- リリース ノート
- 基本情報
- UiPath Assistant
- インストールとアップグレード
- ロボットの種類
- Robot のコンポーネント
- Robot サービス
- Robot Executor
- コマンド ライン インターフェイス
- ライセンス
- Robot を Orchestrator に接続する
- プロセスとアクティビティ
- ログ
- Robot JavaScript SDK
- 特定のシナリオ
- トラブルシューティング
Robot Executor
Robot Executor (UiPath.Executor.exe) は、プロセスの実行を直接担当するロボット コンポーネントです。ジョブが開始されると、Robot サービスは Robot Executor インスタンスを起動します。
Executor は常にモニターごとに DPI 設定を認識します。つまり、ワークフローは作成時のマシン上での設定に関係なく、任意の DPI で実行できます。DPI 非対応または意図的に非対応とされているアプリケーションの場合は、DPI を無効化できます。
Robot サービスは、オートメーション プロジェクトの種類に基づいて、オートメーションを実行する Executor を起動します。
オートメーション プロジェクトの各種類に対応する Executor の種類は、以下のとおりです。
projectType |
アーキテクチャ |
サポートされているプラットフォーム |
フレームワーク |
---|---|---|---|
Windows - レガシ |
32 ビット |
Windows (32 ビットと 64 ビット) |
.NET Framework 4.6.1 |
Windows |
64 ビット |
Windows (64 ビット) |
Windows でサポートされる .NET 6 |
クロスプラットフォーム |
64 ビット |
Windows、Linux、macOS (64 ビット) |
クロスプラットフォームでサポートされる .NET 6 |
オートメーションを実行できる追加の Executor を常に用意しておくと、プロセスの実行開始までの時間を短縮できます。
既定では、ロボットの起動時に、次の事前読み込み済みの Executor が自動的に起動します。
-
Windows の場合: Windows およびレガシ
-
Mac の場合: クロスプラットフォーム (ポータブル)
既定の動作を上書きするには、ロボット端末に UIPATH_PRE_LOADED_EXECUTOR ユーザー環境変数を追加して、値を [None] に設定します。こうすることで、事前に読み込まれた Executor は最初のプロセスの実行時にのみ開始されます。
事前読み込み済みの Executor 機能を完全に無効化するには、UIPATH_DISABLE_PRE_LOADED_EXECUTOR 環境変数をロボット端末に追加して値を [True] に設定します。
事前読み込み Executor 機能は、UiPath Assistant、RobotJS、Studio、またはコマンド ライン インターフェイスから開始される有人実行プロセスでのみ使用できます。 Orchestrator から開始される無人ジョブの場合、ジョブの開始時に起動される Executor は 1 つです。