- リリース ノート
- はじめる前に
- 基本情報
- インストールとアップグレード
- アクティビティ
- 長期実行ワークフローを設計する
- ジョブを開始し参照を取得 (Start Job And Get Reference)
- ジョブ完了まで待機し再開
- キュー アイテムを追加し参照を取得 (Add Queue Item And Get Reference)
- キュー アイテム完了まで待機し再開
- フォーム タスクを作成
- フォーム タスク完了まで待機し再開
- 時間差で再開 (Resume After Delay)
- タスクを割り当て
- 外部タスクを作成
- 外部タスクの完了を待機して再開
- タスクを完了する
- タスクを転送 (Forward Task)
- フォーム タスクを取得 (Get Form Tasks)
- タスク データを取得 (Get Task Data)
- タスクのコメントを追加
- タスクのラベルを更新
- アクション
- プロセス
- トラブルシューティング
Action Center
インストール
Action Center はオンプレミスでインストールできるため、対応する Orchestrator インスタンスの [アクション] タブ以外の専用のユーザー インターフェイスからアクションを管理できます。
Action Center は既存の Orchestrator インスタンスを必要としますが、そのインストール先は、Orchestrator と異なるサーバーでも同じサーバーでもかまいません。
認証や認可については、対応する Identity Server インスタンスと Orchestrator インスタンスを使用して管理します。これらのインスタンスは Action Center のインストール手順の中で入手できます。
- Action Center が Orchestrator と同じサーバー (異なるポート) で動作する
- Action Center がシングル ノードのサーバーで動作し、分離されたシングル ノードの Orchestrator インスタンスをポイントする
Action Center 内の機能のうち、Orchestrator のストレージ バケットに依存する機能 (フォーム アクション、ドキュメント分類アクション、ドキュメント検証アクションにおける画像と PDF のレンダリング) が期待どおりに動作するためには、Orchestrator で次の設定を変更する必要があります。
- Action Center から Orchestrator への要求を受け入れる
- Orchestrator インストール フォルダーに移動します。
- 管理者権限で
UiPath.Orchestrator.dll.config
ファイルを開きます。 <appSettings>
タグの下で、キー<add key="AcceptedRootUrls" value="http://{your_localhost_name}:{port_number}" />
を見つけます。ファイル内でこのキーが見つからない場合は、手動でキーを追加します。-
前の手順で見つけた (または手動で追加した) キーに Action Center の URL を追加します (例:
"https://{Action_Center_host}:{port_number}"
)。 括弧内の値を独自の値に置き換えます。例:<add key="AcceptedRootUrls" value="http://localhost:1234,https://laptop-batman:555" />
重要:AcceptedRootUrls
キーの値に空白文字が含まれていないことを確認してください。- ポートの値が 80 または 443 (既定のポート) 以外の場合にのみ、ポートの値を追加します。
- IIS で Orchestrator Web サイトに対する OPTIONS 動詞が許可されているかどうかを確認します。
- IIS に移動します。
- [サイト] のリストから [UiPath Orchestrator] を選択します。
- [要求フィルター] をダブルクリックして [要求フィルター] ウィンドウを開きます。
-
[HTTP 動詞] タブに移動し、表示されるリストで OPTIONS 動詞を探します。
リストに OPTIONS 動詞が存在しない場合:- ウィンドウを右クリックして [動詞の許可] を選択します。
- 「
OPTIONS
」と入力し、[OK] をクリックします。
- ウィンドウを右クリックして [動詞の許可] を選択します。
