- リリース ノート
2023 年 4 月
新機能と改良点
Document Understanding プロジェクトで作成された列フィールドと標準フィールドの両方で、[フィールド名] と [フィールド ID] を利用できるようになりました。フィールド名はフィールドの表示名であり、大文字、空白、任意の種類の文字を使用できます。フィールド ID は、フィールド名に基づいて自動的に生成されます。フィールド名はユーザーが作業しやすくするためのものであり、フィールド ID は事前トレーニング済みモデルのトレーニングに使用されます。
[データセット診断] メニューの [計算機能] タブに新しいオプションを追加しました。[計算機能] タブを使用すると、作成したドキュメントの種類に関する情報を変更できます。更新できるフィールドは、[すぐに使えるドキュメントの種類]、[言語の数]、[レイアウトの数] です。[計算機能] タブで行った変更は、データセット全体のサイズと精度に影響するため、ラベル付けされたトレーニング データがさらに必要になる場合があります。
Document Manager セッション内で利用可能な検索オプションのデザインを一新し、ドキュメントの検索/フィルター処理をさらに行いやすくしました。
v23.4 以降の ML パッケージで、Frozen Backbone (フリーズしたバックボーン) を使用してトレーニングできるようになりました。この新しいアプローチでは、400 ページ未満のサイズが小さいまたは多様性の低いトレーニング セットの場合に、素早くトレーニングを実施してより良い結果を得ることができます。この挙動は、公式ドキュメントに記載されている新しいトレーニング パイプライン環境変数を使用して上書きできます。
エンドポイント + DocumentClassifier (ドキュメント分類) ML パッケージでの公開 | v23.4.0
DocumentClassifier (ドキュメント分類) ML パッケージに新しいドキュメントの種類を追加し、全般的な改良と数点の軽微なバグ修正を行いました。
エンドポイント + DocumentUnderstanding (ドキュメントの理解) + データ抽出用 ML パッケージでの公開 | v23.4.0
すぐに使える、事前トレーニング済みの新しい ML パッケージを 7 つ追加しました。以下のリストをご覧ください。
- Certificate of incorporation/Good Standing (会社存在証明書)
- Certificate of Origin (原産地証明書)
- Children's Product Certificate (子供向け製品証明書)
- CMS 1500 (米国の医療保険請求フォーム)
- EU Declaration of Conformity (EU 適合宣言書)
- Invoices Shipping (船積送り状)
- Pay slips (給与明細)