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Orchestrator ユーザー ガイド
ロボットを管理する
モダン フォルダーには、厳密な意味でのロボット管理というものは存在しません。ロボットが自動的に作成されるからです。ただし、作成するロボットのライセンス、実行、認証に関して定義する必要があります。以下に、モダン フォルダー内のジョブを実行できるよう機能を設定するための手順を示します。
有人モードの場合、UiPath Assistant には、アカウントが割り当てられている、すべてのフォルダー内のプロセスが表示されます。
デバッグ目的の場合を除き、これらのプロセスは、Orchestrator から無人モードで開始またはトリガーできません。「Studio のデザインと Orchestrator のデバッグ」をご覧ください。
無人モードの場合、UiPath Assistant には、アカウントとマシン テンプレートの両方が割り当てられた、すべてのフォルダー内のプロセスが表示されます。これらのプロセスは Orchestrator から無人モードで開始またはトリガーできます。
有人モードで Unattended ロボットを使用するユーザー (ユーザーはマシンにログオンします) は、ユーザーしか割り当てられていないフォルダー内のプロセスにはアクセスできません。ユーザーがアクセスできるのは、そのユーザーとマシン テンプレートの両方が割り当てられているフォルダー内のプロセスに限られます。
動的割当ての使用規則: ホスト マシンでは、対応するマシン テンプレートを割り当てるフォルダーに属する各アカウントに対して、Windows のユーザーをプロビジョニングする必要があります。
たとえば、マシン テンプレート FinanceT によって生成されたキーを使用して、サーバーを Orchestrator に接続したとします。このマシン テンプレートは、FinanceExecution フォルダーと FinanceHR フォルダーに割り当てられ、これらのフォルダーには 6 つのアカウントも割り当てられます。これら 6 つのアカウントは、サーバー上の Windows ユーザーとしてプロビジョニングされている必要があります。
基本的なモダン Unattended 設定の図
複雑なモダン Unattended 設定の図
対話型認証が適用されている場合、UiPath Assistant にはアクセス権のあるプロセスのみが、アカウントにサインインした後にのみ表示されます。ユーザー ライセンスも必要です。そのため、ユーザーのアカウントで実行していない無人プロセスを、UiPath Assistant でのトラブルシューティングに利用することはできません。
したがって、無人プロセスをデバッグする必要がある場合は、トラブルシューティング セッションを一時的に有効化できます。有効化すると、ユーザー ライセンスなしで無人プロセスをローカルで表示および実行できます。
トラブルシューティング セッションは一時的なセッションであり、上記の操作が行えるのはセッションがアクティブな間のみです。
デバッグが終了したら、マシンのトラブルシューティング セッションを無効化できます。これにより、以降は有人接続できないようになります。または、必要に応じて、セッションをアクティブにしておく時間を延長できます。