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Automation Suite の Data Service ガイド
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Last updated 2024年4月19日

スキーマのエクスポートとインポート

概要

スキーマは、すべてのエンティティとチョイス セットのメタデータであり、エンティティ フィールドのデータ型やエンティティ フィールド間のリレーションシップなどの情報を保持します。

スキーマをエクスポートおよびインポートすることによって、開発、テスト、デプロイのアプリケーション ライフサイクル管理のベスト プラクティスを実装でき、テナント間でスキーマをコピーしたり、任意のソース管理ツールを使用してスキーマの変更を追跡したりするなどの機能の使用を検討できます。

スキーマのエクスポートによって、エンティティ メタデータを含む JSON ファイルがローカル マシンにダウンロードされます。さまざまな開発者が自身のテナントにインポートできるようにファイルを共有したり、コミュニティによって開発されたスキーマを自分でインポートしたりすることもできます。

権限

スキーマをエクスポートおよびインポートするユーザーには、以下の管理権限を設定する必要があります。

操作

アクセス許可

スキーマをエクスポート

スキーマの表示

スキーマをインポート

スキーマのカスタマイズ

スキーマの表示

必要な権限の設定方法については、「アクセス権を管理する」をご覧ください。

スキーマをエクスポートする

注:
  • スキーマをエクスポートできるのは、適切な権限を持つユーザーのみです。
  • テナントに存在するすべてのエンティティがエクスポートされます。
  • システム組み込みエンティティと対応するシステム フィールドは、エクスポートから除外されます。

現在のスキーマをエクスポートする手順

  1. Data Service の目的のテナントに移動します。
  2. [インポート/エクスポート] をクリックします。
  3. [スキーマをエクスポート] を選択します。エクスポートの確認を求めるポップアップ メッセージが表示されます。
  4. [確認] をクリックして、エクスポートをトリガーします。スキーマを含む .JSON ファイルがマシンにダウンロードされます。

スキーマをインポートする

注:
  • スキーマをインポートできるのは、適切な権限を持つユーザーのみです。
  • インポートされるスキーマ ファイルの要件は以下のとおりです。
    • 有効であること
    • JSON 形式であること
    • 30 MB 未満であること
  • インポートされたスキーマの [作成者][変更者] フィールドには、インポートを実行したユーザーが入力されます。
  • [作成時刻] と [最終変更時刻] フィールドには、インポートのタイムスタンプが入力されます。
  • インポート プロセスは、一度開始されると停止できません。

テナントにスキーマをインポートする手順

  1. Data Service の目的のテナントに移動します。
  2. [インポート/エクスポート] をクリックします。
  3. [スキーマをインポート] を選択します。スキーマ ファイルを参照して選択できるウィンドウが表示されます。

    注: スキーマ ファイルは、JSON 形式であり、有効でなければなりません。
  4. 重複が検出されない場合は、エンティティは対象のテナントにインポートされます。重複が検出された場合は、[エンティティのインポート] ウィンドウが表示され、重複するフィールドを既存のエンティティに追加するか、重複するフィールドをインポートしないように設定できます。

重複を処理する

スキーマのインポート プロセスでは、テナント内の既存のエンティティ、フィールド、またはチョイス セットが、インポートされたスキーマ内のものと比較されます。

インポートされたスキーマ内で見つかった重複ごとに、以下のオプションが表示されます。

既存の一覧に追加 (既定のオプション)

  • 対象のテナントに存在しないエンティティ フィールドとチョイス セットがインポートされます。
  • プロパティ (名前やデータ型など) が異なるフィールドとチョイス セットを含むエンティティはインポートされません。

インポートしない

  • エンティティは対象のテナントにインポートされません。

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