Google Cloud Platform の移行手順

お使いの Google Cloud Platform (GCP) インスタンスを移行するには、以下の手順に従います。

1. オンプレミス環境を 2023.4 にアップグレードします。既にバージョン 20223.4 以降を使用している場合は、この手順をスキップしてください。 詳しくは、「オンプレミスからクラウドに移行する」の手順 1 をご覧ください。
2. GCP アカウントに新しい SQL Server を作成します。
3. クラウド環境で、新しいテナントを作成します (以降はクラウド テナントと呼ばれます)。 テナント キーは後で必要になるため、メモしておいてください。
4. UiPath の Orchestrator 移行ツールを使用して、Orchestrator のデータをオンプレミス テナントからクラウド テナントに移行します。この手順が完了したら、Orchestrator のページに移動し、クラシック フォルダー、マシン、キューを含むすべてのフォルダーがクラウドに移行されていることを確認します。
   メモ： 一部のエンティティ (プロセス、キューなど) がクラウド上にない場合は、オンプレミスの名前で手動で作成する必要があります。 不足しているエンティティを作成しない場合は、削除されたものと見なされ、それに応じて処理が続行されます。
5. Insights データベース(DB) を新しい SQL Server に移行します。 これは、 SQL Server のインポート/エクスポート機能を使用して行うことができます。 少なくとも次の 7 つのテーブルを移行しておく必要があります。
   • dbo.__MigrationHistory
   • dbo.JobEvents
   • dbo.Jobs
   • dbo.Jobs
   • dbo.QueueItemEvents
   • dbo.QueueItems
   • dbo.RobotLogs
   • dbo.Tenants
   メモ： DB の照合順序が Latin1_General_CI_ASであることを確認します。
6. DB に接続し、必要なテーブルが存在することを確認します。
7. 許可リストに登録する IP アドレスのリストを UiPath に問い合わせてください。 [接続 ]セクションから [許可されたネットワーク ]に移動して、これらのIPアドレスを許可します。
8. 次の情報を記載した内容の移行リクエストを Customer Portal から送信します。
   • AzureSQL の接続文字列です。
   • オンプレミス テナントのテナント キーです。
   • クラウド テナントのテナント キーです。
   • クラウド テナントのテナント名
   • クラウド環境の組織名です。
   • クラウド テナントのリージョンです。