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Robot ガイド
Last updated 2024年10月2日

はじめに

Robot は UiPath の実行エージェントであり、Studio で開発されたプロセスを実行できます。プロセスを実行するにはロボットを Orchestrator に接続するか、ローカルでライセンスを取得する必要があります (詳しくは「ライセンスについて」をご覧ください)。活用できるロボットの種類はライセンスによって決定され、Robot サービスはデプロイの種類によって決定されます。

Robot はいくつかのコンポーネントに分割され、各コンポーネントはオートメーション プロジェクトにおける特定のタスク専用のものです。Robot のコンポーネントは以下のとおりです。



上記の説明にあるようにロボットのコンポーネントを分割することで、開発者、サポート ユーザー、およびコンピューターによるコンポーネントの実行ならびに、どのコンポーネントが実行中であるかの識別や追跡が容易になります。こうすることで、Executor およびサービスに対してそれぞれ異なるファイアウォール ルールを設定するなど、特別な動作をコンポーネントごとに設定できます。

Robot は、ローカル システム アカウントで対話型 Windows セッションを開くことができます。また、Robot は Windows サービスの権限をすべて持っています。Windows セッションについて詳しくは、こちらのページをご覧ください。

UiPathStudio.msi を使用して Robot をインストールすると、既定でサービス モードの Robot がデプロイされます。こちらのページで説明しているように、コマンド プロンプトからインストールすることもできます。
Robot はユーザー モードでもインストールできます。その場合、Robot は、インストールしているユーザーとまったく同じ権限を持つことになります。UiPathStudioSetup.exe から Robot をインストールすると、既定でユーザー モードの Robot がデプロイされます。Robot は、こちらの説明にあるように UiPathStudio.msi からインストールできるほか、コマンド プロンプトからインストールすることもできます。

サービス モードの Robot とユーザー モードの Robot はいずれも、高密度ロボットとして設定できます。

サービス モードの Robot によってダウンロードされたパッケージは、ユーザー モードの Robot では実行できません。これは、サービス モードの Robot は、(ローカル ユーザーではなく) ローカル システムにパッケージをダウンロードしますが、ユーザー モードの Robot はそのフォルダーに対する権限を持たないためです。こうした状況が発生した場合、サービス モードの Robot が %userprofile%\.nuget\packages フォルダーにダウンロードしたすべてのパッケージを削除することをお勧めします。

Robot は、インストールしたときのモードに関係なく、Orchestrator に接続できます。

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