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Robot ガイド
コマンド ライン インターフェイス
Robot コマンド ライン インターフェイス (UiRobot.exe) は、ジョブの開始を要求することができ、ジョブの出力を待つコンソール アプリケーションです。Robot サービスの直接のクライアントであり、WCF チャネルを使用して通信が行われます。
ロボットでサポートされるコマンド ライン引数の利用には、UiPath® Robot サービスが実行されている必要があります。実行されていない場合は、Microsoft 管理コンソール サービス スナップインから起動してください。
cd C:\Program Files\UiPath\Studio
引数の説明の章に記載されている例は、この操作を行ったと仮定して構成されています。
コマンド ライン引数を使用しやすくするために、cd (change directory) コマンドを使用して Robot がインストールされているディレクトリまで移動します。Robot の既定の場所を変更していなければ、次のコマンドを使うことができます。
cd C:\Program Files\UiPath\Studio
です。
ここに表示されている例はすべて、上記のコマンドを最初に実行したと仮定して構成されています。
Attended ロボットは、人間の監督下でのみ実行してください。
UiRobot.exe execute [--process <Package_ID> | --file <File_Path>] [--folder <Orchestrator_Folder_ID>] [--input <Input_Parameters>]
.json
、.xaml
、または .nupkg
) の実行を開始するために使用されます。execute
コマンドの使用時に、--process
(-p
) および --file
(-f
) 引数の両方を同時に指定することはできません。次の引数をサポートします。
引数 |
説明 |
---|---|
|
必須です。ローカルまたは Orchestrator プロセスの実行を開始します。 例:
|
|
必須です。ローカルのプロジェクト ファイルの実行を開始します。ターゲット ファイルは .json、.xaml、または .nupkg です。 例:
|
|
任意です。ターゲット プロセスをインストールおよび実行する Orchestrator フォルダーを指定できます。--process 引数と一緒の場合のみ使用できます。 例:
|
|
任意です。実行用の入力引数を指定できます。--process 引数、または --file 引数と一緒の場合のみ使用できます。 例:
|
|
コマンド ラインを使用してプロセスを開始するときに、そのプロセスのエントリ ポイントを選択できます。 例:
|
-
UiRobot.exe execute --file "C:\UiPath\Automation\Project.json"
-
UiRobot.exe execute --file "C:\UiPath\Automation\Main.xaml"
UiRobot.exe installprocess [--process-name <process_name>] [--folder <orchestrator_folder>]
installprocess
コマンドを使用します。ロボットが Orchestrator に接続されている場合、ロボットは Orchestrator フィード内でのみプロセスを検索します。ロボットが Orchestrator に接続されていない場合、ローカル フィードが使用されます。
次の引数がサポートされています。
引数 | 説明 |
---|---|
--process-name <process_name> | 必須です。インストールするプロセスの名前です。
例:
|
--folder <orchestrator_folder> | 任意です。インストールするプロセスが含まれる Orchestrator フォルダーの名前です。この引数は、ロボットが Orchestrator に接続されている場合にのみ使用できます。インストールするプロセスが 1 つのフォルダーにしか存在しない場合は、このパラメーターは必要ありません。
例:
|
UiRobot.exe pack
ではなく UiPath.Studio.CommandLine.exe publish
を使用してパブリッシュすることをお勧めします。詳しくは、「一括更新コマンド ライン パラメーター」をご覧ください。
UiRobot.exe pack <Project_Path> --output <Destination_Folder> [-v <Project_Version>]
.nupkg
ファイルに Project.json
ファイルをパックするために使用されます。次の引数をサポートします。
引数 |
説明 |
---|---|
|
必須です。
.nupkg ファイルを作成する場所を指定できます。
例:
|
|
任意です。
.nupkg ファイルのバージョンを指定できます。
例:
|
-
UiRobot.exe connect [--url <Orchestrator_Server_URL> --key <Machine_Key>] | [--connectionString <Connection_String>]
注: ロボットが既に接続されている場合、connect
コマンドを実行すると「Orchestrator は既に接続されています。」というメッセージが返されます。
このコマンドは、Robot を Orchestrator インスタンスに接続するために使用されます。次の引数をサポートします。
引数 |
説明 |
---|---|
|
ロボットを Orchestrator に接続するために使用します。
--url 、--key 、または --clientID --clientSecret 引数と共に使用する必要があります。これらの引数を指定しないと、Assistant の [Orchestrator の設定] を使用して接続が確立されます。
例:
マシン キーの例:
クライアント ID とクライアント シークレットの例:
|
UiRobot.exe trace --enableLowLevel | --disableLowLevel
このコマンドは、Robot のローレベル (Verbose) のトレースを有効化または無効化するために使用されます。次の引数をサポートします。
引数 |
説明 |
---|---|
|
ローレベルのトレースを有効化します。イベント ビューアーで開くことのできる
.etl ファイルが生成されます。これはクラッシュやエラーなどの問題を解決するのに役立ちます。これにより、イベント ビューアーで Robot Executor とサービスの詳細トレーシングが可能になります。
例:
|
|
ローレベルのトレースを無効化します。トレーシングを停止したあと、
.etl ファイルがデスクトップに生成されます。このファイルはイベント ビューアーで開くことができ、クラッシュやエラーなどの問題を解決できるようにします。
例:
|
マシンのピクチャ イン ピクチャ機能を有効化または無効化できます。この設定はローカル マシン上で適用され、すべてのユーザーに影響があります。また、既存のインストールを変更するために使用されます。
これらのコマンドを実行するには、管理者権限が必要です。
コマンド |
説明 |
---|---|
|
マシンのピクチャ イン ピクチャ機能を有効化します。 |
|
マシンのピクチャ イン ピクチャ機能を無効化します。 |
コマンドラインから UiPath をインストールするときに、マシンのピクチャ イン ピクチャ機能を有効化することができます。
コマンド |
説明 |
---|---|
|
マシンのピクチャ イン ピクチャ機能を有効化します。 |
|
マシンのピクチャ イン ピクチャ機能を有効化しません。 |