orchestrator
2023.10
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Orchestrator ユーザー ガイド

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
最終更新日時 2024年10月17日

パッケージを管理する

パッケージ バージョンをダウンロードする

  1. [パッケージ] ページで、[バージョンを表示] ボタンをクリックします。[パッケージ バージョン] ウィンドウが表示されます。


  2. [その他のアクション] > ダウンロードするパッケージ バージョンの [パッケージをダウンロード] ボタンをクリックします。パッケージは .nupkg 形式で、ブラウザーで設定した既定の場所にダウンロードされます。こちらから、別の Orchestrator インスタンスへアップロードできます。
    注: ローカル フィードを使用し、パッケージに対する [表示] 権限を持っている場合のみ、[ダウンロード] ボタンが有効化されます。

パッケージを Orchestrator に手動でアップロードする

注:

タグ付きのパッケージを手動でアップロードするには、タグの作成権限が必要です。タグの作成権限がない場合、パッケージはタグなしでアップロードされます。

  1. [パッケージ] ページで、[アップロード] ボタン docs image をクリックします。[パッケージを追加] ウィンドウが表示されます。
  2. [参照] をクリックして、Orchestrator にアップロードするパッケージ (拡張子 .nupkg) を選択します。
  3. アップロードされる以前のバージョンのパッケージを使用しているプロセスをすべて表示するには、[アップグレードできるプロセスを確認する] を選択します。


  4. [アップロード] をクリックします。パッケージが Orchestrator にアップロードされ、[パッケージ] ページに表示されます。[アップグレードできるプロセスを確認する] オプションを選択した場合は、新しいパッケージ バージョンへのアップグレードが可能なプロセスのリストを示す [複数のプロセスをアップグレード] が表示されます。


  5. チェックボックスを使用して、アップグレードするプロセスを選択し、[アップグレード] をクリックします。選択したプロセスが新しいパッケージ バージョンに更新され、ウィンドウが閉じます。パッケージ バージョンのみが更新されます。プロセス パラメーターやエントリ ポイントをカスタマイズする必要がある場合は、プロセスを編集します。

パッケージを削除する

Orchestrator からパッケージを削除できるのは、対象のパッケージのすべてのバージョンが削除されている場合のみです。パッケージ バージョンは、[非アクティブ] の場合 (つまり、プロセスにデプロイされていない場合) に削除できます。

  1. [パッケージ] ページで、[バージョンを表示] ボタンをクリックします。[パッケージ バージョン] ウィンドウが表示されます。


  2. 1 つ以上のバージョンを選択して、[削除] をクリックします。または、[その他のアクション] > 削除するパッケージ バージョンの [削除] をクリックします。選択したパッケージのバージョンが削除されます。
  3. [すべての非アクティブを削除] をクリックすると、選択したプロセスの非アクティブなバージョンがすべて削除されます。パッケージ バージョンがプロセスの一部になっている (アクティブになっている) 場合には、そのバージョンは削除されません。すべてのバージョンが非アクティブの場合には、すべて削除されます。

1 つのパッケージ バージョンのリリース ノートを表示する

  1. [ライブラリ] ページで、[バージョンを表示] をクリックします。[パッケージ バージョン] ウィンドウが表示されます。
  2. [バージョン] タブにライブラリのパッケージ バージョンがすべて表示されます。
  3. 目的のバージョンで、[その他のアクション] > [リリース ノートを表示] をクリックします。[リリース ノート] ウィンドウが表示されます。該当するバージョンについて Studio で追加されたノートを確認できます。


また、Studio で追加されたノートや、各パッケージ バージョンで使用されている Windows アプリケーションがアルファベット順に表示されます。識別できないアプリケーションがパッケージで使用されている場合、「不明なアプリ」というエントリが表示され、識別できないアプリの数がサフィックスとして括弧内に示されます。アプリケーションを取得できない場合は、「このパッケージのアプリを取得できませんでした」というメッセージが表示されます。これは、ほとんどの場合、次のいずれかの理由によるものです。