- IIS をリセットし、変更を反映させます。
Amazon S3 や Azure などのその他のストレージ バケットに対する CORS および CSP の設定方法について詳しくは、「CORS/CSP の設定」をご覧ください。
UiPathActionCenter.msi
) がある場合は、コマンド ラインを使用して UiPath スイート全体のインストールや更新を行えます。以下の表は Orchestrator で使用できるパラメーターのリストです。また、いくつかの例も紹介しています。
パラメーター |
説明 |
---|---|
|
特定の UiPath 機能のサイレント モードでのインストールに対応していますが、ユーザー インターフェイスは表示されません。 |
|
インストーラーのログ ファイルを指定したパスに生成します。インストール プロセスの間に問題が発生した場合は、理由を問わず、UiPath サポート チームにファイルを送信できます。 |
|
Action Center がインストールされているデバイスのホスト名です。 |
|
サーバー上の未使用のポートです。Orchestrator と同じサーバーにインストールする場合は、Orchestrator と異なるポートを使用します。指定しない場合、HTTPS の有効化には既定値 (
443 ) が使用されます。
|
|
Action Center との接続のセキュリティ保護に使用する SSL 証明書の名前です。指定しない場合、既定では完全なコンピューター名が使用されます。同じサブジェクトを持つ証明書が複数ある場合は、拇印を指定してください。 |
|
Action Center をユーザーが設定した場所にインストールできます。既定では
C:\Program Files (x86)\UiPath\ActionCenter にインストールされます。
警告: インストール ディレクトリに対する読み取りおよび書き込み権限が必要です。
|
|
このポートにファイアウォール ルールを自動的に追加するかどうかを選択できます。使用できるオプションは次のとおりです。
|
|
Web サイトのポートに対して可用性の検証を実行するかどうかを選択できます。利用可能なオプションは次のとおりです。
既定値は 1 です。 |
|
Action Center に使用しているアプリケーション プールの種類です。利用可能なオプションは次のとおりです。
|
|
アプリケーション プールを実行しているユーザー名です。
APPPOOL_IDENTITY_TYPE を USER に設定した場合にのみ、このパラメータを含める必要があります。
|
|
アプリケーション プールを実行しているユーザーのパスワードです。
APPPOOL_IDENTITY_TYPE を USER に設定した場合にのみ、このパラメータを含める必要があります。
|
|
Orchestrator インスタンスの URL です。Action Center による Orchestrator とのすべての通信に使用されます。 |
|
Identity Server インスタンスの URL です。 |
|
Action Center のベース URL です。 |
|
ID 管理ポータルから取得するアクセス トークンです。詳しくは、「ID 管理ポータルにアクセスする」をご覧ください。 |
|
Action Center の URL の更新に使用されるフラグです。既定では、
true に設定されています。
|
UiPathActionCenter.msi
インストーラーが置かれているディレクトリにいることを前提としています。たとえば、cd D:\UiPathActionCenter.msi
などのコマンドでこれを行うことができます。
msiexec /i UiPathActionCenter.msi^
HOST_NAME="ACTION_CENTER_HOSTNAME"^
WEBSITE_PORT="444"^
CERTIFICATE_SUBJECT="ACTION_CENTER_HOSTNAME"^
INSTALLDIR="C:\Program Files (x86)\UiPath\ActionCenter"^
APPPOOL_IDENTITY_TYPE="ApplicationPoolIdentity"^
PORT_FIREWALL="1"^
ORCHESTRATOR_URL="https://ORCHESTRATOR_URL"^
IDENTITY_URL="https://ORCHESTRATOR_URL/identity"^
ACTION_CENTER_URL="https://ACTION_CENTER_HOSTNAME:444/"^
