- リリース ノート
- はじめに
- ガバナンス
- ソース管理
- CI/CD パイプライン
- フィードの管理
- ログ
Automation Ops ユーザー ガイド
ガバナンス ポリシーをデプロイする
ポリシーは、テナント、グループ、およびユーザーのいずれかのレベルで各製品に対してデプロイできます。テナント レベルでデプロイされるポリシーは、そのテナント内のすべてのユーザーに適用されます。より細かい設定を行う場合は、特定のグループまたはユーザーに対してさまざまなポリシーを適用できます。ユーザー レベルで定義されたデプロイはグループ レベルのデプロイより優先され、グループ レベルのデプロイはテナント レベルのデプロイより優先されます。
以前にファイルベースのガバナンスを使用していた場合、[デプロイ] ページを初めて表示すると、環境内の既存のファイルベースのガバナンスが Automation Ops によって™上書きされます。
ファイルベースのガバナンスは適用されなくなることが予想されるため、既存のポリシーを Automation Ops™ にインポートして、ここからデプロイしてください。
Automation Ops™ で定義するカスタム ポリシーに加え、各製品に対して 2 つの既定のデプロイ オプションを利用できます。
- ポリシーなし - ユーザー、グループ、またはテナント レベルで Automation Ops からのガバナンス ポリシーの適用を無効化します™。
- 継承 - ガバナンス ポリシーを上位のレベルから (ユーザーはグループから、グループはテナントから) 継承します。
ユーザーに適用される製品のポリシーは、次の順序で決定されます。
-
ポリシーがユーザー レベルでデプロイされた場合、そのポリシーがユーザーに適用されます。
- Automation Ops™ で作成されたカスタム ポリシーを選択した場合、そのポリシーは、グループ レベルまたはテナント レベルでデプロイされているポリシーよりも優先されます。
- [ ポリシーなし ] オプションが選択されている場合、製品はユーザーに対して Automation Ops™ によって管理されず、グループまたはテナント レベルでデプロイされているポリシーよりも優先されます。
- [継承] オプションを選択すると、グループ レベルで定義されたポリシーが適用されます。グループ レベルで定義されたポリシーが存在しない場合は、テナント レベルのポリシーが適用されます。
-
ポリシーのデプロイがユーザー レベルで定義されていない場合:
-
ユーザーがグループに属していて、ポリシーがグループ レベルでデプロイされた場合、そのグループ ポリシーがユーザーに適用されます。
- Automation Ops™ で作成されたカスタム ポリシーを選択した場合、そのポリシーはテナント レベルでデプロイされているポリシーよりも優先されます。
- [ ポリシーなし ] オプションが選択されている場合、製品はユーザーの Automation Ops™ によって管理されず、テナント レベルでデプロイされているポリシーよりも優先されます。
- [継承] オプションを選択すると、テナント レベルで定義されたポリシーが適用されます。
- ポリシーがデプロイされた複数のグループにユーザーが属している場合、そのユーザーには優先度の値が最も低いカスタム ポリシーが適用されます。カスタム ポリシーがグループ レベルでデプロイされていない場合は、[ポリシーなし] グループのデプロイが [継承] より優先されます。
-
-
ユーザー レベルまたはグループ レベルでポリシーのデプロイが定義されていない場合は、製品に対してテナント レベルでデプロイされているポリシーがユーザーに適用されます。
- [ ポリシーなし ] オプションが選択されている場合、その製品はユーザーの Automation Ops™ によって管理されません。
- StudioX、Studio、Studio Pro では、製品が Automation Ops™ によって管理されていない場合 (ユーザーに [ ポリシーなし ] オプションが適用されている場合)、 ファイルベースのガバナンス モデルを使用して適用されているポリシーが適用されます (利用可能な場合)。
- Studio と Assistant では、ユーザーがアプリケーションを再起動するとポリシーが適用されます。
- Studio Web の場合は、ユーザーがサインアウトしてからサインインし直して、開いている Studio Web のタブをすべて更新すると、ポリシーが適用されます。
Studio が Automation Ops™ を使用して管理されている場合、ポリシー名は Studio の Backstage ビューの [ ヘルプ ] タブに表示されます。 ポリシー名上でマウスをホバーすると、[ 構成ソース: モダン ガバナンス] を示すツールチップが表示されます。
Studio のウィンドウには、管理されている設定を示すメッセージが表示されます。企業ポリシーによって機能が制限される可能性があることをユーザーに通知するためです。このようなメッセージは、たとえば、Studio の Backstage ビューの [パッケージ ソースを管理] タブや [プロジェクト設定] ウィンドウの [ワークフロー アナライザー] タブに表示されます。