  • お使いの Studio が 2023.2 より前のバージョンである。

  • お使いの Studio のバージョンは 2023.2 だが、ガバナンス ルールが適用されておりこの情報のログ記録が防止されている。

  • パッケージが外部フィードからアップロードされている。この情報は内部フィードのパッケージでのみ提供できます。

  • パッケージでアプリケーションがまったく使用されていない。

これらの詳細は、基になるパッケージの [プロセス] ウィンドウにも表示されます。
docs image

[リリース ノート] ウィンドウからパッケージ バージョンを手動でダウンロードすることもできます。このプロセスは、[バージョン] タブからのダウンロードに類似しています。

すべてのパッケージ バージョンのリリース ノートを表示する

  1. [パッケージ] ページで、[バージョンを表示] ボタンをクリックします。[パッケージ バージョン] ウィンドウが表示されます。
  2. [変更ログ] タブをクリックします。ライブラリのすべてのパッケージ バージョンを確認できます。また各バージョンに対応するリリース ノートを表示して、バージョン間の変更内容を確認することもできます。


[変更ログ] タブからパッケージ バージョンを手動でダウンロードすることもできます。このプロセスは、[バージョン] タブからのダウンロードに類似しています。

パッケージの引数を確認する

  1. [パッケージ] ページで、[バージョンを表示] ボタンをクリックします。[パッケージ バージョン] ウィンドウが表示されます。
  2. 目的のパッケージのバージョンの [その他のアクション] > [引数を表示] をクリックします。選択したパッケージ バージョンの入力パラメーターと出力パラメーターが表示されます。プロセスを管理するジョブを管理するトリガーを管理する編集可能なのは、プロセス、ジョブ、トリガーのレベルのみです。

パッケージにタグを追加する

Studio で設計時に、タグをパッケージに適用することができます。タグをパッケージに追加する方法について詳しくは、『Studio ガイド』の「オートメーション プロジェクトのパブリッシュについて」をご覧ください。

Orchestrator からパッケージのタグを変更することはできません。タグは、各パッケージ バージョンに固有です。Orchestrator の [パッケージ] ページで、アクティブか非アクティブかに関係なく、最新のパッケージ バージョンに固有のタグを確認できます。

パッケージからタグを削除する

Studio で設計時に、パッケージからタグを削除することができます。タグをパッケージから削除する方法について詳しくは、『Studio ガイド』の「オートメーション プロジェクトのパブリッシュについて」をご覧ください。

Orchestrator からパッケージのタグを変更することはできません。タグは、各パッケージ バージョンに固有です。Orchestrator の [パッケージ] ページで、アクティブか非アクティブかに関係なく、最新のパッケージ バージョンに固有のタグを確認できます。

パッケージを確認する

パッケージ バージョンに含まれる任意の .xaml ファイルのグラフィカル表現を、Studio の [デザイナー] パネルと同様の方法で表示および探索できます。この機能により、開発者と Orchestrator の管理者間のよりスムーズな連携が可能になります。
注:

この機能を使用して、コンパイルされたパッケージを確認することはできません。

  1. [パッケージ] ページでは、パッケージの横の [パッケージを確認] をクリックします。[パッケージを確認] ウィンドウが表示され、ここで選択したパッケージのすべてのバージョンにアクセスできます。
  2. 詳細を確認するバージョンをクリックします。プロジェクトで利用可能なすべての .xaml ファイルが、プロジェクト作成者、説明、および Orchestrator にアップロードされた日付とともに表示されます。Studio でメインに設定された .xaml ファイルは、それがわかるようにここでマークされます。また、[依存関係] セクションにはプロジェクトの依存関係が表示されます。
  3. .xaml ファイルをクリックします。ワークフローが表示されます。
  4. 選択したファイルで使用できるすべての変数、引数、またはインポートを表示するには、[変数][引数]、または [インポート] ボタンをクリックします。Studio で使用できるパネルに似た、対応するパネルが表示されます。


  5. 任意の範囲をダブルクリックして、ワークフローのフォーカスされたビューを表示します。


  6. [すべて展開] をクリックすると、ワークフロー セクションの詳細を確認できます。
  7. アクティビティをクリックして、そのプロパティを表示します。プロパティの値をコピーすることもできます。


詳細は、「フィールドの説明」ページの前述の各フィールド、ボタン、およびパネルで参照できます。

パッケージとワークフローを比較する

選択した 2 つのパッケージ バージョン間の差異を確認できます。追加、編集、削除された .xaml ファイルや、フォルダーまたは依存関係リストの変更個所を知ることができます。ワークフロー .xaml ファイルの 2 つのバージョンを選択し、それらを並べて表示して比較することもできます。この機能により、Orchestrator の管理者は Studio にアクセスすることなく、パッケージやワークフローの変更内容を確認できます。

