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ライブ ストリーミングとリモート制御をトラブルシューティングする
ここでは、ライブ ストリーミング時や、実行中の実行をリモート制御する場合に発生することがある問題について説明します。
以下のすべてのシナリオでは、ロボットはライブ ストリーミングおよびリモート制御システムに接続せず、セッションが開始されません。操作が最大時間 (約 1 分間) リトライされた後、エラーが表示されます。エラーの詳細は、接続が失敗したマシン上のロボット ログで確認できます (ジョブ ログには記録されていません)。
TightVNC がインストールされていない場合、セッションを開始できません。あらかじめ TightVNC をダウンロードしてインストールしておいてください。重要: [Register TightVNC Server as a system service] ([TightVNC Service configuration] にあります) はオンにしないでください。このオプションがオンになっていると、セッションを開始する要求が無視されます。
現在サポートされているバージョンは 2.8.75 です。
TightVNC が Portable としてインストールされている場合、ロボットは TightVNC を検出できません。
UIPATH_TIGHTVNC_EXE_PATH
環境変数に tvnserver.exe
を含むフル パスを設定します。
ライブ ストリーミングおよびリモート制御セッションが終了すると、TightVNC は自動的に閉じられます。セッションを開始しようとしたときに、ロボットが TightVNC が実行中であることを検出すると、要求は無視されます。
TightVNC の現在開いているインスタンスを閉じる必要があります。
ジョブが [実行中] ステータスに移行した直後にライブ ストリーミングとリモート制御セッションを開始すると、ロボットの開始準備がまだできていない場合があります。
しばらくすると、要求を処理してライブ ストリーミングを開始できるようになります。
ライブ ストリームを開始したときに画面に画像が表示されない理由はいくつか考えられます。
一部のジョブは、オートメーションの UI を開くよう求める前に特定のアクションを実行します。この場合、開かれるライブ ストリーミング セッションは空白になります。この結果、Windows ロボットではデスクトップが表示され、Linux Unattended ロボットと Automation Suite ロボットでは黒い画面が表示されます。
セッションをもう一度開いてみてください。
Linux Unattended ロボットでは、ライブ ストリーミングとリモート制御が適切にサポートされません。そのため、このような操作には使用しないことをお勧めします。
代わりに Automation Suite ロボットを使用してみてください。
ネットワーク通信に問題が発生すると、ライブ ストリーミング セッションが停止する可能性があります。セッションが停止した場合、クライアントは自動的に接続を再試行します。再試行は充分高速に実行されますが、読み込み画面がごく短時間表示されることがあります。
そのセッション内でリモート制御も有効化していた場合は、接続の再確立後にリモート制御を再度有効化する必要があることに注意してください。これは、再接続すると、セッションがライブ ストリーミングのステートで開かれるためです。
しばらくすると、セッションは破棄されます。ただし、ウィンドウを閉じれば、Orchestrator からセッションを手動で再開できます。
- ライブ ストリーム ウィンドウに「接続中...」と表示されるが接続が確立されていない
- TightVNC がインストールされていない
- TightVNC のバージョンが間違っている
- TightVNC が Portable アプリとしてインストールされている
- TightVNC が既にマシン上で起動している
- 同じ高密度マシン上の別のユーザーが既にセッションを開いている
- ライブ ストリーム セッションが遅れて接続される
- ライブ ストリーミングの画像が遅れる
- 空白の画面が表示される
- オートメーションの UI が開始されていない
- Linux 環境のロボットを使用している
- モニターが接続されていない物理マシンを使用している
- RDP から切断された
- 実行中のセッションが切断された
- 別のユーザーが既に接続していることを示すエラー メッセージが表示される