IDENTITY_INSTALLATION_TOKEN="eyJhbGciOiJSUzI1NiIsImtpZCI6IkUyNjk3MDQzQjE1Q0QwRDlBMjBCQkZGODVGQjkyMTk2NkI4N0VFQTQiLCJ0eXAiOiJKV1QiLCJ4NXQiOiI0bWx3UTdGYzBObWlDN180WDdraGxtdUg3cVEifQ.eyJuYmYiOjE1OTkwNjk0NTQsImV4cCI6MTU5OTA3MzA1NCwiaXNzIjoiaHR0cHM6Ly9ndXJwcmVldHVpcGF0aC9pZGVudGl0eSIsImNsaWVudF9pZCI6ImdlbmVyYXRlZENsaWVudCIsImF1ZCI6IklkZW50aXR5U2VydmVyQXBpIiwic2NvcGUiOlsiSWRlbnRpdHlTZXJ2ZXJDbGllbnRNYW5hZ2VtZW50Il19.MV9ehC8D5uBcg8PFRb8FPHv05oeFRwZgJURv2GUcmUxvQo3hzdjsxomMXoCHJiNQlqLxqsIzYrgfjwKcpVEchfyWl6HcqKvT_1s8eC3DP9qdrQJtuCrBJqgUcC99v3NaJ6UbdKYVtFDiPlIEetmqsl5ET2Dp0lNxxWle5Zp_p91U-I7SqRHz8lOm0oG0pyKeft53S7jM5Jj2Utr7bLb46ci2cmLgrwsH3Mu7rKOUCtfGHgaNvXoW5XZh9s2OYitZ-XRkCuncjXKoo9pSz7jq8MqVaLnxVRcFrpH2kDRfUew4CMeMJ-lx75maxWyElp9RnxDPykD6wXJAIPFsnuTqQA"^
/L*V "C:\InstallationLogs.log"^
/q
msiexec /i UiPathActionCenter.msi^
HOST_NAME="ACTION_CENTER_HOSTNAME"^
WEBSITE_PORT="444"^
CERTIFICATE_SUBJECT="ACTION_CENTER_HOSTNAME"^
INSTALLDIR="C:\Program Files (x86)\UiPath\ActionCenter"^
APPPOOL_IDENTITY_TYPE="ApplicationPoolIdentity"^
PORT_FIREWALL="1"^
ORCHESTRATOR_URL="https://ORCHESTRATOR_URL"^
IDENTITY_URL="https://ORCHESTRATOR_URL/identity"^
ACTION_CENTER_URL="https://ACTION_CENTER_HOSTNAME:444/"^
IDENTITY_INSTALLATION_TOKEN="eyJhbGciOiJSUzI1NiIsImtpZCI6IkUyNjk3MDQzQjE1Q0QwRDlBMjBCQkZGODVGQjkyMTk2NkI4N0VFQTQiLCJ0eXAiOiJKV1QiLCJ4NXQiOiI0bWx3UTdGYzBObWlDN180WDdraGxtdUg3cVEifQ.eyJuYmYiOjE1OTkwNjk0NTQsImV4cCI6MTU5OTA3MzA1NCwiaXNzIjoiaHR0cHM6Ly9ndXJwcmVldHVpcGF0aC9pZGVudGl0eSIsImNsaWVudF9pZCI6ImdlbmVyYXRlZENsaWVudCIsImF1ZCI6IklkZW50aXR5U2VydmVyQXBpIiwic2NvcGUiOlsiSWRlbnRpdHlTZXJ2ZXJDbGllbnRNYW5hZ2VtZW50Il19.MV9ehC8D5uBcg8PFRb8FPHv05oeFRwZgJURv2GUcmUxvQo3hzdjsxomMXoCHJiNQlqLxqsIzYrgfjwKcpVEchfyWl6HcqKvT_1s8eC3DP9qdrQJtuCrBJqgUcC99v3NaJ6UbdKYVtFDiPlIEetmqsl5ET2Dp0lNxxWle5Zp_p91U-I7SqRHz8lOm0oG0pyKeft53S7jM5Jj2Utr7bLb46ci2cmLgrwsH3Mu7rKOUCtfGHgaNvXoW5XZh9s2OYitZ-XRkCuncjXKoo9pSz7jq8MqVaLnxVRcFrpH2kDRfUew4CMeMJ-lx75maxWyElp9RnxDPykD6wXJAIPFsnuTqQA"^
/L*V "C:\InstallationLogs.log"^
/q
