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Automation Suite の Data Service ガイド
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Last updated 2024年4月19日

「バッチ」系のアクティビティを使用して CSV からデータをアップロードする

チュートリアルの概要

「バッチ」系のアクティビティは複数の項目を作成、更新、削除するための入力および出力として、エンティティ レコードの List<T> を受け入れて返します。

これらのアクティビティは、1 回の呼び出しで最大 1,000 件のレコードを受け入れることができます。各アクティビティ呼び出しは、サービスの使用状況クォータに対して 1 回の呼び出しとしてカウントされます。

Data Service での「バッチ」系アクティビティの使用方法を理解するには、以下の例をダウンロードしてから、このチュートリアルの各手順を実行してください。例では、2 回の「バッチ」系アクティビティの呼び出しによって、1 つのエンティティに 50 件のレコードを作成します。

ダウンロードした例を実行するには、以下の手順を実行します。

  • UiPath の組織に接続します。
  • テナントで Data Service が有効化されていることを確認します。
  • 例からエンティティを作成します。
  • 対応する Orchestrator テナントを UiPath® のロボットに接続します。
「バッチ」系のアクティビティを含むワークフローには通常、レコードのリストを反復処理して List<T> リストの変数を設定するための [繰り返し (コレクションの各要素)] ループが含まれます。変数はその後、「バッチ」系のアクティビティに入力として渡されます。

データを収集する

States.csv ファイルには、「バッチ」系のアクティビティが Data Service エンティティに追加するレコードが含まれます。

「バッチ」系のアクティビティを実行するには、データと同じフィールドを持つエンティティを作成します。



エンティティを作成する

  1. お使いのテナントの Data Service インスタンスに移動します。
  2. 以下のフィールドを持つ、US States という新しいエンティティを作成します。


ワークフローを作成する

  1. Studio を開き、新しいプロセスを開始します。
    注: Data Service が有効なテナントが UiPath® のロボットに接続されていることを確認します。
  2. UiPath.DataService.Activities パッケージをインストールします。
  3. 前の手順で作成した US States エンティティを Studio のワークフロー内にインポートします。
  4. States.CSV ファイルからデータ テーブルにデータを読み込むには、[CSV を読み込み] アクティビティをドラッグ アンド ドロップします。
    • [読み込み元ファイル] フィールドに、CSV ファイルの名前を入力します。
    • [出力先] フィールドで、データ テーブルの名前を設定します。
  5. バッチ サイズ (すなわち、1 回の呼び出しで変更するレコードの数) を格納する変数を設定します。[代入] アクティビティを使用します。
    注: バッチ サイズは 1,000 件までのレコードに制限されています。1,000 を超えるエントリを変更するには、バッチ サイズを 1,000 に設定します。
  6. レコードのリストを格納する変数を設定します (listUSStates など)。[代入] アクティビティを使用して、リストの型を New <List(Of USStates)> に初期化します。これにより、空のリストが作成され、CSV ファイルのデータを設定できるようになります。


  7. 以前に作成したデータ テーブル (手順 4) の各行を反復処理するには、[繰り返し (データ テーブルの各行)] アクティビティを使用します。
  8. データ テーブルの各行に新しい変数 (すなわち、currState = New USStates) を作成して、US States エンティティのフィールド (StateDateofAdmissionPopulation) の値を設定します。[複数代入] アクティビティを使用します。
  9. listUSStates リストに現在のステートを追加するには、[コレクションに項目を追加] アクティビティを使用します。


  10. 各追加操作の後、リストのサイズが手順 5 で設定したバッチ サイズと同じになったかどうかを確認します。[条件分岐 (if)] アクティビティを条件 listUSStates.Count = batchSize とともに使用します。ワークフローでは、If 条件が満たされるまでレコードが追加され続けます。
  11. リストのサイズがバッチ サイズと一致する場合は、[複数のエンティティ レコードを作成] アクティビティを使用してレコードを作成します。この例では、1 回の呼び出しで 25 件のレコードを作成します。
  12. レコードの各バッチ後にコレクションを消去して、次のバッチのカウントがゼロから始まるようにします。


  13. [繰り返し (コレクションの各要素)] ループの外で、コレクションに残りのレコードがあるかどうかを確認してから、レコードを作成します。

    レコード数がバッチ サイズの倍数でない場合、この最終手順が重要になります。たとえば、コレクションに 80 件のレコードが含まれる場合、25 件、50 件、75 件のレコードは手順 10 の IF 条件を満たします (例のバッチ サイズ 25 の倍数)。残りの 5 件のレコードは、[繰り返し (コレクションの各要素)] ループの外で最後の IF 条件によって解決されます。



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