記録クライアントの概要

レコーダー クライアントは、記録ユーザーのマシンにダウンロードされる軽量のインストールです。タスクの完了時にそのスクリーンショットとメタデータを記録およびキャプチャします。1 つの統合レコーダー アプリケーションで、Assisted Task Mining と Unassisted Task Mining のどちらにも使用できます。Task Mining に対しては、スクリーンショットとメタデータからトレースが作成されます。これをレビューして結合することで、プロセスを包括的に把握できます。Unassisted Task Mining に対しては、AI モデルをデータに適用してタスクの候補が作成されます。これをレビューして分析することで、自動化やプロセス改善の機会を特定できます。

各操作のデータを記録するには、すべてのマシンに記録クライアントをインストールする必要がありますが、パフォーマンスへの影響はわずかです。また、ローカルに保存されたデータはすべて、暗号化されたクラウド領域にアップロードされた後、自動的に削除されます。

記録クライアントにアクセスする

このページでは、Task Mining レコーダーの入手方法について説明します。

ヒント:

Task Mining の記録クライアントは、UiPath® Customer Portal からもダウンロードできます。

Task Mining

既存の Task Mining プロジェクトへの招待メールが届きます。 記録クライアントのインストーラーはメールからダウンロードできます。

トレースのキャプチャを開始するときに、Task Mining のプロジェクトからインストーラーをダウンロードすることもできます。

インストーラーのファイルの種類

マシンへのレコーダーのインストールには、UiPath Task Mining .msi が使用されます。

注:

インストールは、ユーザー単位またはマシン単位のインストールでのみ実行できます。Task Mining をマシン単位でインストールした場合、ユーザー単位のインストールは利用できません。また、Task Mining を 1 人以上のユーザー用にユーザー単位でインストールした場合、マシン単位のインストールは利用できません。

詳細	.msi ファイル
インストールの種類	マシン単位またはユーザー単位
インストールに管理者権限が必要	「はい」または「いいえ」 (クライアント ソフトウェアの設定によって異なります。)
実行に管理者権限が必要	いいえ
コマンドライン インストールがサポートされている	はい
ユーザー データ フォルダー	%AppData%\UiPath Task Mining
保存先フォルダー	マシン単位でインストール - %programfiles%\UiPath Task Mining ユーザー単位 - %localappdata%\Programs\UiPath Task Mining
インストール中に保存先フォルダーを変更可能	はい

Unassisted Task Mining

既存の Unassisted Task Mining プロジェクトへの招待メールが届きます。 記録クライアントのインストーラーはメールからダウンロードできます。

メモ: 組織に AI ユニットがあり、Task Mining サービスが有効化されていることを確認します。

詳細については、「 サービスを有効化するための前提条件 」および 「Task Mining サービスを有効化する 」をご覧ください。