IDENTITY_INSTALLATION_TOKEN
と REGISTER_APP_URL
) を渡す必要があります。
以下のコマンド ラインの例では、Action Center のシングル ノード インストールをサイレントにアップグレードしてログ ファイルを生成します。
msiexec /i UiPathActionCenter.msi^
REGISTER_APP_URL="true"^
IDENTITY_INSTALLATION_TOKEN="eyJhbGciOiJSUzI1NiIsImtpZCI6IkUyNjk3MDQzQjE1Q0QwRDlBMjBCQkZGODVGQjkyMTk2NkI4N0VFQTQiLCJ0eXAiOiJKV1QiLCJ4NXQiOiI0bWx3UTdGYzBObWlDN180WDdraGxtdUg3cVEifQ.eyJuYmYiOjE1OTkwNjk0NTQsImV4cCI6MTU5OTA3MzA1NCwiaXNzIjoiaHR0cHM6Ly9ndXJwcmVldHVpcGF0aC9pZGVudGl0eSIsImNsaWVudF9pZCI6ImdlbmVyYXRlZENsaWVudCIsImF1ZCI6IklkZW50aXR5U2VydmVyQXBpIiwic2NvcGUiOlsiSWRlbnRpdHlTZXJ2ZXJDbGllbnRNYW5hZ2VtZW50Il19.MV9ehC8D5uBcg8PFRb8FPHv05oeFRwZgJURv2GUcmUxvQo3hzdjsxomMXoCHJiNQlqLxqsIzYrgfjwKcpVEchfyWl6HcqKvT_1s8eC3DP9qdrQJtuCrBJqgUcC99v3NaJ6UbdKYVtFDiPlIEetmqsl5ET2Dp0lNxxWle5Zp_p91U-I7SqRHz8lOm0oG0pyKeft53S7jM5Jj2Utr7bLb46ci2cmLgrwsH3Mu7rKOUCtfGHgaNvXoW5XZh9s2OYitZ-XRkCuncjXKoo9pSz7jq8MqVaLnxVRcFrpH2kDRfUew4CMeMJ-lx75maxWyElp9RnxDPykD6wXJAIPFsnuTqQA"^
/L*V "C:\InstallationLogs.log"^
/q
msiexec /i UiPathActionCenter.msi^
REGISTER_APP_URL="true"^
IDENTITY_INSTALLATION_TOKEN="eyJhbGciOiJSUzI1NiIsImtpZCI6IkUyNjk3MDQzQjE1Q0QwRDlBMjBCQkZGODVGQjkyMTk2NkI4N0VFQTQiLCJ0eXAiOiJKV1QiLCJ4NXQiOiI0bWx3UTdGYzBObWlDN180WDdraGxtdUg3cVEifQ.eyJuYmYiOjE1OTkwNjk0NTQsImV4cCI6MTU5OTA3MzA1NCwiaXNzIjoiaHR0cHM6Ly9ndXJwcmVldHVpcGF0aC9pZGVudGl0eSIsImNsaWVudF9pZCI6ImdlbmVyYXRlZENsaWVudCIsImF1ZCI6IklkZW50aXR5U2VydmVyQXBpIiwic2NvcGUiOlsiSWRlbnRpdHlTZXJ2ZXJDbGllbnRNYW5hZ2VtZW50Il19.MV9ehC8D5uBcg8PFRb8FPHv05oeFRwZgJURv2GUcmUxvQo3hzdjsxomMXoCHJiNQlqLxqsIzYrgfjwKcpVEchfyWl6HcqKvT_1s8eC3DP9qdrQJtuCrBJqgUcC99v3NaJ6UbdKYVtFDiPlIEetmqsl5ET2Dp0lNxxWle5Zp_p91U-I7SqRHz8lOm0oG0pyKeft53S7jM5Jj2Utr7bLb46ci2cmLgrwsH3Mu7rKOUCtfGHgaNvXoW5XZh9s2OYitZ-XRkCuncjXKoo9pSz7jq8MqVaLnxVRcFrpH2kDRfUew4CMeMJ-lx75maxWyElp9RnxDPykD6wXJAIPFsnuTqQA"^
/L*V "C:\InstallationLogs.log"^
/q
REGISTER_APP_URL
パラメーターの指定は任意です。
以下のように、セカンダリ ノードでの Action Center URL 更新フラグをオフにします。
- サイレント アップグレード - フラグの値を false に設定します (
REGISTER_APP_URL="false"
)。 - 対話型アップグレード - セカンダリ ノードのチェックボックスをオフにします。