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フォルダー
フォルダーは、プロジェクトを別途保存しておくための領域です。それにより、オートメーションとその固有のエンティティ、および組織全体の従業員をきめ細かく制御できるようになります。
Orchestrator リソースは、それぞれ特定のフォルダーに分類されて格納されます。また、テナント レベルで作成され、複数のフォルダーで使用できるグローバル リソースもあります。
テナント リソース |
フォルダー リソース |
---|---|
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|
これらのエンティティは、階層構造内の複数のフォルダーに含められるほか、各フォルダーまたはサブフォルダーに固有のものとすることもできます。Orchestrator では、アクティブ フォルダーに存在するエンティティのみを表示できます。アクティブ フォルダーを切り替えると、そこにあるエンティティとその内容が更新され、それを Orchestrator で確認できます。
ルート フォルダーは専用のパッケージ フィードによって設定できます。その場合、パッケージはフォルダー固有のリソースになります。つまり、他とは分けられて、パブリッシュ先のフォルダー内でのみ使用できるということです。
専用パッケージ フィードを伴うフォルダーは、フォルダー名の下にフォルダー パッケージと表示されます。
Studio では、フォルダー フィードがすぐに表示されない場合があります。表示するには、Orchestrator の接続を更新する必要があります。
アカウントがフォルダー内で持つアクセス権を管理するには、「テナントおよびフォルダーのリソース」に一覧表示されているフォルダー レベルのリソースごとに、必要なフォルダーの権限を含む 1 つまたは複数のフォルダー ロールを割り当てます。
一部のロールは既定では混合ロールですが、作成するカスタム ロール内では、1 種類の権限 (テナントの権限またはフォルダーの権限) のみを使用できます。
多くの場合、許可するアクセス レベルに応じて、複数のロールを組み合わせて使用する必要があります。Orchestrator のアクセス制御モデルについては、こちらをご覧ください。
モダン フォルダーを使用すると、あるフォルダーから実行されるオートメーション ワークフローが、[アセットを取得] などの Orchestrator アクティビティの [Orchestrator のフォルダー パス] パラメーターを使用して、別のフォルダー内のリソースにアクセスすることができます。
Orchestrator Folder Path
パラメーターでは、以下の方法で相対フォルダー パスを指定できます。
/
で始まるパス - 周囲のフォルダーが属するツリーのroot
フォルダーから開始します。.
で始まるパス - 周囲のフォルダーから開始します。..
で始まるパス - パス内のそれぞれの..
について、周囲のフォルダーの階層で 1 つ上のレベルから開始します (例:../
: 1 レベル上の階層、../../
: 2 レベル上の階層)。
../../../Finance
は使用できますが、../../../Accounting
は失敗します。
末尾にスラッシュを付けることはできませんのでご注意ください。
フォルダー内の操作は、以下の 2 つの主要な権限セットによって管理されます。
-
フォルダーのアクセス許可: これらのアクセス許可は、階層のメイン フォルダーまたはルート フォルダーに適用されます。どのユーザーがこれらのフォルダーを作成、編集、または削除できるのかを制御できます。
-
サブフォルダーのアクセス許可: これらのアクセス許可は、子フォルダーまたはサブフォルダーに適用されます。どのユーザーがサブフォルダーを作成、編集、または削除できるのかを制御できます。