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Data Fabric ユーザー ガイド
スキーマは、すべてのエンティティとチョイス セットのメタデータであり、エンティティ フィールドのデータ型やエンティティ フィールド間のリレーションシップなどの情報を保持します。
スキーマをエクスポートおよびインポートすることによって、開発、テスト、デプロイのアプリケーション ライフサイクル管理のベスト プラクティスを実装でき、テナント間でスキーマをコピーしたり、任意のソース管理ツールを使用してスキーマの変更を追跡したりするなどの機能の使用を検討できます。
スキーマのエクスポートによって、エンティティ メタデータを含む JSON ファイルがローカル マシンにダウンロードされます。さまざまな開発者が自身のテナントにインポートできるようにファイルを共有したり、コミュニティによって開発されたスキーマを自分でインポートしたりすることもできます。
スキーマをエクスポートおよびインポートするユーザーには、以下の管理権限を設定する必要があります。
操作 |
アクセス許可 |
---|---|
スキーマをエクスポート |
スキーマの表示 |
スキーマをインポート |
スキーマのカスタマイズ スキーマの表示 |
必要な権限の設定方法については、「アクセス権を管理する」をご覧ください。
- スキーマをエクスポートできるのは、適切な権限を持つユーザーのみです。
- テナントに存在するすべてのエンティティがエクスポートされます。
- システム組み込みエンティティと対応するシステム フィールドは、エクスポートから除外されます。
現在のスキーマをエクスポートする手順
- Data Fabric で目的のテナントに移動します。
- [ インポート/エクスポート] を選択します。
- [スキーマをエクスポート] を選択します。エクスポートの確認を求めるポップアップ メッセージが表示されます。
- [ 確認] を選択してエクスポートをトリガーします。スキーマを含む
.JSON
ファイルがマシンにダウンロードされます。
- スキーマをインポートできるのは、適切な権限を持つユーザーのみです。
- インポートされるスキーマ ファイルの要件は以下のとおりです。
- 有効であること
- JSON 形式であること
- 30 MB 未満であること
- インポートされたスキーマの [作成者] と [変更者] フィールドには、インポートを実行したユーザーが入力されます。
- [作成時刻] と [最終変更時刻] フィールドには、インポートのタイムスタンプが入力されます。
- インポート プロセスは、一度開始されると停止できません。
テナントにスキーマをインポートする手順
- Data Fabric で目的のテナントに移動します。
- [ インポート/エクスポート] を選択します。
-
[スキーマをインポート] を選択します。スキーマ ファイルを参照して選択できるウィンドウが表示されます。
注: スキーマ ファイルは、JSON 形式であり、有効でなければなりません。 - 重複が検出されない場合は、エンティティは対象のテナントにインポートされます。重複が検出された場合は、[エンティティのインポート] ウィンドウが表示され、重複するフィールドを既存のエンティティに追加するか、重複するフィールドをインポートしないように設定できます。
重複を処理する
スキーマのインポート プロセスでは、テナント内の既存のエンティティ、フィールド、またはチョイス セットが、インポートされたスキーマ内のものと比較されます。
インポートされたスキーマ内で見つかった重複ごとに、以下のオプションが表示されます。
既存の一覧に追加 (既定のオプション)
- 対象のテナントに存在しないエンティティ フィールドとチョイス セットがインポートされます。
- プロパティ (名前やデータ型など) が異なるフィールドとチョイス セットを含むエンティティはインポートされません。
インポートしない
- エンティティは対象のテナントにインポートされません。