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Orchestrator ユーザー ガイド
グリッドをバックグラウンドでエクスポートする
Orchestrator のオブジェクトはそれぞれの専用ページでグリッドに表示されています。グリッドには、そのオブジェクトのステータスの説明に役立つさまざまな列が含まれています。
これらのグリッドをエクスポートしてデータのバッチを取得し、後でダッシュボードやレポートの作成に使用できます。エクスポートの操作はバックグラウンドで行われます。ダウンロードの準備ができると通知が届くので、エクスポートの完了を待たずに Orchestrator の操作を続けることができます。
.csv
です。ダウンロード データには [マイ レポート] ページからアクセスできます。
グリッドをエクスポートできる Orchestrator オブジェクトは以下のとおりです。
- テナント レベル
- 監査ログ
- Test Automation の監査ログ
- フォルダー レベル
- キューのトランザクション
- ログ
- ジョブ
[エクスポート] ボタンをクリックすると、[マイ レポート] ページにグリッドのコピーが作成されます。グリッドに適用されたすべてのフィルターは、エクスポートのコピー内に保持されます。エクスポートの開始時と、エクスポートの完了時、またはエクスポートが失敗した場合は、ポップアップが表示されます。
フィルター処理されたデータのエクスポート
- エクスポートされたレポートでは、[フィルター] メニューで適用されたフィルターのみが保持されます。検索ボックスで実行されるフィルター処理は考慮されません。
$select
、$top
、$skip
、$orderBy
、$count
はキーワードとしてサポートされていないため、使用を避けることを強くお勧めします。代わりに適切なフィルターを使用してください。
エクスポートが完了すると、データがエクスポートされたことを知らせるアラートが送信されます。アラートの表示権限がある場合、レポートはブラウザーの既定のダウンロード場所に、バックグラウンドで自動的にダウンロードされます。ただし、[マイ レポート] ページにアクセスして好きな時にレポートをダウンロードすることもできます。
[マイ レポート] ページには、過去 168 時間 (7 日 x 24 時間) に作成したエクスポートのみが表示されます。168 時間を経過したエクスポートは完全に削除されます。たとえば、ある月の 1 日の 00:00 に作成されたエクスポートは、7 日の 23:59 まで利用できます。
エクスポートを確認するには、上部のナビゲーション バーにある [マイ レポート] アイコンをクリックします。
エクスポートで確認できるプロパティは以下のとおりです。
- エクスポートの種類 - Orchestrator のオブジェクトを参照します。
- [作成日時] - エクスポートを作成した相対時間のタイムスタンプです。
- 作成日時 (絶対時間) - エクスポートが作成された時刻の正確なタイムスタンプです。絶対時間のタイムスタンプはテナントのタイム ゾーンで表示されます。トリガーの次回の実行時刻はトリガーのタイム ゾーンで表示さるため、テナントのタイム ゾーンと異なる場合があります。
- 有効期限 - リストからエクスポートが削除される日付です。レポートは、示された日の 00:00 に削除されます。
これは、レポートがエクスポートされた後にのみ表示されます。
- サイズ - エクスポートのサイズです。これは、レポートがエクスポートされた後にのみ表示されます。
-
ステータス - エクスポート操作のステータスです。
- 新規 - エクスポートが進行中です。
- 完了 - エクスポートが完了しました。
-
失敗 - エクスポートに失敗しました。これは、SQL のタイムアウトまたは低ストレージによって発生する可能性があります。手動でエクスポートをリトライする必要があります。
エクスポートの解決に必要な計算時間は最大 15 分です。それを過ぎると、エクスポートは失敗します。エクスポートをリトライするには、あらかじめデータに追加のフィルターを適用してください。
重要:大量のデータのエクスポートが失敗しないようにするには、次の手順を実行します。
- 対応する Orchestrator オブジェクトの API エンドポイントを使用する必要があります。たとえば、監査ログをエクスポートするには
/odata/AuditLogs/UiPath.Server.Configuration.OData.Export
を使用します。
- 生成されるエクスポートの量は、頻度および取得するデータの量の両方の観点で、テナントのパフォーマンスに影響が出る場合があります。パフォーマンスに影響が出る場合、オートメーションが影響を受けないよう、このような要求に対してはスロットルやブロックが行われる可能性があります。
- エクスポートされるデータの量を減らすには、フィルターを適用します。
- 対応する Orchestrator オブジェクトの API エンドポイントを使用する必要があります。たとえば、監査ログをエクスポートするには
.csv
ファイルが含まれます。
.zip
ファイルと .csv
ファイルの名前は、以下の命名規則に従います。
エクスポートされるオブジェクトの種類 |
ファイルの命名規則をダウンロードする |
---|---|
キューのトランザクション |
{queue-name}-items-{export-date}-{export-timestamp}-{export-id} |
監査ログ |
audit-logs-{export-date}-{export-timestamp}-{export-id} |
ログ |
robot-logs-{export-date}-{export-timestamp}-{export-id} |
ジョブ | jobs-{job_folder_key}-{export-date}-{export-timestamp}-{export-id} |
場所:
- {queue_name} - エクスポートされるキュー アイテムを含むキューの名前です。
-
{job_folder_key} - ジョブ グリッドがエクスポートされるフォルダーの ID です。
- {export_date} - エクスポートが作成された日付です。形式は
yyyy-MM-dd
です。 - {export_timestamp} - エクスポートが作成された時刻です。形式は
HH-mm-ss-fff
です。 - {export-id} - エクスポートの ID です。
audit-logs-2023-01-27-12-29-40-843-24.zip
のようになります。
エクスポートされるレポートの時刻の列は、テナントのタイムゾーンで表されます。
適切な権限があれば、作成したすべてのエクスポートは [アラート] ページに記録されます。完了したエクスポートは重要度 Info でログ記録され、失敗したエクスポートは重要度 Error でログ記録されます。
既定では、完了または失敗したエクスポートに関するアラート メールが届きます。アラートの配信を停止するには、[アラートの設定] ページに移動して [エクスポート] オプションの選択を解除します。
詳しくは、「アラート」をご覧ください。