ここでは、最初にパッケージ バージョン レベルでの差異の表示方法、次にワークフロー ファイル レベルでの差異の表示方法を説明します。



ステップ バイ ステップの手順は以下のとおりです。

  1. [パッケージ] ページで、パッケージの横の [パッケージを確認] をクリックします。[パッケージを確認] ウィンドウが表示されます。選択したパッケージのすべてのバージョンにアクセスできます。
  2. パッケージ バージョンのリストの上にある比較ボタン docs image をクリックして、比較モードに切り替えます。各パッケージ バージョンの前にチェック ボックスが表示されます。
  3. 比較するパッケージ バージョンのチェック ボックスを選択します。一度に 2 つのパッケージ バージョンだけを比較することができます。
    2 つのパッケージ バージョンに対応している、同じ .xaml ファイルを比較することもできます。そのためには、一度に一つずつパッケージを展開してからワークフロー ファイルを選択します。
  4. パッケージ バージョンのリストの下にある [比較] ボタンをクリックします。このボタンは、チェックボックスを 2 つ選択すると使用できるようになります。[比較] ウィンドウが開き、最後に選択したバージョンのワークフロー ファイルに対する比較結果のリスト、およびプロジェクトの作成者と説明が表示されます。Studio でメインに設定されたワークフロー ファイルは、それがわかるようにここでマークされます。また、[依存関係] セクションにはプロジェクトの依存関係が表示されます。

    前のステップで比較するワークフロー ファイルを選択した場合、2 つのワークフローが、より新しいバージョンのファイルを左側にして、並べて表示されます。

  5. ウィンドウの右上隅にあるいずれかのオプションを選んで、表示する差異を絞り込むことができます。
    • [すべて] - 比較するパッケージ バージョンまたはワークフロー ファイル間の差異をすべて表示します。これは既定で選択されるオプションであり、すべての差異の概要が表示されます。
    • [追加済み] - パッケージ バージョンに追加されたファイル、フォルダー、依存関係、または [比較中] ウィンドウに表示されているワークフロー ファイルに追加されたコンテナー、矢印、アクティビティが緑色に強調表示され、それぞれの正確な数も表示されます。
    • [変更済み] - パッケージ バージョン内で変更されたファイル、フォルダー、依存関係、または [比較中] ウィンドウに表示されているワークフロー ファイル内で変更されたコンテナー、矢印、アクティビティ、プロパティまたはプロパティの値が黄色に強調表示され、それぞれの正確な数も表示されます。
    • [削除済み] - パッケージ バージョンから削除されたファイル、フォルダー、依存関係、または [比較中] ウィンドウに表示されているワークフロー ファイルから削除されたコンテナー、矢印、アクティビティが赤色に強調表示され、それぞれの正確な数も表示されます。



  6. 結果のリストのワークフロー ファイルの横にある 比較 ボタン docs image をクリックします。2 つのワークフローが、最も古いバージョンのファイルを左にして、並べて表示されます。各ワークフローは、別々にスクロールできます。2 つのバージョンのパッケージ間で、コンテナー、矢印、アクティビティの各レベルでファイルに加えられたすべての変更が、以下のように色分けして強調表示されます。
    • 追加されたコンテンツは緑
    • 編集されたコンテンツは黄
    • 削除されたコンテンツは赤



      アクティビティや矢印の位置など、ワークフロー レベルでの変更が軽微なものに限られる場合は、ロジックは変更なしと通知されます。

  7. (コンテナーの場合のみ) コンテナー アクティビティをダブルクリックします。[比較中] ウィンドウに、両バージョンのパッケージに存在するアクティビティだけが表示され、それらのアクティビティについて重点的に確認することができます。ワークフロー ファイルのいずれか一方だけに存在するアクティビティは、そのワークフローの側に表示されます。コンテナーからワークフローに戻るには、階層リンクをクリックします。


  8. いずれかのアクティビティをクリックすると、そのプロパティに対する変更が表示されます。2 つのバージョンのパッケージ間でアクティビティに加えられたすべての変更が、前述の方法で強調表示および色分けされます。

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