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Orchestrator ユーザー ガイド
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Last updated 2024年10月17日

クラシック フォルダーとモダン フォルダー

Orchestrator の Active Directory との連携機能と組み合わせて使用するモダン フォルダーは、規模が大きい場合でも、組織の有人オートメーションのデプロイの迅速かつ便利な管理を可能にします。

Active Directory の連携により、個々のディレクトリ ユーザーまたはディレクトリ グループのロボットのアクセスや Orchestrator のアクセスは、ディレクトリのグループのロールによって管理されています。各ユーザーを手動で作成したり、権限を個別に管理したりする必要はありません。

モダン フォルダーで使用できる階層構造を使用すると、組織構造に合わせて Orchestrator エンティティを整理およびグループ化でき、カスタム ロールの割り当てを使用して、必要なリソースのみにユーザー/グループへのアクセス権を付与できます。

これにより、すべてのユーザーが使用できるマシンからログインし、すぐにアクセスできるロボットを使用可能にして、アクセスを許可されたすべてのプロセスを実行できるようになります。組織内の変更 (たとえば、新規採用、部門の異動など) は、ディレクトリ内でのみ更新する必要があります。

機能の比較

 

クラシック フォルダー

モダン フォルダー

AD でユーザーの情報を一元管理

利用可能

利用可能

AD 資格情報を使用した SSO

利用可能

利用可能

ロボットの自動管理

利用できません。

利用可能

ライセンスの自動割り当て

利用できません。

利用可能

階層フォルダー構造

利用できません。

利用可能

きめ細かい権限

利用できません。

利用可能

ジョブの再起動

利用可能

利用可能

長期実行のワークフロー

利用可能

利用可能

  1. インポートされた Active Directory ID は、ディレクトリ データベースと直接照合されます。Orchestrator インスタンスでディレクトリを複製する必要はありません。
  2. Active Directory で構成された資格情報のセットを使用して、Orchestrator にアクセスします。
  3. インポートした Active Directory グループのロボットやユーザーを自動的に作成します。
  4. 自動的に作成されたロボットにライセンスの種類を割り当てます (手順 3)。
  5. 機能的な観点から Orchestrator インスタンスのユーザー レイヤーをより適切に整理します。
  6. システムの制御を分割し、フォルダー レベルごとにきめ細かくアクセス権を付与することにより、インスタンスのユーザー レイヤーのセキュリティを強化します。
  7. 以前の実行設定を維持したまま、終了したジョブを再実行します。
  8. 論理的なフラグメント化または人間の介入を必要とする長時間実行されるワークフローをスムーズに実行できます。
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