ixp
latest
false
  • 概要
  • モデルの構築
  • モデルの検証
  • モデルのデプロイ
  • よくある質問
UiPath logo, featuring letters U and I in white

非構造化ドキュメントと複雑なドキュメント ユーザー ガイド

最終更新日時 2025年11月10日

ワークフローを構築して使用する

モデル バージョンをパブリッシュしたら、Studio で IXP の非構造化ドキュメントや複雑なドキュメント ワークフローを構築し、検証ステーション、Action Center、Apps で使用できます。

概要

IXP の非構造化ドキュメントや複雑なドキュメントのワークフローを構築するには、以下の主要な手順を実行します。
  1. パッケージのインストール
  2. タクソノミーの定義
  3. ドキュメントのデジタル化
  4. ドキュメント分類
  5. ドキュメントの抽出
  6. ドキュメント検証
注: タクソノミー定義の手順は、Windows プロジェクトのみに適用され、クロスプラットフォーム プロジェクトには適用されません。プロジェクトの種類の違いについては、以降のセクションをご覧ください。

前提条件

Studio ワークフローの構築を開始する際は、実行するプロジェクトの種類を [Windows] または [クロスプラットフォーム] から選択する必要があります。プロジェクトの種類ごとに異なるパッケージが必要です。

プロジェクトの種類に基づいて、以下のパッケージ バージョン以降をインストールしてください。

Windows

  • UiPath.DocumentUnderstanding.ML.Activities 1.31.1
  • UiPath.Excel.Activities 2.24.3
  • UiPath.IntelligentOCR.Activities 6.22.0
  • UiPath.System.Activities 24.10.6
  • UiPath.Testing.Activities 24.10.3
  • UiPath.UIAutomation.Activities 24.10.7
クロスプラットフォーム
  • UiPath.DocumentUnderstanding.Activities 2.12.0
  • UiPath.System.Activities 24.10.6
  • UiPath.UIAutomation.Activities 24.10.7
注: Studio は Windows プロジェクトでのみ IntelligentOCR をサポートし、クロスプラットフォーム プロジェクトには対応していません。

選択するプロジェクトの種類にかかわらず、 パッケージは手動 または自動でインストールできます。パッケージを自動的にインストールするには、 Document Understanding Process テンプレートを使用します。Studio でテンプレートを検索およびインストールする方法について詳しくは、「 プロジェクト テンプレート」をご覧ください。

Windows プロジェクト用の IXP ワークフローを構築する

Windows プロジェクト用の IXP ワークフローを構築するには、以下の手順に従います。

  1. デスクトップ版の Studio で、 基本プロセスを作成します
  2. プロセスを設定するときは、[ 対応 OS ] フィールドで、構築するワークフローの種類 ([Windows] または [クロスプラットフォーム]) を選択します。詳しくは、「 オートメーション プロジェクトについて」をご覧ください。
  3. [ デザイン] タブの[タクソノミー マネージャー] オプションで表フィールドを設定します。
    注:

    タクソノミー マネージャー

    • フィールドではなくテーブルの作成がサポートされています。複数のドキュメントを使用する場合は、 タクソノミー マネージャーで IXP フィールド グループにマッピングする表フィールドを使用します。
    • は、 Intelligent OCR パッケージがインストールされている場合にのみ利用できます。つまり、クロスプラットフォームではなく Windows プロジェクトでのみ利用できます。
  4. [シーケンス] に [代入] アクティビティを追加して、ドキュメントの読み込み元を指定します。
  5. [ タクソノミーを読み込み ] アクティビティを追加して、以前に設定したフィールドを表示します。
  6. 各ドキュメントを確認する [ 繰り返し (コレクションの各 要素)] アクティビティを追加します。
  7. 以下のアクティビティを [繰り返し (コレクションの各要素)] 内にドラッグ アンド ドロップします。
    注: 分類手順は、ドキュメントの種類 ID がすでにある場合には任意です。
  8. 各分類結果を確認するために、もう 1 つ [繰り返し (コレクションの各 要素)] アクティビティを追加します。
  9. 以下のアクティビティを [繰り返し (コレクションの各要素)] 内にドラッグ アンド ドロップします。
  10. 必要に応じて、カスタムのビジネス ルールまたはカスタムの後処理ロジックを設定できます。たとえば、[ タクソノミーを読み込み] で抽出結果の信頼度のしきい値を設定して、ドキュメントが人間による検証に到達するかどうかを決定できます。検証ルールの設定方法について詳しくは、「 構造を確立する」の「検証の設定」セクションをご覧ください。
  11. 次のいずれかのアクティビティを追加します。

    この検証手順では、ここに示す以外のアクティビティを使用することもできます。詳しくは、以下のリソースをご覧ください。

    検証ステーション

    Action Center

    Apps (アプリ)

クロスプラットフォーム プロジェクト用の IXP ワークフローを構築する

クロスプラットフォーム プロジェクト用の IXP の非構造化ドキュメントや複雑なドキュメントのワークフローを構築するには、以下の手順に従います。

IXP モデルの検証ステーションの結果を解釈する

IXP 非構造化ドキュメントや複雑なドキュメントのモデルを利用するワークフローを使用する場合、 検証ステーション は、抽出されたデータをレビュー、確認、改良するための重要なインターフェイスとして機能します。検証ステーション には、モデルがドキュメントをどのように解釈したかが表示されるため、抽出の精度を理解して、不確実な領域を特定し、必要に応じて修正を行うことができます。

検証ステーションでは、各ドキュメントの種類とそれに対応するフィールドが、抽出された値および信頼度インジケーターとともに表示されます。OCR エンジンと抽出モデルの両方から導き出されるこれらの信頼度レベルにより、抽出されたデータの信頼性を検証できます。

検証プロセスについて詳しくは、以下のリソースをご覧ください。

Windows プロジェクト ワークフローとクロスプラットフォーム プロジェクト ワークフローを比較する

以下の表に、Windows プロジェクトとクロスプラットフォーム プロジェクトの IXP ワークフローの比較を示します。

 Windowsクロスプラットフォーム
必要なパッケージ
  • IntelligentOCR
  • Document Understanding ML
  • Document Understanding
タクソノミーを定義する[タクソノミー マネージャー] オプションを使用して、表のフィールドを手動で編集できます。
注: タクソノミー マネージャーはIntelligent OCR パッケージがインストールされている場合にのみ利用できます。
Document Understanding パッケージを使用すると、[ドキュメント データを抽出] アクティビティに IXP モデルのタクソノミー フィールドが自動的に表示されます。
スタジオの種類デスクトップ版の Studio での使用をお勧めします。Studio Web での使用をお勧めします。

このページは役に立ちましたか?

サポートを受ける
RPA について学ぶ - オートメーション コース
UiPath コミュニティ フォーラム
Uipath Logo
信頼とセキュリティ
© 2005-2025 UiPath. All rights reserved.