の手順に従います。

1. バリアントを展開し、お気に入りとしてマークするトレースを見つけます。

2. アイコンを選択します。

トレースはお気に入りとしてマークされます。

[お気に入り] タブ

異なるバリアントの複数のトレースをお気に入りとして選択できます。選択したトレースに [お気に入り] タブからすばやくアクセスできるようになります。

お気に入りからトレースを削除する

お気に入りリストからトレースを削除するには、以下の手順に従います。

1. 削除するトレースを見つけます。

2. アイコンを選択します。

トレースには [お気に入り] タブからアクセスできなくなります。