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2022.4
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Insights

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最終更新日時 2024年12月10日

アップグレード

重要:
  • このページの情報は、Insights v2021.10 の公開後に HW/SW の仕様に関して発生した変更です。Insights v2021.10 では Windows マシンが 1 台必要ですが、Insights v2022.4 では Windows マシンと RHEL 8.2-8.5 の Linux マシンが 1 台ずつ必要になります。
  • お客様が 4 月のリリースより前のバージョン (23.10.3、23.4.6 など) で GPG キーを使用している場合は、初期インストールを実行したのと同じアカウント/ユーザーを使用してアップグレードするか、新規インストールを実行する必要があります。

v2021.10 では、Insights の Windows マシンでは Looker の Linux コンテナーをホストする Docker が実行されていました。しかし、v2022 以降は、Windows OS に Linux コンテナーをネストするために使用するドライバー (LCOW) が、Microsoft によってエンタープライズ アプリケーションとしてサポートされなくなりました。その結果、デプロイ アーキテクチャを変更する必要が発生しました。現在は、2 台のマシン (UiPath Insights コンポーネントを実行する Windows マシン 1 台と Looker コンテナーを実行する Linux マシン 1 台) が必要です。この変更により、UiPath 製品の実行に必要なコンポーネントについて、OS ベンダーのエンタープライズ サポートが利用できるようになりました。Linux OS のサポート対象のバージョンは、Automation Suite がサポートするバージョンと同じです。

概要

インストール パッケージを使用して Insights を最新バージョンにアップグレードできます。

注:

v2021.10 から v2022.4 にアップグレードする場合は、v2022.4 にアップグレードする前に、「v2022.4.0 へのアップグレードのクイック ガイド」で以前の製品バージョンとの機能比較をご確認ください。

2021.4 以前のバージョンからアップグレードする場合は、新しいバージョン (例: v2022.4) のインストールを完了し、カスタム式とダッシュボードの作成が完了するまで、Insights を有効化したままにしておいてください。

データベースが大きい場合は、スクリプトを使用して RobotLog にインデックスを手動で作成することを検討してください。大きなデータ セットにインデックスを作成する必要がある場合、Insights データベースの移行中にインストールが失敗することがあります。

チェックリスト

アップグレード プロセスを開始する前に、以下の項目を確認し、ご自身のアップグレードのシナリオに応じた対応を行ってください。

タスク説明
利用可能 システム要件を確認する ハードウェアおよびソフトウェアの要件
利用可能 データベースのバックアップ データベースがバックアップされていることを確認します。
利用可能 v2022.4 へのアップグレードにおける機能比較を確認する v2022.4.0 へのアップグレードのクイック ガイド

v2021.4 以前のバージョンから v2022.4 にアップグレードする

v2021.4 以前のバージョンから v2022.4 にアップグレードするには、以下のチェックリストの項目を満たしていることを確認してください。

タスク説明
利用可能 データベースのバックアップ v2021.10 よりも前のアップグレードの場合、データベースがバックアップされていることを確認します。
利用可能 無効化済みのテナントのデータを以前のインストールから取得する 無効化されたテナントのデータでレポートを作成する必要がある場合は、Insights 管理ツールでそれらのテナントを最初に有効化してください。
重要: このデータは、Orchestrator と Insights の両方でアップグレード プロセスを開始する前にのみ取得できます。無効化されたテナントの履歴データは、アップグレード後には利用できません。

v2021.10 から v2022.4 にアップグレードする

タスク説明
同じアカウントを使用して Windows マシンにログインするLookerPreInstallationTool は、Windows ユーザー ID を使用して元の Looker のパスワードとボリュームを検証・エクスポートします。
LookerPreInstallationTool を実行し、Looker のボリュームをエクスポートするInsights Linux マシンで Looker をアップグレードする場合は、Insights Windows マシンからプレインストール ツールを実行して ZIP ファイルを生成します。Looker-initialization.sh スクリプトを実行するのと同じ手順を使用します。

Looker プレインストール ツールに関する、こちらのセクションの手順 7 に従って Looker のデータ (ダッシュボード、ビュー、アプリの設定) をエクスポートし、ダッシュボードを Insights Linux マシンに移行できるようにします。Windows マシンで Looker ファイルを生成する方法について詳しくは、こちらをご覧ください。

Insights のアンインストールおよび再インストール時の考慮事項

重要: Insights を v2021.4 または v2021.10 から v2022.4 にアップグレードする場合は、以下のアクション項目を考慮してください。のバージョンにアップグレードします。

Insights の新しいバージョンにアップグレードするには、最新のバージョンをインストールしてから、古いバージョンをアンインストールする必要があります。

  • Orchestrator と Insights の両方のバージョンが一致している必要があります。たとえば、v2022.4 の Orchestrator にアップグレードした場合は、同じバージョン (v2022.4) の Insights を実行する必要があります。こうすることで、これらの 2 つの UiPath 製品間で適切な通信が確立されます。
  • 既存のインストールとは別のマシンに、新しいバージョンの Insights をインストールする必要があります。
  • Orchestrator が新しい Insights マシンの場所をポイントしていることを確認します。この手順では、新しい ID インストール トークンを入力する必要があります。ホスト テナントとしてログインすると、UiPath ID 管理ツールを使用してインストール トークンを生成できます。


v2021.10.0 以降のバージョンからアップグレードする場合は、LookerPreInstallationTool を使用して Looker のボリュームをエクスポートし、Looker の初期化中にそれをインポートすることによって、古い Insights マシンからダッシュボードを移行します。

重要: Insights v2022.4 を新しいマシンにインストールすると、新しいバージョンへの接続をセットアップした後は古いバージョンの Insights にアクセスできなくなりますのでご注意ください。

新しいカスタム ダッシュボードと式に問題がなければ、古いバージョンの Insights をアンインストールできます。

重要: Insights の新しいバージョンをインストールすると、以前のインストールにはデータが流れなくなります。

UiPath Insights のインストール パッケージを開き、ライセンス契約の内容に同意します。[Orchestrator の設定] にアクセスしたら、インストール トークンを [ID インストール トークン] に貼り付けます。

[アップグレード] をクリックして続行し、データベースをバックアップしたことを確認します。これでマシンに Insights がインストールされます。

Insights へのアクセスには、インストール時に設定したマシン URL を使用します。

重要: v2021.4 以前のバージョンからアップグレードする場合、古いダッシュボードを使用して新しいバージョンの Insights でカスタム式やダッシュボードを作成することは可能ですが、これらのダッシュボードには新しいデータが流れてきません。

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