エラー時のロールバック

注:

次のシナリオでは、以前のバージョンに戻す必要がある場合があります。

• アップグレード中に障害が発生し、回復できない。
• 誤ってデータが失われたか、破損した。
• アップグレードしたクラスターを使用できない。

以前のバージョンにロールバックするには、次の手順を実行します。

1. cluster_config.json のコピーを作成します。
2. プライマリ サーバーの次の場所に etcd バックアップ データが存在することを確認します。/mnt/backup/backup/<etcdBackupPath>/<node-name>/snapshots
   • etcdBackupPath - バックアップを有効化している場合に backup.json で指定されたものと同じです。
   • node-name – サーバー ノードのホスト名です。
3. backupstore ボリューム バックアップ ディレクトリを確認するには、次のコマンドを実行します。

   ls /mnt/backup/backupstore

4. すべてのノードで AI Center をアンインストールします。
5. 以前のバージョンの AI Center に復元します。その特定のバージョンに対応するドキュメントの「クラスターをバックアップおよび復元する」に記載されている手順を実行します。
6. 復元が完了したら、メンテナンス モードを無効化する必要があります。

   /path/to/old-installer/configureUiPathAS.sh disable-maintenance-mode

7. 次のコマンドを実行して、メンテナンス モードが無効であることを確認します。

   /path/to/old-installer/configureUiPathAS.sh is-maintenance-enabled

8. アップグレード時には、スケジュールされたバックアップがプライマリ ノードで無効化されていました。これらを再度有効化するには、次のコマンドを実行します。

   /path/to/old-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups